児童書おすすめ(7月30日)
書名 :『プーさんと出会った日』
著者 :リンジー・マティック/作 ソフィ-・ブラッコ-ル/絵
評論社
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プーさんが本当に実在したクマさんだったことを、ご存じですか?この絵本は、世界中のクマさんの中で、一番有名なプーさんのモデルとなったクマさんの本当にあった半生を描いたお話です。
獣医師のハリ-・コ-ルボ-ンは、戦争に向かう途中の駅で子グマと出会います。彼は「このクマには、何か特別なものを感じる」と子グマを戦場へ連れていくことに悩みながら引き取ります。ハリ-は、誰よりも温かい心の持ち主の獣医師でした。クマさんは、ハリ-の故郷にちなみ“ウィニペグ”と名付けられ、ハリ-の良きパートナ-となりました。賢いウィニペグは、隊員達の心を癒し、部隊のマスコットとして大事にされていました。しかし、戦況が悪化し、ハリ-はあることを決断しなければなりませんでした。でも、そこからまた、ウィニー(ウィニペグ)の新しい第2章が始まります。
ハリ-がウィ二-に「何か特別なもの」を感じたように、この本を読んだあなたもきっと、ウィニーに「何か特別なものを感じる」のではないでしょうか。