児童書のおすすめ(10月14日)
書名 : もしもミツバチが世界から消えてしまったら
著者 : 有沢 重雄/著 中村 純/監修
出版社 : 旬報社
もしもミツバチが世界から消えてしまったら、どんな困ることがあるでしょう? すぐに思い浮かんだのは、ハチミツが食べられなくなるということ。「もう一生食べられませんよ。」なんて言われたらそれは残念です。
それから、ミツバチには花粉を運ぶという重要な役割があります。花はミツバチに花粉を運んでもらい、ミツバチは花からミツ(食べ物)をもらうという、お互いの利益になる関係がなりたっているそうです。ミツバチのおかげで育った植物は、やがて私たち人間や動物たちの食べ物になったり、道具の材料になったりと欠かせないものになります。
そんな大事な役割をもつミツバチも、自然環境の変化で減少している恐れがあるそうです。「知らないものは守れない」と、この本には書かれています。守るために、まずは知ることからはじめましょう。