児童書おすすめ(3月4日)

 

書名 しょめい :ガラスの大エレベーター』(ロアルド・ダールコレクション5)
著者  ちょしゃ :ロアルド・ダール/著 柳瀬尚紀/訳

   評論社


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 あなたの乗ったエレベーターが天井を突き抜け宇宙まで飛んでいったらどうする?ガラスのエレベーターでチョコレート工場に向かうはずのワンカ氏とチャーリー一家でしたが、なんと宇宙まで飛んでいってしまい…。「ガラスの大エレベーター」はそんな奇想天外なお話です。20巻あるロアルド・ダールコレクションの中の1冊で、大人気で映画化もされた「チョコレート工場の秘密」の続編です。

 著者のダールは、子どもたちを寝かしつけるため毎晩いろんなお話をしてあげていました。5人の子どもたちは夢中になり「もっともっと」と先をせがんだそうです。そしてダールは物語を書くようになりました。

 ダールの作品は、思いもよらない展開があり、言葉がおもしろく笑いを誘い、そして何より子どものことが大好きだという思いにあふれています。この本を読んであなた自身が自由に想像を膨らませ、ダールの物語の世界を楽しんでください。