9月10日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日9月10日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、9月17日(火曜日)からです。
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『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか

 瀧澤 美奈子/著、ベレ出版/刊、請求記号:405/Ta,73
 内容:創刊に託された思い、SNSとしての役割、当時の科学、宗教と科学の関係、女性科学者の不遇と活躍、記事から見える日本の姿…。150年前に創刊した科学雑誌『NATURE』の当時の記事を読み解き、科学の源流をたどる。
 著者紹介:科学ジャーナリスト。内閣府審議会委員。文部科学省科学技術学術審議会臨時委員。慶應義塾大学大学院非常勤講師。日本科学技術ジャーナリスト会議副会長。著書に「深海の科学」など。
 

『40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか』

 永島 計/著、化学同人/刊、請求記号:491,3/N,22
 内容:夏が暑いのは当たり前。だが、体温以上の「命に関わる危険な暑さ」に人体は対応していけるのか? 「人間の体温調節」のしくみに点を当て、さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす。猛暑を乗り切る知恵が満載。
 著者紹介:1960年兵庫県生まれ。京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。早稲田大学人間科学学術院教授。博士(医学)。


『最後の料理人』

 徳岡 孝二/著、飛鳥新社/刊、請求記号:596.2/To,42
 内容:万事に共通する「和食のカリスマ」の哲学。京都の美味しいもの、美味しい食べ方。白洲次郎、松下幸之助ら時代を彩った著名人たちの知られざる素顔…。京都吉兆会長・徳岡孝二が、平成の終わりに初めて秘話を明かす。
 著者紹介:1936年兵庫県生まれ。17歳から料理人として修業をはじめる。吉兆を経て、株式会社京都吉兆として独立、同会長。
 

『なぜテーマパークでは朝から風船を売っているのか?』

 清水 群/著 、河出書房新社/刊、請求記号:689.5/Sh,49
   内容:テーマパークはただ楽しいだけではない。少し見方を変えれば、そこはビジネスヒントの宝庫。日本の二大テーマパークで働いた著者が、そこから学んだことや、ビジネスに活用できるテーマパークの素を紹介する。
 著者紹介:1981年兵庫県生まれ。株式会社スマイルガーディアン代表取締役。二大テーマパークで接客、機械メンテナンス・設計、安全管、業務改善などを担当してきたテーマパークコンサルタント。


『くらべてわかる北斎vs広重』

 内藤 正人/著、敬文舎/刊、請求記号:721.8/N,29
   内容:浮世絵における、永遠のライバル葛飾北斎と歌川広重。風景表現はどう異なるのか。花鳥版画は質的にはどのような相違があるのか。同一の題材、類似の発想に基づく作品を選び、両者の対比によって絵師や作品を掘り下げる。
 著者紹介:1963年愛知県生まれ。應義塾大学大学院修了(美学美術史学)。同大学文学部教授。同大学アート・センター所長。博士(美学)。国際浮世絵学会常任理事。著書に「浮世絵とパトロン」など。