7月16日の新着図書から

貸出と予約の開始は7月16日(火曜日)
インターネット予約の開始は7月23日(火曜日)です。
 
『九州の関ケ原』
光成 準治/著
戎光祥出版
 黒田如水と連携し、領土拡大を図る加藤清正。情勢を見極めた鍋島直茂は、立花宗茂に襲いかかる-。関ケ原の戦い前後の九州地域において展開された軍事紛争の実像を、おもに同時代史料を用いて描き出す。
 佐賀県関係では、龍造寺家と鍋島家に関することが記載されている。
 
請求番号:210.48/Mi,66
 
    
 
『江戸三百藩の崩壊
版籍奉還と廃藩置県』
勝田 政治/著
戎光祥出版
 維新政府は、不平等条約体制から脱却して欧米と肩を並べる「万国対峙」を国家目標に掲げた。廃藩置県は「万国対峙」に必要な中央集権を実現するためであった-。思惑・葛藤・行き詰まる新政府。江戸三百藩の崩壊の実像に迫る。
 佐賀県関係では、副島種臣・大木喬任・大隈重信・鍋島直正らが記されている。

請求番号:210.61/Ka,88

 
『アラス戦線へ 第一次世界大戦の日本人カナダ義勇兵』
諸岡 幸麿/著
 石井 鐵郎/著
えにし書房
(復刻版 初版:軍人會館事業部 昭和10年刊)
 英領カナダの西海岸に移住し、激しい人種差別を受けた日本人。第一次世界大戦時、地位向上のために志願してカナダ軍に加わり、勇敢に戦った約200人のうちの1人が書いた回想録を翻刻。詳細な解説と注を付す。
 著者の諸岡幸麿は佐賀藩出身で、母方の祖父は副島種臣。
請求番号:916/M0,76
 
    
 
『コピーライターほぼ全史』
東京コピーライターズクラブ/編
鈴木 隆祐/取材・文
日本経済新聞出版社
 広告文案家から始まった黎明期、経済成長とともに円熟し、独特の言語表現となった時代…。「コピー年鑑」を中心に、半世紀に亘る日本の広告を年代ごとにピックアップ。コピーライターたちの活躍とその歴史を振り返る。
 佐賀県関係では、紹介されているうちの一人である岡康道氏は佐賀県生まれ。  
請求番号:674.3/K0,78

 
『戦後日本の地域金融
バンカーたちの挑戦』
伊藤 正直/編著
佐藤 政則/編著
杉山 和雄/編著 
日本経済評論社
 金融再編によって地方銀行、信用金庫が担う地域公益はどう変わるのか。戦後にあるべき姿を模索し、再建を果たした全国56名のバンカーたち。その理念と取組から今後を探る。『月刊金融ジャーナル』連載に加筆し単行本化。
 佐賀県関係では、佐賀銀行の第二代頭取の土井末夫氏が取り上げられている。
請求番号:338.2/I,89
 
    
 
『突破する。 幕末志士の成功流儀』
河合 敦/著
三交社
 己の天命を知れ(坂本龍馬)、逆境に一喜一憂するな(勝海舟)、歴史を学ばせて偉人に育てよ(吉田松陰)…。幕末維新の激動期に大きな足跡を残した志士や政治家たちの成功流儀を、具体的なエピソードを交えながら詳しく紹介。
 佐賀県関係では、江藤新平・鍋島直正が紹介されている。 
請求番号:281.04/Ka,93

 
『地域産業のイノベーションシステム 集積と連携が生む都市の経済
山崎 朗/編著
 戸田 順一郎/著
北嶋 守/著
岡野 秀之/著
学芸出版社
 企業・行政・研究機関が連携して特定の産業を育成し、地域全体の発展を目指す産業クラスター論を紹介するとともに、神戸・福島の医療機器、九州の半導体、各地の航空宇宙産業などの実例を分析する。
 佐賀県関係では、県内各地にある半導体メーカーのことが記載されている。また執筆者の一人である戸田順一郎氏は佐賀大学経済学部准教授。 
請求番号:601.1/Y,43
 
    
 
『神戸・大阪・京都レトロ建築さんぽ』
倉方 俊輔/著
下村 しのぶ/写真
エクスナレッジ
 街歩きがもっと楽しくなる、たてものガイド。神戸・大阪・京都、3都市の性格を建築から論じながら、美しい建築の魅力を写真とともに紹介します。データ:2019年3月現在。
 佐賀県関係では、辰野金吾の生涯と建築を手がけた京都文化博物館別館が紹介されている。

請求番号:523.1/Ku,52

                                            
『イェイツ・コード 
詩魂の源流 面影の技法
木原 誠/著
小鳥遊書房
 アイルランドの伝承「ディヘンハンス」、日本の「夢幻能」からヒントを得て生み出された、イェイツの詩作技法「ファンタスマゴリア」。この技法によって描かれる「カルディ」の系譜を作品に見出し、イェイツの暗号に挑む。
 著者は佐賀大学教育学部教授。
請求番号:931.7/Ki,17