1.令和3年度佐賀県立図書館 運営方針


(令和3年4月1日)
 佐賀県⽴図書館は、県の中核図書館として、また地域の「知の拠点」としての役割を果たす使命がある。この運営⽅針は、資料の収集・整理・保存・提供等、図書館の基本的な機能に加えて、県⽴図書館が、その強みである各種の資源を活かした事業を推進することによって、中核図書館としての役割を確⽴させ、さらに地域や市町図書館から頼りにされる図書館となることを目指して定めるものである。具体的には、新刊全点購入をしている児童図書や所蔵資料全体の約2 割にのぼる郷土資料の活用推進、市町図書館等とのネットワークの強化、さらに約95 万点にのぼる資料コレクションの情報発信等を積極的に⾏う等、次の5 つの⽅針を掲げて事業に取り組むこととする。
 

(1) 児童図書の利活⽤推進の強化

  • 全点購入している新刊児童書を活用した児童図書情報の収集・発信
  • 子どもの読書支援サービスの強化
  • 児童図書を活用した市町図書館との連携事業の推進
  • 新刊児童書を活用した市町図書館の選書作業の支援強化
  • 児童フェス等への積極的な参加による児童サービス事業の推進
 

(2) 郷⼟資料のブランディング推進

  • 郷土資料のデジタル化公開の推進
  • 貴重な郷土資料の保存、近世資料の編さん、公開活用の推進
  • 郷土資料を活用した企画展の開催
  • 東京大学等関係機関との連携・共同研究の推進
  • 市町郷土資料の整理・保存への支援推進
  • 県内外にある郷土資料の調査、収集、保存活用
 

(3) 県内市町図書館支援・連携の強化

  • 県内図書館司書のネットワーク強化(リーダー司書訪問活動、司書のつどい開催等)
  • 県内図書館司書のスキルアップのための人材育成事業の推進
  • 県内図書館の災害等危機管理時における情報共有の強化
  • レファレンス研究会及び児童サービス研究会の主導
  • 児童図書を活用した市町図書館との連携事業の推進(再掲)
  • 新刊児童書を活用した市町図書館の選書作業の支援強化(再掲)
  • 市町郷土資料の整理・保存への支援推進(再掲)
 

(4) 豊富なコレクションを活⽤した資料情報の発信強化

  • タイムリーなテーマ展示等による情報発信
  • 地域の伝統文化等をテーマとした文化情報の発信
  • 地域で活躍する若⼿アーティストとのコラボ事業の実施
  • メディア等と連携した情報発信
  • インターネット、SNS 等を活用した情報発信
  • 地域の博物館・美術館施設等との連携事業の推進
 
 

(5) 新しい時代に対応したサービス等の研究

  • 読書バリアフリー計画に基づく新たなサービスの研究
  • 新しい生活様式に対応できる取組の推進
  • インターネットを活用した図書館サービスの展開
  • AI を活用した新たな取組の研究