佐賀に関する本(9月10日)

貸出と予約の開始は9月10日(火曜日)です。

また、インターネット予約の開始は9月17日(火曜日)です。


不寛容と格闘する啓蒙哲学者の軌跡 モーゼス・メンデルスゾーンの思想と現代性
後藤 正英
晃洋書房

 18世紀のベルリンで活躍した啓蒙思想家のユダヤ人、モーゼス・メンデルスゾーン。その生涯と思想において、啓蒙思想とユダヤ教をどのように両立させようとしたのかを明らかにし、彼の試みの現代的意義について考える。著者は宮城県生まれ。博士(文学・京都大学)。佐賀大学教育学部教授。

請求番号:134.1 G72
 

縄文編みかごの世界 東名遺跡
西田 巌 
新泉社
 有明海に臨む佐賀平野、一面に広がる水田の下から縄文時代早期の大貝塚とムラの跡がみつかった。東名遺跡の発掘調査の様子と、出土した700点あまりの「縄文編みかご」や動物の骨、木の実などを豊富な写真で紹介する。 
著者は福岡県大牟田市生まれ。山口大学人文学部人文学科卒業。佐賀市地域振興部文化財課主幹。東名遺跡の1次調査(1993年~)、2次調査(2004年~)を担当。 

請求番号:210.25 N81

 
中近世九州・西国史研究
中野 等/編 
吉川弘文館

 地理的位置から日本列島・国家史上に特異な地位を占めてきた九州・西国地域。権威や秩序、領主権力、外来の文化・情報、大名家の「家」意識といった4つの切り口で地域史から中近世を照射。「周縁」としての史実を追究する。 

請求番号:210.46 C64
    
      
子どもの社会的思考力・判断力の発達と授業開発 歴史的分野を中心として

加藤 寿朗、梅津 正美、前田 健一、

新見 直子/著

風間書房
 子どもは社会をどのように認識するのか。中学生の社会的思考力・判断力の発達的変化の実態把握を踏まえて、能力の発達を促す教育的働きかけとなる社会科授業モデルを実験・実証的に開発した独創的研究。執筆者の一人、前田健一氏は佐賀県生まれ。
請求番号:375.3 KA86

 


高校生の進路・生活と「教育的カテゴリー」 ゆらぐ高校教育をとらえなおす

MINERVA社会学叢書 66

中村 高康/編著 
中村 知世/編著 
小黒 恵/編著 
ミネルヴァ書房

 「進路選択の過程と構造」での研究に新たな視点を取り入れて実施した調査をもとに、現代の高校教育のリアリティに接近。様々な教育的意図を持つ教育的カテゴリーに注目し、ゆらぐ高校教育をとらえる新たなモデルを探求する。執筆者の一人、山口泰史氏は佐賀県生まれ。

請求番号:376.4 N37
 

食料安保とみどり戦略を組み込んだ基本法改正へ 正念場を迎えた日本農政への提言
日本農業年報 68
谷口 信和/編集代表 
安藤 光義/編集担当
筑波書房
 海外の食料安全保障政策をわかりやすく解説するとともに、食料安全保障とみどりの食料システム戦略を組み込んだ食料・農業・農村基本法の改正の方向についての識者の見解を収録。EUとアメリカの最新の食料政策にも触れる。執筆者の一人、品川優氏は佐賀大学経済学部教授。
請求番号:611.1 SH96