NHK番組「歴史秘話ヒストリア」のご案内
裁判はじめて物語〜明治の人々はどうしたの?〜



 NHK番組「歴史秘話ヒストリア」で、初代司法卿・江藤新平による近代司法制度誕生の歴史が放送されました。
 番組内で、佐賀県立図書館所蔵の郷土資料が紹介されましたので、ご案内します。
紹介された資料は、司法省達第46号(訴訟についての法令)で、これは、地方官が人民の権利を侵害するようなことをしたときに、人民が裁判所に訴えることができるということを記した法令です。

【番組で紹介された資料】
 〔訴訟についての法令〕
 (江藤家資料929-11)
  ※ 江藤家資料は江藤新平関係の資料群名です。

【参考資料】 
 『NHK歴史発見 15』
 (NHK歴史発見取材班/編、角川書店、平成6年発行)
  ※ 放映された上記資料の〔訴訟についての法令〕が、P171-207に掲載されています。



放送日時  平成21年5月20日(水曜日)22時〜22時43分

放送局   NHK総合テレビ

番組名   「歴史秘話ヒストリア」  ※「その時歴史は動いた」の後番組

番組趣旨  
 江戸時代は裁判という言葉も無く、御上の裁きが絶対。残虐な拷問、自白
の強要、そして罪人となればさらし首、磔も日常化していた。これに異を唱
えたのが、明治新政府の初代司法卿・江藤新平だった。江藤は日本に“人権”
という概念を広め、たとえ罪を犯そうとも等しく公平に裁かれる必要がある
として、日本に司法制度を取り入れた。人々は戸惑いながらも、この裁判と
いう新しい制度を取り入れ、やがて役人の不正までも声高に叫べるようにな
る。しかし明治政府の権力争いの中、江藤自身の身も危うくなっていく。番
組では、裁判員制度が始まる今、裁判が始まった当初の市井の人々の姿を通
して、人が人を裁くということの原点を考える。

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