お知らせ

google Analitics

お知らせ

おすすめの1さつ


県立図書館けんりつとしょかんのおすすめのほん

小中学生へおすすめ!

児童書のおすすめ本(8月4日)

書名 しょめい : とびきりおいしいおうちごはん 小学生からのたのしい料理

著者 ちょしゃ : 野村 友里/著

出版社 しゅっぱんしゃ :小学館クリエイティブ


 8月4日は、8(栄)と4(養)と読む語呂合わせから、日本栄養士会が定めた栄養の日です。
 私たちは毎日、食事から大切な栄養をとって元気に過ごしています。ふだんは家族に料理を作ってもらっているという人も、自分でごはんを作ってみませんか?
 この本は、はじめて料理をする人でもわかりやすい、簡単でおいしいレシピを紹介しています。調理の手順がすべて絵で表現されているので、まるで絵本を読むように、ワクワクしながら楽しく作ることができます。
 すぐに挑戦できる卵料理をはじめ、卵焼き器で作るたこ焼きや、皮から作るもちもちの水餃子など、作ってみたくなるメニューがたくさん紹介されています。
 さらに、レシピだけでなく、食材の知識や「おいしさ」の仕組みについても学ぶことができます。
 読めば、自然とキッチンに立ちたくなるはず。料理の楽しさを優しく教えてくれる一冊です。

児童書のおすすめ本(7月28日)

書名 しょめい : 走ってくれ、メロス。

著者 ちょしゃ : 海野 さやか/ほか著

出版社 しゅっぱんしゃ : Gakken


 物語には魅力的な主人公が多く登場しますが、読書をしていると、思わず心をひかれる脇役に出会うことがあります。
 表題の 『走ってくれ、メロス。』は、メロスの代わりに人質となったセリヌンティウスの視点で物語が進みます。原作『走れメロス』
(太宰 治/著)ではほとんど語られることのなかった、セリヌンティウスの不安や葛藤が描かれています。
 本書には、この作品を含む五つの短編が収録され、すべて脇役の視点で描かれています。原作を知らない人には親しみやすい導入となり、原作を知る人には新鮮な発見があるかもしれません。視点が変わることで広がる物語の奥行きを楽しめる一冊です。
 これまで青春訳名作シリーズとして、『古事記』や『論語物語』をアレンジした作品も刊行されていますので、シリーズ全体を通して読むのも楽しいですよ。

児童書のおすすめ本(7月21日)

書名 しょめい : 千年先のあなたへ

著者 ちょしゃ :佐藤 まどか/作 佐藤 真紀子/絵 

出版社 しゅっぱんしゃ : BL出版


 主人公の杏の姉・花梨は、神社や寺院の建築•修理を専門とする「宮大工」として働き始めます。厳しい職人の世界へ飛び込んだ姉が心配になった杏は、仕事場へ見学に行くことにしました。そこで杏が目にしたのは、真剣なまなざしで仕事に取り組む姉の姿でした。
 日本最古の木造建築である法隆寺は、千年以上たった今もその姿をとどめています。それを支えているのが、宮大工をはじめとする職人たちが代々受け継いできた伝統の技です。この技は、2020年に「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」としてユネスコの無形文化遺産に登録され、世界で認められました。何代にもわたって職人たちが大切に守ってきたからこそ、私たちは今も千年前の建物を見ることができるのです。
 みなさんも神社や寺院に行ったときは、ぜひ建物の細部まで見てください。きっと、千年先へとつながる職人たちの想いを感じ取ることができますよ。

児童書のおすすめ本(7月14日)

書名 しょめい : 土偶

著者 ちょしゃ : 山田 康弘/著

出版社 しゅっぱんしゃ : スタジオタッククリエイティブ


 土偶は、縄文時代に作られた土を素焼した人形です。表紙にもある、ゴーグルをかけたような遮光器土器は、教科書などで目にしたことがあると思います。土偶と似たものに埴輪がありますが、こちらが作られたのは古墳時代。縄文時代と古墳時代は600~700年ほど間が空いているので、制作時期が違います。ちなみに、その間の弥生時代に栄えたのが、みなさんもご存じの、吉野ケ里遺跡ですね。
 さて、縄文時代は1万年以上も続いたので、土偶の作られた時期や地域によって形や模様が違います。この本は、その変遷や各地域の代表的な土偶について写真やイラストつきで解説しています。なかには、これも土偶? というものも。さまざまな土偶の謎を通して、縄文時代のことも詳しく知ることができる一冊です。
 巻末には、土偶を見ることができる博物館が紹介されています。不思議でユーモラスな土偶を見に出かけてみませんか。

児童書のおすすめ本(7月7日)

書名 しょめい : わたしは書体デザイナー

著者 ちょしゃ : 高田 裕美/著

出版社 しゅっぱんしゃ : Gakken


 著者である高田裕美さんは、書体デザイナー。その人の持つ特性や身体的理由によって文字を読みづらいと感じる人に、少しでも読みやすい書体を届けたいと考え、8年の月日をかけて新しい書体をデザインしました。その思いから生まれたのが、表紙にも使われている「UDデジタル教科書体」です。
 高田さんは、これまでの書体に対して読みづらさを感じている人々に直接話を聞き、制作に活かしました。自分の持っている感覚だけに頼らず、相手の声に耳を傾けることは、何かを作る場面に限らず大切なことかもしれません。
 熱意は実り、読み書きの困難な子どもたちだけでなく、多くの人にとって読みやすい書体が誕生しました。一人ひとり考え方や感じ方が違うからこそ、意見を交わしてより良いものを生み出すことができます。高田さんが書体のデザインを通して学んだ「みんなが話し合ってみんながより幸せになる方法を考えよう」という姿勢があなたにもきっと届くはずです。