児童書おすすめ(1月16日)
書名 :『絵で見て楽しい! はじめての落語』
著者 :三遊亭楽松/監修 櫻庭由紀子/著
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皆さんは「落語」を知っていますか? 日本の伝統芸能…そう聞くと、なんだか難しい感じがしますよね。でも、そんなことはないんですよ。今回紹介する本は、落語ってなに? という疑問に答えた解説書です。落語の歴史や小道具の名前だけでなく、落語の舞台裏や落語家になる方法まで解説されていて、落語を楽しむための知識がたくさん載っています。読み終わる頃には、「難しそう」なイメージが「面白そう!」に変わっているはずです。この本の中に、「落語家のきもち」というページがあります。落語家さんたちはみんな、「生で落語を聞いてほしい!」と思っているそうです。落語を聞くときは、お客さんたちの反応や場の雰囲気も大事なんだそう。落語に興味が出てきたら、公演や寄席にぜひ行ってみてください。近々公演がなさそうなら、佐賀県立図書館には落語のCDが所蔵されているので、よければそちらも借りてみてくださいね。