2020年12月の記事一覧

12月18日の新着から




貸出と予約の開始は12月18日(金曜日)
インターネット予約の開始は12月25日(金曜日)です。
 
『二十四節気で読みとく漢詩』
古川 末喜/著
文学通信
 中国の古典詩は、季節をどのように詠っているか。詩に詠われた真の季節を探り、制作年代をも明らかにする。二十四節気の原理と歴史をまとめた「二十四節気概説」なども掲載。
 著者は佐賀県出身であり、佐賀大学名誉教授。

 
請求番号:921.43/F,93

   
             

12月8日の新着図書から



貸出と予約の開始は12月8日(火曜日)
インターネット予約の開始は12月18日(金曜日)です。
 
『MEMORY 螺旋の記憶』
吉田 恭教/著
南雲堂
 ホラー作家の失踪、酒蔵関係者の連続惨殺事件、そして9年前の奇妙な依頼。その真相は螺旋の記憶の奥底で蠢いていた-。元刑事の探偵と「鉄仮面」と呼ばれる刑事の捜査が交差する、書き下ろし本格ミステリー。
 著者は佐賀県出身。

 
請求番号:F/Y,86

   
             

12月1日の新着図書から



貸出と予約の開始は12月1日(火曜日)
インターネット予約の開始は12月8日(火曜日)です。
 
『百年前のパンデミックと皇室 梨本宮伊都子妃の見たスペイン風邪』
小田部 雄次/著
敬文舎
 100年前の宮中周辺は、スペイン風邪にどう対応したのか。また、当時の庶民たちは、どう受け止めたのか。当時の梨本宮伊都子の日記を元に、スペイン風邪の実態や当時の皇室の状況を描く。貴重な写真も多数収録。
 梨本宮伊都子は佐賀藩主鍋島直大の息女。
請求番号:288.4/O,81
 
    
 
『イノベーションを生む“改善” 自動車工場の改善活動と全社の組織設計』
岩尾 俊兵/著
有斐閣
 品質、コスト、納期、フレキシビリティ向上を目指す現場の取り組みは、競争力の源泉か、変革の阻害要因か。自動車工場の改善活動の多様な実態を明らかにし、大規模イノベーションにつながる可能性とそのための組織を探究する。
  著者は佐賀県出身。  
 
請求番号:537/I,95

 
『旅する日曜美術館 日本の名画・名品を訪ねて 東海・近畿・中国・四国・九州』
NHK「日曜美術館」制作班/編
NHK出版
 NHK「日曜美術館」が「日本の近世以降の名画・名品」を語った珠玉のメッセージを抽出し、関連作品を所蔵する美術館を紹介する。東海・近畿・中国・四国・九州の36館を収録。データ:2020年9月現在。
  佐賀県関係では、県立九州陶磁文化館が掲載されている。  
請求番号:706.9/Ta,12
 
    
 
『朱色の命』
長野 修/著
論創社
 死の間際にいる父と出産をひかえる妻がいる浩一。ある日、仕事相手から、精子バンクと契約したことを告げられる。選択可能になった「生」に違和感を覚えるが…。表題作のほか、近年の作品「ただ独り歩め」も収録。
 著者は佐賀県出身。
請求番号:F/N,16

11月17日の新着図書から



貸出と予約の開始は11月17日(火曜日)
インターネット予約の開始は11月24日(火曜日)です。
 
『もっと知りたいやきもの』
柏木 麻里/著
東京美術
 楽しくやきものを知ることができる一冊。縄文土器から、昭和の陶芸家の思いを宿す作品まで、大づかみに日本のやきものをひもとくとともに、いくつかの話題に深く踏み込んで、やきものの豊かな魅力を紹介する。
 佐賀県関係では、唐津焼や有田焼が掲載されている。  
請求番号:751.1/Ka,77
 
    
 
『見えないスポーツ図鑑』
伊藤 亜紗/著 渡邊 淳司/著 林 阿希子/著
晶文社
 「視覚障害者にスポーツの臨場感をどう伝えるか」から始まった研究は、スポーツを“翻訳”することに向かった。アスリートの感覚や競技のエッセンスを、日用品を使った動作に“翻訳”するプロジェクトの成果を紹介する。
 専門家の一人である久保田秀明氏は佐賀県出身。
請求番号:780/I,89

11月10日の新着図書から


貸出と予約の開始は11月10日(火曜日)
インターネット予約の開始は11月17日(火曜日)です。
 
『明治維新の歴史』
梅田 正己/著
高文研
 歴史的事象を因果関係の視角から考察し、その中から見いだした“歴史の脈絡”をたどることによって、明治維新の全体像の輪郭をとらえる。あわせてその基本的性質・歴史的意義も明らかにする。
 著者は佐賀県出身。

 
請求番号:210.61/U,64

   
             

11月3日の新着図書から(2)


貸出と予約の開始は11月3日(火曜日)
インターネット予約の開始は11月10日(火曜日)です。
 
『山と獣と肉と皮』
繁延 あづさ/著
亜紀書房
 自然の命を殺して、食べて、生きる-。長崎と佐賀の里山で狩猟者と過ごした時間、獣の死と皮革にまつわる「穢れ」の考察、そして野生肉をめぐる思索と料理の記録。ウェブマガジン『あき地』連載に書き下ろしを加えて書籍化。  
請求番号:659/Sh,29
 
    
 
『地方選 無風王国の「変人」を追う』
常井 健一/著
KADOKAWA
 現役町村長の再選率84.2%。のどかな田舎で暮らす名もなき新人候補は、なぜ高い壁に挑んだのか? 選挙を旅し、地方政治のリアルを伝える異色ノンフィクション。『新潮45』連載に加筆・修正。
 佐賀県関係では、上峰町長選挙について記載されている。
請求番号:318/To,34

11月3日の新着図書から






貸出と予約の開始は11月3日(火曜日)
インターネット予約の開始は11月10日(火曜日)です。
 
『れふぁれんす百題噺』
槇盛 可那子/編著 樋渡 えみ子/編著
日本図書館協会
 『図書館雑誌』連載「れふぁれんす三題噺」からレファレンス事例100題を取り上げ、各事例にコメントをつけて、ポイントを紹介する。ベテラン司書と中堅司書がレファレンスサービスのこれからを語り合う対談も収録。
 佐賀県関係では、伊万里市民図書館の例が記載されている。  
請求番号:015.2/Ma,34
 
    
 
『近代日本宗教史 第1巻』
島薗 進/編 末木 文美士/編 大谷 栄一/編 西村 明/編
春秋社
 幕末・明治維新期から平成期までカバーした近代日本の宗教史。最新の研究成果を生かし、宗教界全体の動きがわかるように記述。宗教をめぐる様々な問題を複合的な視点から読み解く。1は、幕末~明治前期を取り上げる。
 佐賀県関係では、久米邦武の述懐や佐賀藩における学問の普及についてなどが記載されている。
請求番号:162.1/Ki,42 1

 
地方創生×SDGs×ESG投資
赤川 彰彦/著
学陽書房
 これからのまちづくりに欠かせないテーマを理解、実践できる本。環境・観光・健康産業の現状と市場規模、地方創生と親和性の高いSDGs、それにつながるESG投資について解説し、地方創生に効果的な実践的施策を提言する。
 佐賀県関係では、鹿島市の取り組みについて記載されている。   
請求番号:601.1/A,29
 
    
 
『靖国神社論』
岩田 重則/著
青土社
 神道でありながら、死者を祀るという鎮魂のありかたを誕生させた靖国神社。これまでにない祭祀のかたちはどこからきて、どのように錬磨されていったのか。近現代がつくりだした鎮魂の起源と思想の源流をたどる。
 佐賀県関係では、佐賀の乱や佐嘉神社についての記載がある。
請求番号:175.1/I,97

 
『丸の内建築図集1890-1973』
三菱地所設計古図面研究会/編集 新建築社/編集
新建築社
 三菱地所設計図面の中から丸の内オフィス街の建築を対象に、「第1号館」の設計開始時(1890年)から「丸ノ内総合改造計画」の最後に設計された「三菱ビルヂング」竣工時(1973年)までの64棟の図面を紹介。
 佐賀県関係では、曾禰達蔵が設計した建物が紹介されている。
請求番号:L526.9/Ma,56
 
    
      
『小溝窯出土陶片 伊万里磁器の創始窯』
村上 伸之/[編]著 小木 一良/編
創樹社美術出版
 有田の磁器草創期を代表する窯場の一つである「小溝窯跡」。その出土資料の中から大皿や中皿をはじめとする大型製品を主体に抽出するとともに、小溝窯跡の概要や、この窯場が操業した当時の窯業の状況などを紹介する。    
請求番号:751.1/Mu,43

 
甲辞園
ベースボール・マガジン社/編
ベースボール・マガジン社
 「高校野球」は学生のプレゼンから始まった? 優勝投手にして優勝監督はだれ? 春・夏の甲子園が楽しくなるマルチ事典。甲子園マニアも思わず「へ~!」と言ってしまうトリビアが満載。記録集も充実。 
 佐賀県関係では、佐賀商業高校と佐賀北高校が掲載されている。    
請求番号:783.7/Ko,39
 
    
 

10月27日の新着図書から(2)









貸出と予約の開始は10月27日(火曜日)
インターネット予約の開始は11月3日(火曜日)です。
 
『次郎物語 4』
下村 湖人/作
岩波書店
 時代はしだいに軍国主義の影が濃くなり、自由を重んずる朝倉先生は五・一五事件を批判したために辞職を勧告される。次郎たちは先生の留任運動を計画し嘆願の血書を認めるが…。
 著者は佐賀県出身。
請求番号:KF/Sh,53 4
 
    
 
『コロナ移住のすすめ』
藻谷 ゆかり/著
毎日新聞出版
 働き方、暮らし方の概念が変わった2020年。都心のオフィスはもういらない-。都会でのストレスが多い生活や働き方に悩み、地方移住をして自分に合う働き方を模索した、現役世代の20事例を紹介する。
  佐賀県関係では、小城市の竹下製菓について記載されている。  
 
請求番号:365.3/Mo,82

 
『一流非難』
野村 克也/著
双葉社
 長嶋茂雄、田中将大、野茂英雄、古田敦也…。球史に名を残す31人の選手へ、誰より野球を愛した知将・野村克也からの「最後のボヤキ」。確かな理論と観察眼に基づいた野村野球批評の集大成。『週刊大衆』連載を単行本化。
  佐賀県関係では、現埼玉西武ライオンズ監督の辻発彦氏についての記載がある。  
請求番号:783.7/N,95
 
    
 
『チンギス紀 8 杳冥』
北方 謙三/著
集英社
 大きな戦が終わり、それぞれに逃げ落ちる敗れた男たち。ついにモンゴル族は統一された。だが勝者の首を狙う者はあきらめない。そして、未来を見据えて動くテムジンに新たな危難が…。『小説すばる』連載を加筆修正し単行本化。
 著者は佐賀県出身。
請求番号:F/Ki,65 8

10月27日の新着図書から





貸出と予約の開始は10月27日(火曜日)
インターネット予約の開始は11月3日(火曜日)です。
 
『からだがよろこぶ!ぬる湯温泉ナビ』
植竹 深雪/著
辰巳出版
 ストレスがやわらぐ。体調が整う。全身のこりや不眠症などにも効果が…。からだに優しい今注目の新たな温泉ジャンル「ぬる湯温泉」計62スポットを厳選して紹介する。データ:2020年4月現在。
 佐賀県関係では、古湯温泉の「鶴霊泉」や佐賀市大和町の「アマンディ」などが紹介されている。  
請求番号:291.09/U,48
 
    
 
『司法省と近代国家の形成』
大庭 裕介/著
同成社
 司法省の基幹事業である法典編纂と司法行政をめぐり、明治初期から中期の近代国家形成期における政局のもとで、司法省がいかにして権限を確立したのかを解明する。
 佐賀県関係では、江藤新平についての記載がある。
請求番号:317.2/O,11

 
浦上玉堂
高橋 博巳/著
ミネルヴァ書房
 幼少の頃より備中鴨方藩に仕えるも、50歳で武士の身分を捨てて2人の息子を伴って脱藩し、七絃琴をたずさえて、全国各地を遊歴。晩年は京都で風流な生活を送った、江戸時代の文人画家の最高峰、浦上玉堂の魅力に迫る。
 佐賀県関係では、多久出身の草場佩川との関係について記されている。   
請求番号:721.7/Ta,33
 
    
 
『和菓子 伝統と創造』
森崎 美穂子/著
水曜社
 いま、和菓子産業に何が起こっているのか。歴史や伝統によって評価されてきた和菓子と業界のありように、“コンヴァシオン理論”の“シテ概念”を導入し、和菓子の多様な価値づけを説明する。和菓子文化の海外発信事例も収録。
 佐賀県関係では、小城羊羹についての記載がある。
請求番号:588.3/Mo,63

 
『直感経営』
石井 重治/[著]
ディスカヴァービジネスパブリッシング ディスカヴァー・トゥエンティワン(発売)
 常識外れの経営判断を続ける異端の経営者は、いかにして世界NO.1シェアの革新技術を開発したのか。自社の製品の特徴と企業ごとの活用方法を説明し、製品をつくった経緯や、どんな決断・行動をしてきたか等を紹介する。
 著者は佐賀県出身。
請求番号:530.6/I,75
 
    
      
『人に話したくなる土壌微生物の世界』
染谷 孝/著
築地書館
 人間や植物の生育を助け、病気を引き起こし、巨大洞窟を作り、有毒物質を分解する-。身近なのに意外と知らない、土の中の微生物。その働きから研究史、病原性、利用法までを解説する。
   著者は佐賀大学農学部名誉教授・招聘教授。   
請求番号:613.5/So,36

 
菌根の世界
齋藤 雅典/編著
築地書館
 内生菌根・外生菌根・ラン菌根など、それぞれの菌根の特徴、観察手法、最新の研究成果、菌根菌の農林業、荒廃地の植生回復への利用…。日本を代表する菌根研究者7名が、多様な菌根の世界を写真や図を交えて総合的に解説する。 
 執筆者の一人、辻田有紀氏は佐賀大学農学部准教授。 
請求番号:474.7/Sa,25
 
    
 

10月20日の新着図書から




貸出と予約の開始は10月20日(火曜日)
インターネット予約の開始は10月27日(火曜日)です。
 
『「ユダヤ」の世界史』
臼杵 陽/著
作品社
 一神教の誕生、離散と定住、キリスト教・イスラームとの共存・対立、国際的ネットワークの展開、迫害の悲劇、現在の紛争・テロ問題…。ユダヤ人の歴史を世界史の流れの中で叙述。イスラエル国とアラブ諸国との関係にも触れる。
   著者は元佐賀大学助教授。  
 
請求番号:227.9/U,95
 
    
  
『古代氏族と地方寺院』
三舟 隆之/著  
同成社
 国造制から郡評制へと移行する大化改新以後、地方豪族層が推進した仏教寺院造営の目的と意義を在地側の視点から考察。かれらがいかに在地支配を継承・維持したのかを解明する。
   佐賀県関係では、肥前国になる前の様子が記されている。 
請求番号:210.3 / Mi,15

 
『日本人の基層信仰の源流を探る』
平沢 栄作/著
アム・プロモーション
 縄文、弥生時代の祭祀用構築物(祭り用建物と木柱モニュメント)と、神山を祀る遺跡の集成と分析を行い、“現在日本人の基層信仰は縄文時代の信仰と祭りを源としている”という仮説を検証する。
 佐賀県関係では、吉野ケ里遺跡や油比本村遺跡などが記載されている。  
請求番号:L210.25/H,67
 
    
 
『誇れる郷土データ・ブック          2020年版』
古田 陽久/著 世界遺産総合研究所/企画・編集
シンクタンクせとうち総合研究機構
 全国47都道府県の概況や自然環境、文化財、ユネスコ遺産関連、日本遺産、トピックス等のデータのほか、日本の主な世界遺産地の観光入込客数の推移なども掲載する。
   佐賀県関係では、三重津海軍所跡や仮面・仮装の神々などが紹介されている。
請求番号:291 /H,82

 
『縄文時代の植物利用と家屋害虫』
小畑 弘巳/著
吉川弘文館
 X線を用い、土器作成時の胎土へ混入されたタネやムシの痕跡を検出する新たな研究手法を提唱。その作業手順や技能などを検証しつつ、植物栽培や害虫発生の過程を分析し、縄文人の暮らしや、植物・昆虫に対する意識を探り出す。
   佐賀県関係では、佐賀市の東名遺跡唐津市の菜畑遺跡が記されている。  
請求番号:210.25 / O,12
 
    
 
『キングダム 59』
原 泰久/著
集英社
 著者は佐賀県基山町出身。
  
請求番号:726/H,31 59

10月13日の新着図書から




貸出と予約の開始は10月13日(火曜日)
インターネット予約の開始は10月20日(火曜日)です。
 
『栃木県誕生の系譜 明治維新150年』
下野新聞社編集局/著
下野新聞社
 戊辰戦争と太平洋戦争において2度も戦火をうけた旧下野国・栃木県。幕末の動乱から明治近代化までの道のりを、新聞記者ならではの取材力で描く。『下野新聞』の明治維新150年記念企画連載を加筆・修正し書籍化。
 佐賀県関係では、佐賀藩による支配がされていたことが記されている。  
請求番号:213.2/To,15
 
    
 
『勝海舟から始まる近代日本』
浦辺 登/著
弦書房
 近現代史を地方都市の福岡から論じる試み。幕末から現代まで、複雑に重なり合う歴史の局面と人間関係を、勝海舟、西郷隆盛、横井小楠を起点にした43人の人物相関図をもとにひも解く。
 佐賀県関係では、大隈重信や江藤新平などについて触れられている。
請求番号:210.6/U,81

 
維新鳴動 かごしま再論 1868~2018明治維新150年
南日本新聞社/編
南日本新聞社 南日本新聞開発センター(発売)
 明治維新とは何だったのか。政治史はもとより、経済史や文化史、教育史の側面など、社会の変容を多角的に捉えながら、明治維新のダイナミズムと近代国家の“生みの苦しみ”を伝える。『南日本新聞』連載を書籍化。
 佐賀県関係では、佐賀の乱などが記されている。   
請求番号:210.61/I,79
 
    
 
『松浦黨關係史料集 第5』
村井 章介/編
八木書店出版部 八木書店(発売)
 肥前国松浦地方に土着繁栄した嵯峨源氏の子孫と称する松浦黨に関する平安時代以降の残存史料を編年で収録。第5は、1470(文明2)年3月から1550(天文19)年8月までの書状などを収録する。松浦党についての文書となっている。
請求番号:219.2/Ma,86 5

 
『種痘という<衛生> 近世日本における予防接種の歴史』
香西 豊子/著
東京大学出版会
 牛痘種痘が日本列島で行われ始めた1849年を画期として、それ以前と以後に着目。疱瘡をめぐる習俗と医術との関係性や、医業のありかたと医術との関係性、医師の「天命」観や種痘をめぐる「百分の一」の倫理などを考察する。
 佐賀県関係では、楢林宗建や伊東玄朴と佐賀藩での種痘について記されている。
請求番号:493.8/Ko,98
 
    
      
『脊振山系徹底踏査! ふるさとの山をもっと深く知るために』
チーム・N/編
海鳥社
 福岡と佐賀の県境にまたがる脊振山系の主要な山を、安全に楽しく登るためのガイドブック。分岐や危険箇所、標高差や傾斜の緩急なども含めて、30コースをわかりやすく紹介する。カラー写真も多数収録。   
請求番号:291.91/Se,15

 
彼女が天使でなくなる日
寺地 はるな/[著]
角川春樹事務所
 九州北部にある人口300人の星母島。そこで育った千尋は、1年前に戻ってきて、託児所を併設した民宿を営んでいた。島の名所「母子岩」には、家族や子供、友達のことで悩みを抱えた人々が訪れ…。  
 著者は佐賀県出身。
請求番号:F/Te,42
 
    
 

9月29日の新着図書から








貸出と予約の開始は9月29日(火曜日)
インターネット予約の開始は10月6日(火曜日)です。
 
『中近世陶磁器の考古学 第12巻』
佐々木 達夫/編 佐々木 達夫/[ほか著]
雄山閣
 遺跡から出土する陶磁器は、歴史資料「考古学陶磁器」として、遺跡との関係で地域・時代・階層の情報をその身にまとう。それら資料に基づいた多様な研究法と新鮮な論点による歴史研究の成果をまとめる。
 執筆者である家田淳一氏は、佐賀県立九州陶磁文化館シニア・アドバイザリー・フェロー、村上伸之氏は、有田町歴史民俗資料館館長。 
請求番号:202.5/C,64 12
 
    
 
『九州の中世 4』
大庭 康時/編 佐伯 弘次/編 坪根 伸也/編   
高志書院
 九州の中世とはどんなところなのか。各地域に残る遺跡・文化財を活用して、地域に根ざした歴史像を具体的に描く。4は、九州人の心のありようを映し出す神仏や祈りといった中世九州の精神風土をとりあげる。
  佐賀県関係では、小城市の松尾山光勝寺について記されている。  
 
請求番号:219.04/Ky,9 4

 
『地方でクリエイティブな仕事をする』
笠原 徹/著
玄光社
 佐賀で小さな写真館を始めた著者が伝える幸せになる働き方とは? 都会と地方の仕事分析、地方における価値の作り方、マーケティング戦略など、地方でクリエイティブワークをするための仕事術や起業ノウハウを紹介します。
  著者は佐賀県在住。  
請求番号:335/Ka,71
 
    
 
『方言漢字』
笹原 宏之/[著]
角川学芸出版
 言葉に「方言」があるように、漢字にも「地域漢字」や「地域音訓」が存在する-。漢字学・日本語学両方の視点で、中国生まれの漢字が日本の風土とどのようにつながってきたかを、多くの実例を挙げながら紹介する。
 佐賀県関係では、佐賀独自の漢字表記について触れられている。
請求番号:811.2/Sa,72

9月22日の新着図書から





貸出と予約の開始は9月22日(火曜日)
インターネット予約の開始は9月29日(火曜日)です。
 
『俠の歴史 日本編下』
大石 学/編著
清水書院
 義に背かず、生に執着せず、己を貫いた游俠の士たちの生き様と死を描く。日本編下は、権力者に屈せず信仰を貫いた高山右近、生涯を通じて至誠に尽くした吉田松陰、女子教育開拓に生涯を捧げた津田梅子などを取り上げる。
 佐賀県関係では、江藤新平が紹介されている。
請求番号:280.8/Ky,5 2
 
    
 
『国連家族農業10年』
農民運動全国連合会/編著
かもがわ出版
 新型コロナ危機で明らかになった食と農の実態や背景、農民連のビジョンを収録。また、国連が決議した「家族農業の10年」を地で行く各地の農民連会員の実践と、韓国・ドイツ・アメリカの取り組みを紹介する。
   寄稿の執筆者である山下惣一氏は佐賀県唐津市出身。  
請求番号:611.7/Ko,49

 
『青年の思索のために』
下村 湖人/著
ごま書房新社
 努力と天啓、そろばん哲学、仕事の心がまえ、社会人としての生活態度…。仕事に、人生に、生命に真の輝きを出すために必要な知恵、心理、人間愛を、「次郎物語」の著者が自らの体験に基づいて綴る。
  著者は佐賀県出身。  
請求番号:914.6/Sh,53
 
    

9月15日の新着図書から







貸出と予約の開始は9月15日(火曜日)
インターネット予約の開始は9月22日(火曜日)です。
 
『知的障害者家族の貧困』
田中 智子/著
法律文化社
 母親が障害のある子どものケアに専念しなければならないのはなぜか。その前提となる家族に依存した障害者の生活はどのような構造なのか。家計を切り口に、知的障害者家族の生活-障害・ケア・貧困の構造的関連性を分析・考察。
 著者は佐賀県出身。 
請求番号:369.2/Ta,84
 
    
 
『PHP本格入門 上』
大家 正登/著   
技術評論社
 Webアプリケーションの定番言語であるPHPの基礎から実践までを網羅。上は、Webの仕組み、基礎文法、オブジェクト指向、関数、Webアプリケーションの実装、データベース連携などについて解説する。
  著者は佐賀県出身。  
 
請求番号:007.6/O,31 1

 
『PHP本格入門 下』
大家 正登/著
技術評論社
 PHPプロジェクトの開発やトラブルシュート経験の豊富な著者の知見を集大成。下は、オブジェクト指向設計、セキュリティなど、現場必須の知識とテクニックを解説する。サンプルファイルのダウンロードサービス付き。
  著者は佐賀県出身。  
請求番号:007.6/O,31 2
 
    
 
『空撮九州』
岩尾 雄四郎/著
海鳥社
 火山活動、海流の作用による干潟や海食崖、断層やリアス式海岸など地殻変動による地形。地震や台風・豪雨の災害。離島や海岸線の絶景…。地質学者が30年にわたって撮り続けた九州の地形地質や山地災害等の写真を収録する。
 佐賀県関係では、唐津市の上場台地や有明海の干潟、遺跡など様々なものが紹介されている。
請求番号:454.9/I,95

9月8日の新着図書から




貸出と予約の開始は9月8日(火曜日)
インターネット予約の開始は9月15日(火曜日)です。
 
『外国人労働者と法 入管法政策と労働法政策』
早川 智津子/著
信山社出版
 入管法政策の方針転換はさけつつ、「外国人高度人材グリーンカード」を導入したり、介護・農業・建設分野に外国人労働者を受入れている日本政府。激変する入管法政策に対し、外国人労働政策全体としてのあるべき姿を示す。
 著者は佐賀大学大学院地域デザイン研究科・経済学部教授。
請求番号:366.8/H,46
 
    
 
『香港デモ戦記』
小川 善照/著
集英社
 逃亡犯条例反対に端を発した香港デモは過激さを極め、混迷の度合いを深めている。オタク青年に少女たち。ブルース・リーの言葉「水になれ」を合い言葉に形を変え続ける、21世紀最大の市民運動の現場を活写する。
   著者は佐賀県出身。  
請求番号:309/O,24

 
『民芸の意味 道具・衣食住・地方性
式場 隆三郎/著
書肆心水
 馬鹿の一つ覚え的な作業からこそ生まれる美、作家的意識が生じたときに失われる美、実用とともにある美-。柳宗悦と共に民芸運動を推進し「二笑亭綺譚」の著者として知られる精神科医の、民芸論を選択して集成。
  佐賀県関係としては、白石(しらいし)窯と黒牟田窯が紹介されている。  
請求番号:750.2 Sh,34
 
    

9月1日の新着図書から






貸出と予約の開始は9月1日(火曜日)
インターネット予約の開始は9月8日(火曜日)です。
 
『キネマの玉手箱』
大林 宣彦/著
ユニコ舎
 病と闘う者として、自主映画の作家として、敗戦国の軍国少年として、未来を生きる人として…。余命半年を宣告された映画作家の人生哲理。「大林宣彦のいつか見た映画館・特選クラシックシネマ」も収録する。
 佐賀県関係では、唐津市で撮影された映画「花筐」について触れられている。 
請求番号:778.2/O,12
 
    
 
『次郎物語 3』
下村 湖人/作   
岩波書店
 朝倉先生が主宰する白鳥会に入会し、人生を深く考えるようになる次郎。筑後川上流探検、宝鏡先生とのトラブル、実父が営む酒屋の番頭の不始末などのエピソードを通して、急激な精神的成長をとげる次郎の姿をつぶさに描く。
  作者の下村湖人は佐賀県出身。  
 
請求番号:KF/Sh,53 3

 
『やわらかい砂のうえ』
寺地 はるな/著
祥伝社
 世の中の「あたりまえ」につまずいてばかりいた万智子。でも、自分のままでいたいと願うことで世界は変わってゆき…。人生がいとおしくなる恋愛小説。『小説NON』連載を加筆し単行本化。
 著者は佐賀県出身。  
請求番号:F/Te,42
 
    
 
『ゴミはボクらのたからもの』
326/さく・え マシンガンズ滝沢/ゴミのかいせつ・え
幻冬舎
 たけしくんは、青い服のおじさんたちがおとしものを拾って、青い怪獣に食べさせているのを見かけ…。少年とゴミ収集車のおじさんとのやりとりから、収集されたゴミがどのように処理されるのかを学べる絵本。
 作者の326氏は佐賀県出身。
請求番号:E/ナカ

8月18日の新着図書から



貸出と予約の開始は8月18日(火曜日)
インターネット予約の開始は8月25日(火曜日)です。
 
『青年藩主鍋島直正 天保期の佐賀藩』
伊藤 昭弘/著
佐賀大学地域学歴史文化研究センター 海鳥社(発売)
 弱冠17歳で藩主に就き、ただちに藩政改革に着手。迫り来る欧米列強に備えるため軍備を増強し、佐賀藩を幕末雄藩に成長させた鍋島直正。藩主就任当初からつきまとう「改革者」のイメージは真実なのか、その評価を再検討する。
請求番号:219.2/I,89
 
    
 
『世にもふしぎな化け猫騒動』
今井 秀和/訳・解説
KADOKAWA
 化けて踊って人を食う。それでもやっぱり猫はかわいい! 日本の古典文学を中心に、歴史書、日記、随筆、地誌や戯作など、様々な資料の中から集めてきた、猫にまつわる不思議な話を現代語に訳して紹介。詳しい語注と解説付き。
   佐賀県関係では、鍋島家の化け猫騒動が紹介されている。  
請求番号:388.1/Y,84

 
『秀吉の栄華と臣従する家康 戦国時代の終焉と天下人への道程 第2部
尾崎 桂治/著
三樹書房
 秀吉の関白就任と家康の上洛、聚楽第への行幸と北条氏成敗、関ケ原の戦いに至る2年間…。当時の朝廷や武家の動きなどを丹念に調べ、判明した事実を紡ぎながら、豊臣秀吉の生きざまを描く。
  佐賀県関係では、唐入りの際の名護屋城築城の経緯など記載されている。  
請求番号:210.48 /O,96
 
    

8月11日の新着図書から





貸出と予約の開始は8月11日(火曜日)
インターネット予約の開始は8月18日(火曜日)です。
 
『東アジアの「伝統の森」100撰』
李 春子/編著  薗田 稔/監修
サンライズ出版
 日本70カ所、韓国20カ所、台湾10カ所の伝統の森文化を、「敬森・敬水」「親森・親水」の視点で紹介。所在地、由来及び文化誌、森の現況を、カラー写真とともに掲載する。5編の論考も収録。
 佐賀県関係では、佐賀市の與止日女神社や唐津市の鏡神社・虹の松原が紹介されている。 
請求番号:652.2/I,11
 
    
 
『治水の名言』
竹林 征三/著   
鹿島出版会
 治水の歴史は人類文明の歴史である。古来より、先人は洪水に対し命をかけた労苦の連続で、その過程で名言が生まれてきた。明治以降の近代日本の治水史と、先人が遺した治水の名言や知恵を読み物として紹介する。
  佐賀県関係では、成富兵庫茂安の名言について紹介されている。  
 
請求番号:517.2/Ta,58

 
『世界でいちばん素敵な大和言葉の教室』
吉田 裕子/監修
三才ブックス
 朧月ってどんな月? 「東風」が春の言葉なのはどうして? 「夜の帳」という言葉はどのように使うの? 四季の風物に関わりの深い大和言葉を重点的に取り上げ、美しい写真とシンプルなQ&Aで紹介する。
 佐賀県関係では、太良町の海中鳥居の写真と有明海の名前の由来について触れられている。  
請求番号:810.4/Se,22
 
    
 
『麗しの茶器 見て・買って楽しむ』

阿部出版
 茶碗を中心とした茶の湯の陶磁器を「茶器」と総称して、日本の「現代作家」と「(近代)巨匠」に分けて、全国のギャラリーで購入することができる選りすぐり作品を一挙に掲載。全国ギャラリーガイドも収録。
 佐賀県関係では、唐津焼の陶芸家として丸田宗彦・十三代と十四代中里太郎右衛門・矢野直人・藤ノ木陽太郎・中里無庵と唐津市のギャラリー一番館が紹介されている。
請求番号:L751.1/U,88

8月4日の新着図書から



貸出と予約の開始は8月4日(火曜日)
インターネット予約の開始は8月11日(火曜日)です。
 
『外交官の文章』
芳賀 徹/著
筑摩書房
 攘夷・開国から日清・日露の戦役を経て海戦まで。久米邦武、陸奥宗光、小林寿太郎、吉田茂など、国運を一身に背負い、「言葉による戦争」を最前線で担った人々の記録と回想を読み解く。『外交フォーラム』連載を元に単行本化。
 佐賀県関係では、久米邦武や山口尚芳が参加していた岩倉使節団についてなど記載されている。  
請求番号:319.1/H,12
 
    
 
『明日のための近代史』
伊勢 弘志/著
芙蓉書房出版
 1840年代~1920年代、帝国主義が世界を覆った時代の歴史を、世界史と日本史の枠を越えたグローバルな視点で書き下ろした、新しい記述スタイルの通史。歴史のダイナミクスを感じられる“大人の教養書”。
 佐賀県関係では、副島種臣の清に対する外交姿勢などが記載されている。
請求番号:210.6/I,69

 
図説豊臣秀吉
柴 裕之/編著
戎光祥出版
 戦国を勝ち抜いた天下人、豊臣秀吉。その生涯を最新の研究成果を踏まえ、200点を超える写真・図版で紹介。秀吉を支えた一族・家臣についてや、いまに至る秀吉像がどのように創られ広まっていったのかも記述する。 
 佐賀県関係では、肥前名護屋城を築き「唐入り(朝鮮出兵)」を行ったことなどが記載されている。  
請求番号:289.1/To,93
 
    
 
『統計から読み解く47都道府県ランキング』
久保 哲朗/著
日東書院本社
 小学生通塾率1位は何県? 消費・子供・スポーツについて、項目ごとのランキングと、県別の項目ランキングを収録。総務省の各種統計資料をもとにしたサイト『都道府県別統計とランキングで見る県民性』をもとに書籍化。
 著者は佐賀県出身。
請求番号:361.9/Ku,11

 
『日本珍景踏切 決定版』
伊藤 博康/著
創元社
 花畑の中の踏切、線路だらけの踏切、地下鉄の踏切、目が光る謎の大仏…。絶景“映え”スポットから知られざるユニーク踏切まで、日本全国に残る個性豊かな踏切を紹介する。踏切の種類や警報器等について解説したコラムも掲載。
 佐賀県関係では、有田の陶山神社に通ずる階段の踏切について記載されている。
請求番号:516.2/I,89
 
    
      
『ニッポンの名茶碗100原寸大図鑑』

小学館
 唐物、高麗茶碗、和物、楽茶碗…。日本美術を代表する100の名作で、茶の湯の歴史を俯瞰できる一冊。名茶碗のイメージが伝わりやすいよう、それぞれ原寸大の写真を掲載し、見どころや伝来などのポイントを解説する。 
 佐賀県関係では、唐津焼の茶碗が数点紹介されている。 
請求番号:751.1/N,77

 
名城の石垣図鑑
小和田 哲男/監修
二見書房
 多用な積み方を伝える石垣の「博物館」・金沢城。天然の岩盤と石垣を融合した難攻不落の山城・備中松山城…。北は北海道から南は沖縄まで、75の城の石垣を紹介。石垣を見る上で必要な用語も解説する。  
佐賀県関係では、佐賀城が紹介されている。
請求番号:521.8/Me,25