児童書のおすすめ本(6月16日)
書名 : 中三・ラプソディ
著者 : 花里 真希/著
出版社 : 講談社
中学生、最後の合唱コンクールでクイーンの名曲『ボヘミアン・ラプソディ』を歌うことになった季里。季里にとってこの曲は失踪した父との思い出の曲でした。ところが、優等生の季里は実は歌うことが苦手。音痴を隠したまま練習を続けることに悩む季里の前に突然フレディ・マーキュリーが現れました。寄り添うように季里を励ましてくれるフレディ。その正体は?
合唱の練習は歌もクラス全体もまとまらず上手くいきません。地味だけど指揮者に立候補した颯太、クラスで少し浮いているピアノ伴奏の杉浦さん、真面目に練習をしようとしない河内。クラスメイトたちも何か事情を抱えているようです。
最後の練習日、遅刻した河内に激怒した杉浦さんがピアノ伴奏を放棄して…。
季里は、周囲の人の振る舞いや考えに触れることで優等生の自分の在り方に疑問を持ち始めます。
それぞれが本来の自分をさらけ出し、意外な面を共有する事で皆が一歩前進する青春の物語です。