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326さんプロフィール
1978年佐賀県生まれ。1997年のデビュー以来、イラスト、詩、作詞、作曲、絵本、ゲームのビジュアルプロデューサーなど、幅広いフィールドで創作活動を展開しているポップアーティスト。
おいしそうなパンがいっぱい。パンを作るところをのぞき見していた
ノラネコ軍団は、夜中に工場に忍び込んで、見よう見まねでパンを作り
はじめたけれど…。
犬のテディは、人間の言葉を理解することができます。なぜなら、保護施設にいたテディを連れて帰ってくれた詩人のシルバンさんが、いつも詩を読んで聞かせてくれたからです。ところが、シルバンさんはテディのもとからいなくなってしまいます。
「きみが、宝石をひと粒かふた粒見つけられるといいな」
テディは、シルバンさんが残したそんな言葉が気になっていました。シルバンさんがいなくなってから数日が経ったある日、テディは吹雪の中迷子になってしまった兄妹と出会います。シルバンさんに救われたように、今度はテディが兄妹2人を助けます。一緒に過ごしていく中で、テディはシルバンさんが残した言葉の意味を知ることとなります。シルバンさんとの出会いによって、思いもよらなかった心温まる繋がりが生まれます。
物語は、テディの記憶と共に進みます。その中に表れている、寂しさや悲しさ、シルバンさんへの気持ちにも注目して読み進めてみてください。