6月25日の新着図書から

貸出と予約の開始は6月25日(火曜日)
インターネット予約の開始は7月2日(火曜日)です。
 
『前島密の構想力 
明治維新の理念をカタチにした
加来 耕三/著
つちや書店
 “日本郵便の父”前島密は、明治維新の理想であった「いつでも」「何処でも」「誰でも」「自由に」「何処にでも」往来できる社会を具現化した。前島の業績をふり返りつつ、彼の実行力の根幹にあった“構想力”を分析する。
 佐賀県関係では、大隈重信・江藤新平・山口尚芳らの記載がある。
請求番号:289.1/Ma,27
 
    
 
『女王卑弥呼が都した邪馬台国に到る
理系学者が読み解く『魏志』倭人伝』
宮崎 照雄/著
三重大学出版会
 理系学者が自然科学の知識を駆使して、「魏志」倭人伝だけではなく、華夏(中国大陸)に興亡した歴代の王朝の史書および「古事記」「日本書紀」などを読み込んで論考し、文献史学を以て「女王卑弥呼の都」を探索する。
 佐賀県関係では、邪馬台国は吉野ケ里付近ではなかったかとの記載がある。


請求番号:210.27/Mi,88

 
『判例フォーカス行政法』
村上 裕章/編著
下井 康史/編著
三省堂
 行政法判例の学習をスムーズにスタートできるよう、最高裁判所の判決を中心に、121の裁判例をコンパクトに紹介・解説。判例索引、事項索引付き。「はじめての行政法」の姉妹書。
 執筆者の一人である児玉弘氏は、佐賀大学経済学部准教授。
請求番号:323.9/Mu,43
 
    
 
『社会教育と福祉と地域づくりをつなぐ
日本・アジア・欧米の社会教育職員と地域リーダー
松田 武雄/編著
大学教育出版
 社会教育と福祉が結びついた活動を通して地域づくりを行い、それを組織化、あるいはサポートしていく社会教育関係職員や地域リーダーの機能に着目し、日本と各国の諸相を活写。新たな広がりのある職員とリーダー像を描き出す。
 佐賀県関係では、執筆者の一人である上野景三氏は佐賀大学大学院教授。
請求番号:379/Ma,74

 
『庭と建築の煎茶文化
近代数寄空間をよみとく』
尼崎 博正/編著
麓 和善/編著
矢ケ崎 善太郎/編著
思文閣出版
 これまで茶の湯の視座からのみ語られてきた近代数寄空間だが、実は最も大きな影響を与えたのは煎茶文化であった。近代数寄空間を煎茶的要素からよみとき、新たな解釈を提示する。煎茶的要素を含む数寄空間一覧も収録。
 佐賀県関係では、随所に売茶翁(高遊外)についての記述がある。
請求番号:3791.6/A,43