児童書おすすめ(4月30日)
書名 :『すごいゴミのはなし ゴミ清掃員、10年間やってみた。』
著者 : 滝沢 秀一/文、スケラッコ/イラスト、萩原 まお/イラスト
学研プラス
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皆さんは世の中にあふれる「ゴミ」が、どのように処理され、そして地球環境にどう影響するのか考えたことがありますか。この本は、10年間ゴミ清掃員として働いた著者の経験を通じて、ゴミの分別やリサイクル、清掃作業の役割、そしてゴミが抱える問題について教えてくれます。
「ゴミとは人の心だ」とこの本の著者は語ります。世の中にゴミとして生まれてきたものは一つもないはずなのに、私たちの暮らしを豊かにするために生まれてきた「モノ」は、きれいだから、汚いからではなく、その人がいらないと思った瞬間「ゴミ」になってしまうのです。ゴミは年々増え続け、環境省のHPには、約20年で日本のゴミ最終処分場が満杯になると記載されています。
「地球の未来を守るために何ができるのか」一緒に考えてみませんか。この本を読めば、皆さんが暮らす場所を、いつもきれいに保ってくれている存在に出会えるはずです。