2019年7月の記事一覧

7月30日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月30日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月6日(火曜日)からです。
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『子どもの本のもつ力』

 清水 真砂子/著、大月書店/刊、請求記号:019.5/Sh,49
 内容:ここに挙げた本は、語りつくせないほどの生きる喜びと、同じ地上に生きる人々への信頼をくれる-。「ゲド戦記」の翻訳や児童文学評論で知られる著者が、子どもたちに贈りたい60冊の本を紹介。『クレスコ』連載を単行本化。
 著者紹介:1941年北朝鮮生まれ。児童文学者、翻訳家。「子どもの本のまなざし」で日本児童文学者協会賞を受賞。ほかの著書に「あいまいさを引きうけて」「大人になるっておもしろい?」など。
 
 

『世界の仕組みを物理学で知る』

 松原 隆彦/著、山と溪谷社/刊、請求記号:420/Ma,73
 内容:物理学で株価は予測できるのか。地球の軸が傾いているのはなぜか。3D映画はなぜ立体的に見えるのか。死んだらどこへいくのか…。世の中の仕組み、世の中で起こるさまざまな現象を、物理学で解説する。
 著者紹介:広島大学大学院博士課程修了。博士(理学)。高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所教授。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞。著書に「現代宇宙論」など。

『白球の世紀』

 朝日新聞「白球の世紀」取材班/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:783.7/H,17
 内容:新たな世紀を迎える「夏の甲子園」。大正、昭和、平成。1世紀を超える歴史をいろどる数々のエピソード。次の世代に語り継ぐべき過去100回の秘められた記憶をたどる。『朝日新聞』掲載記事を加筆・修正。
 

『日本人が勘違いしているカタカナ英語120』

 キャサリン・A.クラフト/著、中央公論新社/刊、請求記号:834/C,91
   内容:カタカナ英語とホンモノの英語のあいだには、案外深い溝がある。モーニングサービス、ガッツポーズ、ペットボトル、リアクション…。だれでも知っているカタカナ英語を手掛かりに、自然な英語表現を楽しく解説する。
 著者紹介:アメリカ生まれ。ボーリング・グリーン州立大学卒業。英語教師、通訳、翻訳家。著書に「日本人の9割が間違える英語表現100」「日本人の9割が知らない英語の常識181」など。

『世界のシンデレラ』

  川田 雅直/著、PHPエディターズ・グループ/刊、請求記号:909.3/Ka,98
   内容:百年以上前に出版された貴重な絵本から近代までに世界各国で出版された絵本を中心に、演劇、バレエのポスターやパンフレット、陶器、おもちゃなど、シンデレラにまつわるコレクションを紹介する。
 著者紹介:アツギ株式会社のアートディレクターを経て、株式会社アトランスチャーチ代表取締役社長。「シンデレラコレクター」として展覧会・イベントを主催。テレビや雑誌などのメディアにも出演。
 

7月23日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月23日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月30日(火曜日)からです。
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『考える力』

 外山 滋比古/著、海竜社/刊、請求記号:141.5/To,79
 内容:自分の頭で誠実に考えたことは独創である、苦難の敵は案外味方である、新しい発見や創造は生活の中にある、苦しみ努力する過程に知的進歩がある…。“思考のみち”を歩いてきたあとをふり返る。
 著者紹介:1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。著書に「思考の整理学」「異本論」など。
 
 

『イレナの子供たち』

 ティラー・J.マッツェオ/著、東京創元社/刊、請求記号:289.3/Se,59
 内容:第二次世界大戦中、ナチス占領下のワルシャワ。命を賭してゲットーから2500人ものユダヤ人の子供たちを救い出した、ポーランド人女性イレナ・センドレルの実像と活動のすべてを描いたノンフィクション。
 著者紹介:アメリカ合衆国生まれ。ノンフィクション作家。コルビー・カレッジで英語の准教授を務める。著書に「シャネルNo5の秘密」「シャンパーニュの帝国」など。


『幸せ運ぶコーヒータイム』

 米山 公啓/著、径書房/刊、請求記号:498.5/Y,84
 内容:肝臓がんを抑制するなど、コーヒーを飲むメリットはたくさんある。医師である著者が健康とコーヒーの関係を解説するとともに、コーヒーの記憶と思い出を綴った、気持ち安らぐ一冊。
 著者紹介:1952年生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。診療を続けながら作家活動を行う。著書に「もの忘れを90%防ぐ法」など。
 

『日本人とくじら』

 小松 正之/著、雄山閣/刊、請求記号:664.9/Ko,61
   内容:日本の国際捕鯨取締条約からの脱退で、国内と世界が騒がしい。国際捕鯨委員会の歴史と国際司法裁判所の敗訴後から脱退まで、日本を取り巻く捕鯨環境について語るとともに、日本各地の捕鯨の町を訪ねる。くじら年表等も収録。
 著者紹介:1953年岩手県生まれ。東京大学農学博士号取得。東京財団上席研究員、一般社団法人生態系総合研究所代表理事、アジア成長研究所客員教授。著書に「世界と日本の漁業管理」など。
 

『サカナ・レッスン』

  キャスリーン・フリン/著、CCCメディアハウス/刊、請求記号:936/F,33
   内容:魚がこわいが、見て見ぬふりをしてきたわたし。近年、日本でも魚が苦手な人が増えてきていると知り、一歩踏み出す決意をする-。築地や料理教室などで苦手な魚に挑んだ体験を、大好きな日本と和食への熱い思いとともに綴る。
 著者紹介:作家、ジャーナリスト、料理家、IACP(国際料理専門家協会)理事。「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」でASJA賞自伝部門を受賞。
 

7月16日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月16日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月23日(火曜日)からです。
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『平成から大化まで全元号解説』

 河野 浩一/著、KADOKAWA/刊、請求記号:210.2/Ka,96
 内容:大化から平成に至るすべての元号247について、改元年月日、改元理由、その時代背景についてまとめ、歴史を遡って解説する。コラムも収録。折り込み「日本の全元号および改元年月日一覧」付き。
 著者紹介:1986年に編集プロダクション「ザ・ライトスタッフオフィス」を設立。多くの出版社からの出版物企画・制作業務に参画。
 
 

『人口減少時代の論点90』

 井上 正良 ほか/著、公人の友社/刊、請求記号:334.3/I,55
 内容:超高齢化社会はどんな社会か? 「東京一極集中」で何が起こるのか?保育所待機児童が増えているのはなぜか? 人口減少時代の論点90とそれを読み解くポイント、キーワードを示す。小論文やレポート作成にも役立つ一冊。
 著者紹介:1943年生まれ。井上景観研究所主宰。NPO法人まちづくり協会顧問。(一社)渋谷コンシェルジュの会理事。


『オリンピックの輝き』

 佐藤 次郎/著、東京書籍/刊、請求記号:780.6/Sa,85
 内容:フジヤマのトビウオ、裸足のマラソン、抗議の拳…。1912年のストックホルムで活躍した選手から、2020年東京大会注目の選手まで、さまざまな人生が紡いだ物語。東京新聞』『中日新聞』サンデー版連載を加筆し書籍化。
 著者紹介:1950年横浜生まれ。スポーツライター、ジャーナリスト。ミズノ・スポーツライター賞、JRA馬事文化賞を受賞。著書に「東京五輪1964」「義足ランナー」など。
 

『1億3000万人のためのeスポーツ入門』

 但木 一真/著、NTT出版/刊、請求記号:798.5/Ta,16
   内容:急速に盛り上がるeスポーツ業界。シーンの全体像からビジネスのいろはまで、知っておきたい知識が満載。ゲームコンサルタントをはじめeスポーツをけん引するリーダーたちが、それぞれの立場から業界の現状と今後を語る。
 著者紹介:1985年生まれ。ゲーム業界、eスポーツ業界のアナリスト。フリーランスとして活動し、eスポーツ業界に関する記事執筆、コンサルティング、イベント・コンテンツのプロデュース業務を行う。
 

『万葉の時代と風土』

  中西 進/著、角川選書/刊、請求記号:911.15/N,38
   内容:わが国の「詩」や「ことば」の淵源は万葉にある。「集」としての形成過程をたどり、時代・風土・精神などの観点から万葉を万葉たらしめた背景をさぐりつつ、古代人の詩的感受性と現代の詩心との接点を模索する。
 著者紹介:1929年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。高志の国文学館館長、国際日本文化研究センター名誉教授など。瑞宝重光章、文化勲章受章。「万葉と海彼」で和辻哲郎文化賞受賞。
 

7月9日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『行く先はいつも名著が教えてくれる』

 秋満 吉彦/著、日本実業出版社/刊、請求記号:019.9/A,35
 内容:困難や挫折との向き合い方、働くことの意味、人間関係に悩んだとき、老いとの上手な付き合い方…。NHK「100分de名著」のプロデューサーが、繰り返し読んできた名著を紹介しながら問い直す読書・人生論。
 著者紹介:1965年生まれ。大分県出身。熊本大学大学院文学研究科終了。NHKエデュケーショナルで教養番組「100分で名著」のプロデューサーを担当。著書に「仕事と人生に活かす「名著力」」等。
 

『子育てしない子育て』

 小林 正観 ほか/著、大和書房/刊、請求記号:379.9/Ko,12
 内容:子どもが持っている力を信じたトーマス・エジソンの母親、周囲の価値観にとらわれなかった福沢諭吉の母親、自分の姿で子どもを教育した吉田松陰の母親…。偉人たちの母親の「子育て」を紹介する。
 著者紹介:1948~2011年。東京都生まれ。中央大学法学部卒。心学研究家、作家など幅広く活躍。

『テクノロジー見るだけノート』

 山形 浩生 ほか/監、宝島社/刊、請求記号:504/Te,31
 内容:宇宙ビジネス、人工知能から、農業テック、医療テクノロジーまで、「知っているようで知らない」最先端のテクノロジーを、イラストでわかりやすく解説。各項目ごとにスタートアップ企業も紹介する。
 

『海上物流を支える若者たち』

 森 隆行/著、海文堂出版/刊、請求記号:683.8/Mo,45
   内容:物流インフラとして、そして災害時の安全の確保等に重要な役割を果たしている内航海運。その世界を、様々な船種で働く若い人たちへの取材に基づくルポや、海運会社、教育機関などのキーマンへのインタビューを通じて紹介する。
 1952年徳島生まれ。大阪市立大学商学部卒業。流通科学大学教授。タイ王国立メーファルーン大学客員教授。著書に「現代物流の礎」「神戸客船ものがたり」「神戸港昭和の記憶」など。
 
 

『クラシック100の味』

  平野 玲音/著、彩流社/刊、請求記号:762.3/H,66
   内容:チェリストの両親のもと幼少からチェロを始め、現在はウィーン在住の著者。チェリストの立場で感じたウィーンの演奏ならではの特色を、オーストリアの音楽と食をテーマに綴った冊子『百味』連載のエッセイとともに紹介する。
 著者紹介:東京生まれ。ウィーン国立音大で室内楽を学ぶ。チェリスト。ジーメンス・ウィーン古典派賞等を受賞。「カペラ・アカデミカ・ウィーン」とフラー・フォルテピアノ三重奏団のメンバー。
 

7月2日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『本にまつわる世界のことば』

 温 又柔 ほか/著、創元社/刊、請求記号:020./H,85
 内容:ロシア語の「ブクヴォエード(本の虫)」、アラビア語の「ナズム(詩を作ること)」など、各国の「本にまつわることば」を集成。現代の人気作家や翻訳家たちが書き下ろしたショートストーリーやエッセイと共に紹介する。
 

『一神教が戦争を起こす理由』

 関野 通夫/著、ハート出版/刊、請求記号:210.6/Se,37
 内容:西洋文化=白人文明を知れば大東亜戦争は面白いように分かる!「日米戦は何故起きたか」についてより深い見方、複眼的な思考ができるように、ポイントになる文化や宗教を含む歴史的事実をわかりやすく解説する。

『三条実美』

 内藤 一成/著、中央公論新社/刊、請求記号:289.1/Sa,64
 内容:過激な攘夷派公家で、維新後は新政府の頂点に立った三条実美。政治手腕に乏しく、無能という評価すらある彼が、なぜ維新後18年間も大久保利通ら政治家を従え、難局に対処できたのか。その生涯を丹念に追い、実像に迫る。
 著者紹介:1967年愛知県生まれ。青山学院大学博士(歴史学)。宮内庁書陵部編修課主任研究官・国際日本文化研究センター共同研究員。著書に「貴族院と立憲政治」「貴族院」など。
 

『50歳から結婚してみませんか?』

 スローマリッジ取材班/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:367.4/G,58
   内容:自分が結婚したいと思ったときが適齢期。「14歳年下からのプロポーズ」「30年前に知り合ったキャンプ仲間と入籍」など、アラフィフで結婚を選んだ12人のリアルを紹介する。『AERA dot.』連載を加筆し書籍化。

『切支丹信仰と佐賀藩武士道』

   伊藤 和雅/著、清文堂出版/刊、請求記号:768.6/I,89
   内容:佐賀藩でキリスト教布教が行われた折、イエズス会でなくドミニコ会と協調した鍋島氏に、クレドの箏曲「六段」への密かな影響を見出すとともに、神への信仰と主君への奉公の同質性を佐賀藩武士道思想と関連させて洞察する。
 著者紹介:1943年佐賀市生まれ。博多大丸(美術担当部長)定年退職後、西南学院大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に「古伊万里の誕生」がある。