児童書のおすすめ(12月10日)

 

書名 しょめい :はじめて読むレオナルド・ダ・ヴィンチ
著者  ちょしゃ :石崎 洋司/著

   講談社


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 レオナルド・ダ・ヴィンチといえば、「モナリザ」や「最後の晩餐」で知られる有名な芸術家です。しかし、彼がどんな人だったのか、みなさんは知っていますか。
 レオナルドは、裕福だけど複雑な家庭で育ちました。そして、モデルになれるほどの美少年だったのです。
 画家としてよりも先に、楽器を弾きながら即興で歌う音楽家として有名になりました。ほかにも、科学者であり技術者でもあったことはよく知られていますが、幾何学、物理学、解剖学とあらゆる分野で才能を発揮しました。飛行装置や、人体の解剖図を見たことがあるという人も多いでしょう。まさに天才といえる人でした。
 そんな天才でも、うまくいかない時期もありましたが、自分の信念を曲げず、理想を追求していくことがレオナルドのいちばんの才能だったのかもしれません。
 ルネサンスという激動の時代の中で、文化や科学の最先端を走っていたレオナルド。彼について調べてみませんか。