児童書のおすすめ(10月22日)
書名 :おとな体験授業?
著者 :なかがわ ちひろ/作
アリス館
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今日の授業は「おとな体験授業」。
5人の生徒たちはグループになって、自分がどんなおとなになりたいかをそれぞれ紙に書きます。
不思議なランプに火をつけ、ビーカーの中の金色の液体に紙を入れると、もわもわとした湯気がひろがり、おとな体験の世界へ出発です。
けれども、自分がなりたい仕事を体験できるのかと思っていたら、友達がなりたいと言っていた仕事を体験することになってしまい…。
自分がなりたい仕事ではなくてもそれが意外と得意なことだったり、将来の可能性が広がったりと、体験することで気づくことがあるということを教えてくれる一冊です。
どんな仕事をしたいのか、どんな大人になりたいのか、今はまだわからないことが多いと思いますが、これからいろいろな体験をすることで、将来本当になりたい自分を見つけることができるのかもしれませんね。