児童書おすすめ(9月5日)



書名 しょめい
:『おとなと子どものための聖書物語』             

著者  ちょしゃ : セリナ・ヘイスティングス/文、

エリック・トーマス/絵、加藤常昭/監修                                                                   


出版社  しゅっぱんしゃ
:フレーベル館
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 皆さんは聖書を知っていますか? お正月には神社に行って、結婚式はチャペルで挙げて、お墓はお寺にある・・・、なんて人も多い日本では、聖書はキリスト教の本だと思っている人が多いかもしれません(自分はそうでした)が、実は違ってユダヤ教やイスラム教でも聖書を大切にしています。聖書は紀元前1,450年頃(およそ3,500年前)から1,000年以上もの間に、さまざまな人々によって書かれたたくさんの本をひとつにまとめたもので、その内容は歴史や詩、預言(神様のお告げ)などいろいろなことが書かれています。堅苦しく思われがちですが、意外とドラマチックに書かれていて、実は結構面白いんです。1,900以上の言語に翻訳され、世界一のベストセラーとしてギネスブックにも載っている聖書。ぜひ、この本を読んで単なる宗教の本ではない聖書の世界に触れてみてください。