2023年7月の記事一覧

児童書おすすめ(7月25日)




書名しょめい :どうぶつのわかっていること・
    わかっていないこと

                        
      京都大学野生動物研究センター/監修

        小学館集英社プロダクション



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 本やインターネットの情報には、たくさんの「わかっていること」が載っています。みなさんも調べものをする時、身近な道具を使って疑問を解決していると思います。 では「わかっていないこと」はどうしたら知ることができるでしょうか。この本の中にも、動物たちの「わかっていないこと」がたくさん出てきます。 キリンはなぜ声を出さないのか。ゾウの鼻はなぜ犬の何百倍も嗅覚が優れているのか。ユキヒョウはなぜ世界で一番高い所に住んでいるのか。チンパンジーとボノボ、見た目はそっくりなのに性格が全然違っているのはなぜか。 答えのないなぜ?を知る一歩は、仮説を立てて検証することから。もしかしたら…とあれこれ想像をふくらませながら、自由に楽しく読み進めてみて下さい。

児童書おすすめ(7月18日)




書名しょめい :『シリアからきたバレリーナ』                         著者  ちょしゃ: キャサリン・ブルートン/作 尾﨑愛子/訳平澤朋子/絵
     偕成社



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 2021年末時点、世界の難民の数は8,930万人、そのうちシリア難民は680万人。シリアは世界で最も多くの難民を出した国です。(UNHCR:国連難民高等弁務官事務所ホームページより)内戦で住めなくなったシリアを脱出した少女アーヤは、イギリスで難民認定を待っている時にバレエ教室を見つけます。アレッポで暮らしていた頃、バレエが大好きだったアーヤは、そこでの出会いから新しい生活を築いていきます。2021年末時点、世界の難民の数は8,930万人、そのうちシリア難民は680万人。シリアは世界で最も多くの難民を出した国です。(UNHCR:国連難民高等弁務官事務所ホームページより)内戦で住めなくなったシリアを脱出した少女アーヤは、イギリスで難民認定を待っている時にバレエ教室を見つけます。アレッポで暮らしていた頃、バレエが大好きだったアーヤは、そこでの出会いから新しい生活を築いていきます。

児童書おすすめ(7月11日)




書名しょめい :『考えると楽しい地図』                       
著者  ちょしゃ: 今和泉 隆行/著 梅澤 真一/監修

       くもん出版      
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 人々の生活に役立つ「地図」。はじめて正確な地図が作られたのは約200年前、江戸時代のことです。商人だった伊能忠敬の調査隊が実際に日本じゅうを歩いて旅しながら測量し、地図を作りました。最近では地図のデジタル化が進み、Webマップやアプリを使ってスマホなどでいつでもどこでも見ることができます。地図はとても自由な読み物で、どこから読んでも構いません。歴史や産業、観光、防災、まちづくりまで、地図を読みとくと様々な情報が分かります。みなさんは、「決めておいた道順通りにやって来たのに、待ち合わせの場所でお友達と出会えなかった…」という経験はありませんか?この本には、そんな身近な疑問がクイズ形式で紹介されています。本からの学びを実体験と結びづけて考えることができるようになると、あなたの生きた知識となります。ぜひ、今年の夏は、地図をもって遊びに出かけてみましょう。

児童書おすすめ(7月4日)




書名しょめい :『もっと調べる世界と日本のつながり-2- 
    ~アメリカ~』
                         著者  ちょしゃ: 井田 仁康/監修

             岩崎書店
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 今日は令和5年7月4日。日本では七夕まであと3日となりました。一方アメリカでは、連邦政府が定めた祝日「独立記念日」です。今から247年前の1776年7月4日にアメリカ独立宣言が採択され、翌年アメリカの国旗「星条旗」ができました。年代的に日本では江戸時代ごろの出来事です。各地で花火が打ち上げられたり、イベントが開かれたり、家族や友人とピクニックやバーべキューをしたり!アメリカではとても盛り上がる祝日の一つのようです。祝祭ひとつをとっても、宗教や民族によってそれぞれです。同じように暮らしや文化、考え方も多様なかたちがあります。さまざまに人やもの、情報が行き交う世の中で、世界と日本のつながりに目を向けてみてはいかがでしょうか。自分と異なる環境を覗いてみることで、新しい発見や自分自身との向き合い方も変わるかもしれません。