新着図書からおすすめの五冊

3月12日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月19日(火曜日)からです。
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『若い読者のための考古学史』

 ブライアン・フェイガン/著、すばる舎/刊、請求記号:202.5/F,11
 内容:派手な言動で批判を招いた学者、ひたすら真面目に研究に打ちこんだ地味な学者…。各国の遺跡を取りあげ、古今東西の考古学者たちの奮闘ぶりを通して、考古学という学問の歴史と魅力をわかりやすく伝える。 
 著者紹介:ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジで考古学と人類学の博士号取得。考古学者、人類学者、作家。著書に「人類と家畜の世界史」「水と人類の1万年史」「考古学のあゆみ」など。

『SNS公式アカウント運営者のための企業の信頼失墜を防ぐ法的リスク・炎上対策』

 小山 博章/著、第一法規/刊、請求記号:336.1/Ko,97
 内容:炎上を防ぐために、SNS公式アカウントの運営担当者や人事労務担当者が理解しておくべき、SNSの特性、SNSの投稿で問題になる法的権利などの基礎的な部分を、多数の事例を用いてわかりやすく解説。規定例・書式も収録。
 著者紹介:慶應義塾大学大学院法務研究科修了。弁護士。第一東京弁護士会労働法制委員会基礎研究部会副部会長。経営法曹会議会員。日本労働法学会会員。共著に「退職・解雇・雇止め」など。

『最後の頭取』

 河谷 禎昌/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:338.6/Ka,98
 内容:都市銀行の頭取から受刑者へ。バブル経済の生成と崩壊を実体験した生き証人、北海道拓殖銀行元頭取の体験記。拓殖破綻から20年が過ぎた今、後世に伝えるバブルの教訓をすべて綴る。
 著者紹介:1935年神戸市生まれ。北海道大学法学部卒業。北海道拓殖銀行に入行し、94年6月から97年11月の経営破綻まで頭取を務めた。

『炭鉱と「日本の奇跡」』

 中澤 秀雄/著、青弓社/刊、請求記号:567/N,46
 内容:戦後日本を作り出した炭鉱の歴史と現在を、企業・自治・家族・女性・産業遺産などの視点から解説。グローバルに展開する世界の炭鉱とも比較して、否定的イメージをもたれがちな炭鉱の意義を21世紀によみがえらせる。
 著者紹介:1971年東京都生まれ。中央大学法学部教授。専攻は地域社会学。

『築地市場』

 福地 享子 ほか/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:675.5/F,74
 内容:新発掘・未公開写真約400枚でたどる、築地市場の完全年代記。2016年刊「築地市場」に2018年までの2年間を加え、日々の取引、歴史、建物など築地市場のさまざまな表情を、オムニバススタイルでまとめる。
 著者紹介:宮崎県生まれ。婦人画報社の編集者を経てフリーランス。築地市場の文化団体「築地魚市場銀鱗会」事務局長。著書に「築地魚河岸寿司ダネ手帖」など。