7月23日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月23日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月30日(火曜日)からです。
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『考える力』

 外山 滋比古/著、海竜社/刊、請求記号:141.5/To,79
 内容:自分の頭で誠実に考えたことは独創である、苦難の敵は案外味方である、新しい発見や創造は生活の中にある、苦しみ努力する過程に知的進歩がある…。“思考のみち”を歩いてきたあとをふり返る。
 著者紹介:1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。著書に「思考の整理学」「異本論」など。
 
 

『イレナの子供たち』

 ティラー・J.マッツェオ/著、東京創元社/刊、請求記号:289.3/Se,59
 内容:第二次世界大戦中、ナチス占領下のワルシャワ。命を賭してゲットーから2500人ものユダヤ人の子供たちを救い出した、ポーランド人女性イレナ・センドレルの実像と活動のすべてを描いたノンフィクション。
 著者紹介:アメリカ合衆国生まれ。ノンフィクション作家。コルビー・カレッジで英語の准教授を務める。著書に「シャネルNo5の秘密」「シャンパーニュの帝国」など。


『幸せ運ぶコーヒータイム』

 米山 公啓/著、径書房/刊、請求記号:498.5/Y,84
 内容:肝臓がんを抑制するなど、コーヒーを飲むメリットはたくさんある。医師である著者が健康とコーヒーの関係を解説するとともに、コーヒーの記憶と思い出を綴った、気持ち安らぐ一冊。
 著者紹介:1952年生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。診療を続けながら作家活動を行う。著書に「もの忘れを90%防ぐ法」など。
 

『日本人とくじら』

 小松 正之/著、雄山閣/刊、請求記号:664.9/Ko,61
   内容:日本の国際捕鯨取締条約からの脱退で、国内と世界が騒がしい。国際捕鯨委員会の歴史と国際司法裁判所の敗訴後から脱退まで、日本を取り巻く捕鯨環境について語るとともに、日本各地の捕鯨の町を訪ねる。くじら年表等も収録。
 著者紹介:1953年岩手県生まれ。東京大学農学博士号取得。東京財団上席研究員、一般社団法人生態系総合研究所代表理事、アジア成長研究所客員教授。著書に「世界と日本の漁業管理」など。
 

『サカナ・レッスン』

  キャスリーン・フリン/著、CCCメディアハウス/刊、請求記号:936/F,33
   内容:魚がこわいが、見て見ぬふりをしてきたわたし。近年、日本でも魚が苦手な人が増えてきていると知り、一歩踏み出す決意をする-。築地や料理教室などで苦手な魚に挑んだ体験を、大好きな日本と和食への熱い思いとともに綴る。
 著者紹介:作家、ジャーナリスト、料理家、IACP(国際料理専門家協会)理事。「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」でASJA賞自伝部門を受賞。