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県立図書館けんりつとしょかんのおすすめのほん

小中学生へおすすめ!

児童書のおすすめ(11月11日)

書名 しょめい : すべての愛しきLifeへ

著者 ちょしゃ : くすのき しげのり/著 

出版社 しゅっぱんしゃ : 瑞雲舎


 物語の舞台は、小さな町の外れにある「Life」という店。そこは普通の店と違い、働く人もいなければ売りものがあるわけでもありません。店を訪れる人が誰かに使ってもらいたいものにメッセージを添えて置き、代わりに誰かが置いていったものを持って帰ります。そうして誰かの大切な想い出が、次の誰かの幸せへと繋がっていきます。
 そんな「Life」には、子どもから大人までさまざまな人々が訪れます。最愛の人との別れを経験した人も、夢に向かって進む人も、「Life」での交流を通して絶望や迷いの中から希望を見出し、前を向いて一歩を踏み出します。
 人は互いに支え合いながら生きていることを実感させられる一冊です。
 「Life」を舞台にした物語は他にもあります。絵本の『Life』と『Love Letter』もあわせて読んでみてください。「Life」の感動的な世界をより深く味わうことができます。

児童書のおすすめ(11月4日)

書名 しょめい : コクルおばあさんとねこ

著者 ちょしゃ : フィリパ・ピアス/作 アントニー・メイトランド/絵 前田 三恵子/訳

出版社 しゅっぱんしゃ : 徳間書店


 子どものときに読み、大人になっても、もう一度読み返してほしい、この本はそんな物語です。
 主人公は、風船売りのコクルおばあさん。アパートのてっぺんの部屋のくらしは大変だけど、窓からの見晴らしはいいし、はね窓から飼い猫のピーターが大好きな屋上にも出られるので幸せでした。
 ところがある日、ピーターが家出をしてしまいます。ピーターに何があったというのでしょうか。
悲しみと心配で、やせて軽くなってしまったおばあさん。風の強い日に売り物の風船ごと、空に舞い上がってしまいます。
 スリル満点の空の旅は、物語一番の読みどころ。おばあさんと一緒に、煙突が並ぶロンドンの街を見下ろし、空を旅する気分が味わえます。
 気のどくだと思われることが嫌いで、困っていても人を頼らないコクルおばあさん。はたしてピーターと再会できるのでしょうか。何とも意外な結末が待っています。
 猫がつなぐ不思議な出会いの物語。

児童書のおすすめ(10月28日)

書名 しょめい : 魔法屋ポプル「トラブル、売ります♡」

著者 ちょしゃ : 堀口 勇太/作、玖珂 つかさ/絵

出版社 しゅっぱんしゃ : ポプラ社


 幻夢界、魔界、天界。この本には、私たちが住む世界以外の様々な世界が登場します。
 主人公は、幻夢界で魔法ショップを営む、ダメ魔女のポプル。ある日、強力な魔術師ルルゾ・ラルガスが目の前に現れ、仕事を紹介してもらう約束をしたことが波乱の幕開けとなります。ポプルはなんと魔法を失敗し、脱出不可能な牢獄に1万2000年前から閉じ込められていた大魔王たちを、幻夢界に呼び戻してしまうのです。どうにかして、ラルガスとともに大魔王たちをもう一度封印する作戦を考えることに。
 勇敢に戦いを繰り広げる中で、ポプルは何度も挫折を味わいます。しかし、自分で発明した斬新でユーモアいっぱいの魔法道具を巧みに使い、最後まであきらめずに立ち向かっていきます。
 あなたは今、「これだけはいつか絶対かなえたい」という夢はありますか?自分にとって大切な夢を持つ皆さんの背中を後押ししてくれる、魔法屋ポプルシリーズ第1巻です。

児童書のおすすめ(10月21日)

書名 しょめい : データリテラシー入門

著者 ちょしゃ : 友原 章典/著

出版社 しゅっぱんしゃ : 岩波書店


 みなさんは、「データリテラシー」という言葉を知っていますか。データリテラシーとは、一般的にデータをきちんと解釈し活用出来る能力のことと言われています。みなさんも新聞やテレビで、表やグラフなどの統計データを目にする事が多いのではないでしょうか。
 この本には、章ごとに現代社会が抱える課題などについてのデータを紹介しながら、その課題のデータを読み解く上で気を付けるべき点などが書いてあります。
 同じデータでも、見せ方が違うだけで読み手の持つ印象が変わってくることがあります。そのようなときに、しっかりとデータを読み解くための心構えとして、読んでみてください。
 佐賀県でも「さが統計情報館」というウェブサイトで、たくさんの統計データを公開しています。この本を読んで、たくさんのデータに触れてみませんか。

 さが統計情報館(別ウィンドウ)もあわせてご覧ください。

児童書のおすすめ(10月14日)

書名 しょめい : もしもミツバチが世界から消えてしまったら

著者 ちょしゃ : 有沢 重雄/著 中村 純/監修

出版社 しゅっぱんしゃ : 旬報社


 もしもミツバチが世界から消えてしまったら、どんな困ることがあるでしょう? すぐに思い浮かんだのは、ハチミツが食べられなくなるということ。「もう一生食べられませんよ。」なんて言われたらそれは残念です。
 それから、ミツバチには花粉を運ぶという重要な役割があります。花はミツバチに花粉を運んでもらい、ミツバチは花からミツ(食べ物)をもらうという、お互いの利益になる関係がなりたっているそうです。ミツバチのおかげで育った植物は、やがて私たち人間や動物たちの食べ物になったり、道具の材料になったりと欠かせないものになります。
 そんな大事な役割をもつミツバチも、自然環境の変化で減少している恐れがあるそうです。「知らないものは守れない」と、この本には書かれています。守るために、まずは知ることからはじめましょう。