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書名 : スマイルサッカー
著者 : ミッチーコーチ・杉山詩音/文 杉山 詩音/文 多屋 光孫/絵
出版社 : 合同出版
誰もが自由にサッカーを楽しむことが出来る! それがスマイルサッカー教室。左の手足が不自由な女の子、主人公のしおんは、そこでのびのびとサッカーを楽しんでいます。この教室は他の教室と違い、最初からできないだろうと決めつけて、しおんを止めることはありません。障がいがあったとしても特別扱いはしないのです。
この教室の特徴は他にもあります。コーチのミッチーが教室に参加するすべての子どもたちのいいところをみつけることで、楽しくサッカーができるように導きます。サッカーを楽しめたという一つの自信が、子どもたちの次のやる気につながるのです。
さて、しおんはこれからどんなことに挑戦していくのでしょう? 障がいのあるなしにかかわらず、みんなが笑顔で生きていける、そしてお互いが分かり合える社会、この絵本がそんな未来を考えるきっかけになるといいなと思います。
書名 : はじめてのファッション 2 自分に似合う色はなに?
著者 :木本 晴美/監修
出版社 : 汐文社
「ファッション」という言葉で思いつくものは何ですか?この本はファッションについて特に色や柄に注目した一冊です。
色とファッションに関係する考え方にパーソナルカラーがあります。パーソナルカラーとは、髪や瞳、肌の色など、その人が生まれ持つ色と調和する色で、色相、明度、彩度の特徴により、春、夏、秋、冬にグループ分けされています。
なかでも色相については、肌の印象に関わるイエローベース、ブルーベースという考え方が取り入れられています。最近では、「イエベ」、「ブルべ」という言葉もよく聞かれますね。自分のパーソナルカラーを知るためにはチャートなどで自己診断したり、プロの診断を受けたりする方法があります。
好きな色を大切にするのもおしゃれのひとつ。そこにパーソナルカラーを取り入れて、自分をさらに魅力的に豊かに表現できるようになり、おしゃれがより楽しくなります。
書名 : みんなが知りたい!ノーベル賞
著者 : ノーベル賞学習研究会/著
出版社 : メイツユニバーサルコンテンツ
みなさんは、「ノーベル賞」を知っていますか?ノーベル賞とは、ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言から創設された栄誉ある賞です。六つの分野に分けられ、歴史的な発明をした人、世界中の人々の心に残る本を書いた人らに贈られます。日本人で受賞した人も数多くいます。
例えば、iPS細胞を発見したことで受賞した山中伸弥さんです。この発見は、たくさんの人の病気やけがを治す画期的なものとしてとても高い評価を受けました。
実は、ノーベル賞受賞に関する推薦内容や候補者の名前は50年間秘密にされているそうです。少し長い気もしますが、公開されるときが楽しみですね。
この本ではノーベル賞の概要だけでなく、受賞者の小話もたくさん載っており、この1冊でノーベル賞について詳しく知ることができます。ぜひ読んでみてください。
書名 : 金曜日のあたしたち
著者 : 濱野 京子/作
出版社 :静山社
入試の失敗で目的を失った陽葵が街角で出会ったのは、志望先だった櫻木学園「環境問題研究会」のスタンディング(デモ活動)。活動する水沢や絢たちに、自分を拒否した高校への劣等感から素直になれない陽葵でしたが、教えられた気候変動のタイムリミットや気候危機の現実に興味をおぼえ自分でも調べ始めます。時々カチンとくるような上から目線の水沢に甘酸っぱい想いが絡んだりしますが、やがてまっすぐに自分たちの未来を考え始めた陽葵には、徐々に仲間が増えていきます。自分たちの未来を自分たちで考えようと文化祭で地球環境の危機をテーマにみんなに訴えることに挑戦します。
陽葵の気持ちよいほどの成長ぶりに加えて、真剣に環境問題に向き合う同級生や櫻木学園の活動家たち。こんな若者たちがいれば地球も少しは救われるかもしれないと思えます。
今の生活を見直しながら陽葵と同世代の人達に読んでほしい1冊です。
書名 : オポッサムはないてません
著者 : フランク・タシュリン/文・絵 小宮 由/訳
出版社 : 大日本図書
これは、いつもニコニコと笑っている、オポッサムというちょっと不思議な生き物のお話です。
ある日、オポッサムが笑顔で木にぶらさがっていると、通りがかった人間たちが、「悲しそうにしていてかわいそうだ」とさわぎはじめます。
人間たちはポッサムを笑わせようとしますが、オポッサムはちっとも悲しくなんてありません。笑顔で木にぶらさがっているだけなのです。自分が悲しくないことを、どんなに説明しても、話を聞いてもらえません。人間たちは、とうとうぶら下がっている木ごと、オポッサムを町へ連れていってしまいました。
オポッサムはどうなってしまうのでしょうか?
何が幸せかは人それぞれで、勝手な思い込みは時に誰かを傷つけてしまうこともあります。
オポッサムと人間たちのまったく伝わらないやり取りがユーモラスで、不思議な後味が残る、幸せについて考えさせられる一冊です。