2019年5月の記事一覧

5月28日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月28日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月4日(火曜日)からです。
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『歴史家と噺家の城歩き』

 中井 均  ほか/著、高志書院/刊、請求記号:215.1/N,34
 内容:戦国の人たちは、お城のどこを歩いたか。躑躅ケ崎、要害山…。城郭研究の専門家、中井均と齋藤慎一、そして噺家・春風亭昇太が武田氏の故郷を訪ね、縄張り図を手掛かりに、城の形や縄張りの意味、時代、製作者を紐解く。
 著者紹介:1955年大阪府生まれ。滋賀県立大学人間文化学部教授。

『初めて旅するウズベキスタン』

 矢巻 美穂/著、辰巳出版/刊、請求記号:292.96/Y,28
 内容:シルクロードの重要な中継地として栄えたウズベキスタン。タシケント、サマルカンド、ブハラといった都市ごとに、遺跡、レストラン、ショッピング、ホテルなどをガイドする。データ:2019年3月現在。
 著者紹介:国内外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。著書に「台北ナビが教えてくれる本当においしい台湾」「はじめまして、東台湾。」「トレッキングとポップな街歩きネパールへ」など。

『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』

 前田 正子/著、岩波書店/刊、請求記号:384.3/Ma,26
 内容:少子化対策が叫ばれながら、下がり続ける日本の出生率。そのカギは、就職氷河期世代、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアの未婚化にあった-。一貫して子育てを研究してきた著者が、少子化対策失敗の歴史と対抗策を記す。
 著者紹介:大阪生まれ。慶應義塾大学商学部で博士号を取得。横浜市副市長などを経て、甲南大学マネジメント創造学部教授。著書に「保育園問題」「子育ては、いま」など。 

『東宝特殊美術部の仕事』

 にに たかし/著、新紀元社/刊、請求記号:778.4/N,81
   内容:往年の東宝特殊美術部スタッフが撮影した作業記録写真を一挙公開。映画・テレビ・CF編は、「ゴジラ」「ウルトラマンA」「ソニービデオ」など、映画・テレビ・コマーシャルフィルムの特撮アイテムや撮影風景を収録する。
 著者紹介:1947年新潟生まれ。東宝美術株式会社特殊美術課勤務。クラフトモデラー、プロデュースデザイナー等を経て、退職。著書に「東宝特殊美術部外伝」がある。

『岸本葉子の「俳句の学び方」』

 岸本 葉子/著、NHK出版/刊、請求記号:911.30/Ki,58
   内容:「NHK俳句」の司会をつとめつつ番組への投稿も続けている岸本葉子が、歴代選者俳人から学んだことを10の格言と57の技、7つの心得に整理して公開する。俳人・岸本尚毅との対談も収録。「NHK俳句」連載を書籍化。
 著者紹介:1961年神奈川県生まれ。会社勤務、中国留学を経て、エッセイスト。『NHK俳句』番組司会者。著書に「人生後半、はじめまして」「俳句、はじめました」など。
 
 

5月21日の新着図書からおすすめの5冊



新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月21日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月28日(火曜日)からです。
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『 前田利家・利長 創られた「加賀百万石」伝説』

 大西 泰正/著、平凡社/刊、請求記号:289.1/M,26
 内容:雄藩のイメージはどのように創られ、維持されるのか。中世から近世への移行期、加賀・能登・越中の三か国に領国を形成した前田利家・利長親子の動静を各種の史料により追い、不透明な事実関係を解明する。
 著者紹介:1982年岡山市生まれ。京都教育大学大学院修了。石川県金沢城調査研究所所員。著書に「宇喜多秀家」「宇喜多秀家と明石掃部」など。

   

『南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる

 渡貫 淳子/著、平凡社/刊、請求記号:297.9/W,46
 内容:平凡な主婦の料理と生き方を変えた1年4カ月の南極暮らし-。一念発起して南極地域観測隊の調理隊員になった著者が、昭和基地での生活について綴る。天かすをリメイクした「悪魔のおにぎり」のレシピも掲載。
 著者紹介:1973年青森県生まれ。エコール辻東京卒業。調理師。伊藤ハム株式会社商品開発部所属。第57次南極地域観測隊に参加。


『東大を出たあの子は幸せになったのか

 樋田 敦子/著、大和書房/刊、請求記号:367.2/H,54
 内容:東大を目指した理由は。親や親族に東大卒がいるか。受験勉強のやり方は。東大女子のメリットとデメリットは。勉強は幸せをつかむ手助けになるか-。東大卒女子30人に現状や思いを聞き、彼女たちがたどった軌跡を追う。
 著者紹介:東京生まれ。明治大学法学部卒業。新聞記者を経てフリーランスに。多くの雑誌やネットメディアで女性や子どもたちの問題をテーマに取材執筆を行うほか、テレビやラジオの番組構成も担当。


『クルマ社会の地域公共交通』

 野村 実/著、晃洋書房/刊、請求記号:681.1/N,95
   内容:クルマ社会におけるモビリティ確保の方策を、地域公共交通の新展開の事例から提示。社会福祉協議会やNPO法人の取り組みを取り上げ、社会学的な視座から分析し、政策的・実践的示唆を導出する。
 著者紹介:1990年兵庫県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期過程終了。博士(社会学)。大谷大学文学部任期制助教。


『志村ふくみ いのちを織る』

 志村 ふくみ/著、東京美術/刊、請求記号:753/Sh,56
   内容:機と出逢い、機とともに生きてきた-。染織家・志村ふくみが世に出た昭和32(1957)年から、紬織着物「源氏物語」シリーズを経て、平成15(2003)年までに発表した作品、約100点を収録。技法・用語解説付き。
 著者紹介:大正13年生まれ。染織家、文筆家。重要無形文化財保持者(人間国宝)。平成27年、文化勲章を受章。語りかける花」で日本エッセイスト・クラブ賞、「一色一生」で大佛次郎賞を受賞。
 
 

5月14日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月14日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月21日(火曜日)からです。
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『最後の将軍徳川慶喜の苦悩』

 松原 隆文/著、湘南社/刊、請求記号:210.58/Ma,73
 内容:日本近代化のために孤軍奮闘した徳川慶喜。徳川本家を相続した慶応2年8月前後から、歴史の表舞台から姿を消す慶応3年4月11まで、約1年8ケ月の激動の日々を記す。
   

『自滅へ向かうアジアの星日本』

 中村 功/著、高木書房/刊、請求記号:304/N,37
 内容:国民総意のもとに挑戦するなら今の日本の国力で十分、少子化は克服できる。東日本ハウスを創業した稀代の名経営者・中村功が、少子化をどう克服すべきかを、日本の問題を具体的に取り上げつつ提言する。

『おにぎりの文化史』

 横浜市歴史博物館/監、河出書房新社/刊、請求記号:383.8/O,66
 内容:「おにぎり」はいつから握られたの? 具入りおにぎりは中世に出現? 文献や絵図、考古資料などさまざまなアプローチによって、古代から現代にいたる日本人とコメの密接な歴史に迫る。

『国境の医療者』

 メータオ・クリニック支援の会/編、新泉社/刊、請求記号:498/Ko,43
   内容:タイ・ミャンマー国境の町で、難民・移民に無償診療を提供する「メータオ・クリニック」。そこへ国際ボランティアとして赴任した日本の医療従事者たちが、戸惑い、傷つき、成長し、交流と支援を続けた日々を綴る。


『奪われたクリムト』

 エリザベート・ザントマン/著、梨の木舎/刊、請求記号:707.9Sa,62
   内容:20世紀の美術品をめぐる最大のスキャンダル!ナチスに略奪されたクリムトの「黄金のアデーレ」をめぐり、オーストリア国家を訴え、絵を取り戻したアデーレの姪、マリアの物語。
   著者紹介:出版社エリザベート・ザントマンの経営者。長年、ナチに奪われた美術品の元の所有者への返還問題に関心を抱く。