児童書おすすめ(3月19日)

 

 

書名 しょめい :『みぢかな樹木のえほん』 
著者  ちょしゃ :国土緑化推進機構/編 平田 美紗子/絵

   ポプラ社


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 学校の机の天板は何の木材から作られているでしょうか。答えは、ブナ材など。ほどよい堅さがあり加工もしやすいブナ材は、家具や食器など、さまざまな用途に利用されています。 日本は国土の約7割が森林におおわれており、私たちの暮らしは樹木と密接に関わっています。この本では多くの樹木のなかでも、特に身近な30種が、イラストと共に紹介されています。 樹木との関わりは人間だけのものではありません。葉や実を食べる虫、木の幹を巣として利用する鳥など、たくさんの生き物が樹木と共に生活しています。 さて、学校や公園には何の樹木が植えられて、どんな生き物が近くにいるでしょうか。あなたが使っている鉛筆やお箸は何の木材から作られているのでしょうか。 樹木と生き物、そして私たちとの関係を知り、考えることで、今までとは違う景色が見えてくるはずです。