2019年3月の記事一覧

3月26日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月26日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月2日(火曜日)からです。
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『外国人記者が見た平成日本』

 ヤン・デンマン/著、ベストセラーズ/刊、請求記号:302.1/D,58
 内容:日本の伝統文化から、社会、教育、政治、マスコミまでを、比較文化論的な公正な視点から、時に辛辣、時にユーモラス、時に激越に綴る。『週刊新潮』の名物連載「東京情報」の中から珠玉のコラム80本を厳選収録。
 著者紹介:S・P・I通信編集局長。

『小学校明日からできる!読書活動アイデア事典』

 塩谷 京子/著、明治図書出版/刊、請求記号:375.8/Sh,78
 内容:読み聞かせ、アニマシオン、リテラチャーサークル、お話動物園…。小学校の授業に読書を取り入れたいと思っている人に向けて、子どもを楽しい読書の世界に誘う50のアイデアを紹介します。読書についての基本的な知識も掲載。
 著者紹介:静岡県生まれ。関西大学大学院総合情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。放送大学客員准教授。著書に「すぐ実践できる情報スキル50」など。

『木の国の歴史』

 中嶋 尚志/著、里文出版/刊、請求記号:521/N,34
 内容:日本固有の木造り文化は、乱伐・災禍を被り続けながらも、日本人の感性とともにきわどく生き残った。古代の仏寺建立から、江戸の町造り、数寄屋趣味という住文化まで、日本の木の文化史を見つめ直す。「木の国の物語」第2弾。
 著者紹介:1944年東京生まれ。もと編集者。著書に「「美しさ」を探求する」など。

『最新LINEビジネス活用講座』

 菅谷 信一/著、主婦の友社/刊、請求記号:675/Su,29
 内容:LINE@は、LINEユーザーに対して効果的にアプローチできるツール。中小企業や個人商店の経営者に向けて、日常のさまざまなビジネスシーンにおいてLINE@をどう使えばよいのか、具体的に紹介する。
 著者紹介:1969年茨城県生まれ。獨協大学外国語学部卒業。株式会社アームズ・エディション代表取締役。ネット戦略コンサルタント。著書に「あなたが先に儲けなさい」など。

『不滅のランナー人見絹枝』

 田中 良子/著、右文書院/刊、請求記号:782.3/Ta,84
 内容:日本女性初のオリンピックメダリスト、人見絹枝。100m、200m、走幅跳の元世界新記録保持者として活躍し、陸上指導者として後継者育成を果たしながら、24歳という若さで早世したアスリートの生涯を綴る。
 著者紹介:1936年東京生まれ。東京教育大学体育学部卒。元国際陸上競技連盟委員。元日本陸上競技連盟委員。元日本学生陸上競技連合女子委員長。日本スポーツとジェンダー学会会員。

3月19日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月19日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月26日(火曜日)からです。
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『もういちど、本屋へようこそ』

 田口 幹人/編著、PHP研究所/刊、請求記号:024.1/Ta,19
 内容:本屋を数多く見つめてきたジャーナリスト、地域で奮闘している書店員、取次会社、司書…。本と読者との出会いの手伝いをし続けている人々とともに、本屋にいるからこそわかる、「本屋」と「本」をめぐる世界の面白さを伝える。 
 著者紹介:1973年岩手県生まれ。さわや書店フェザン統括店長。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校での読書教育や、図書館と書店との協働などを行う。著書に「まちの本屋」がある。

『誰にも負けない努力』

 稲盛 和夫/述、PHP研究所/刊、請求記号:336.3/I,53
 内容:強い思いを持つ、美しい心で着手する、飛び石は打たない…。稲盛和夫の講演講話記録より、リーダーシップに関するものを厳選紹介。生き方・考え方が変わる43の「ど真剣」メッセージを収録する。 
 著者紹介:1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。京都セラミック株式会社(現京セラ)設立、名誉会長。第二電電(現KDDI)設立、最高顧問。日本航空名誉顧問。著書に「生き方」など。

『長距離フェリー50年の航跡』

 SHKライン/編著、ダイヤモンド・ビジネス企画/刊、請求記号:683/C,53
 内容:昭和43年8月10日、まだ、高速道路も整備されていなかった日本で、国内最大の長距離フェリーを就航させた男がいた…。SHKライングループの成り立ち、発展、魅力を、海運の歴史とともに紹介する。

『若冲伝』

 佐藤 康宏/著、河出書房新社/刊、請求記号:721.4/Sa,85
 内容:濃密な花鳥画に代表される数多の名作はどのように生まれたのか。家族、禅、ジェンダー、時代…。最先端の研究家が、多くの図版とともに多角的視点で謎の絵師・若冲の画業と生涯を解き明かす。 
 著者紹介:1955年宮崎県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(美術史学専攻)修了。同大学文学部教授(美術史学)。著書に「絵は語り始めるだろうか」「湯女図」など。

『白川静さんに学ぶこれが日本語』

 小山 鉄郎/著、論創社/刊、請求記号:812/Ko.97
 内容:「ものしり」「もののけ」「ものがたり」のつながりは? 「ひがし」と「にし」の「し」とは何か? 漢字学の第一人者・白川静の研究をもとに、現代語の中に脈々と生き続ける日本語の体系的なつながりを紹介する。 
 著者紹介:1949年群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。日本記者クラブ賞受賞。「白川静会」事務局長。著書に「白川静入門」「文学はおいしい。」など。

3月12日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月19日(火曜日)からです。
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『若い読者のための考古学史』

 ブライアン・フェイガン/著、すばる舎/刊、請求記号:202.5/F,11
 内容:派手な言動で批判を招いた学者、ひたすら真面目に研究に打ちこんだ地味な学者…。各国の遺跡を取りあげ、古今東西の考古学者たちの奮闘ぶりを通して、考古学という学問の歴史と魅力をわかりやすく伝える。 
 著者紹介:ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジで考古学と人類学の博士号取得。考古学者、人類学者、作家。著書に「人類と家畜の世界史」「水と人類の1万年史」「考古学のあゆみ」など。

『SNS公式アカウント運営者のための企業の信頼失墜を防ぐ法的リスク・炎上対策』

 小山 博章/著、第一法規/刊、請求記号:336.1/Ko,97
 内容:炎上を防ぐために、SNS公式アカウントの運営担当者や人事労務担当者が理解しておくべき、SNSの特性、SNSの投稿で問題になる法的権利などの基礎的な部分を、多数の事例を用いてわかりやすく解説。規定例・書式も収録。
 著者紹介:慶應義塾大学大学院法務研究科修了。弁護士。第一東京弁護士会労働法制委員会基礎研究部会副部会長。経営法曹会議会員。日本労働法学会会員。共著に「退職・解雇・雇止め」など。

『最後の頭取』

 河谷 禎昌/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:338.6/Ka,98
 内容:都市銀行の頭取から受刑者へ。バブル経済の生成と崩壊を実体験した生き証人、北海道拓殖銀行元頭取の体験記。拓殖破綻から20年が過ぎた今、後世に伝えるバブルの教訓をすべて綴る。
 著者紹介:1935年神戸市生まれ。北海道大学法学部卒業。北海道拓殖銀行に入行し、94年6月から97年11月の経営破綻まで頭取を務めた。

『炭鉱と「日本の奇跡」』

 中澤 秀雄/著、青弓社/刊、請求記号:567/N,46
 内容:戦後日本を作り出した炭鉱の歴史と現在を、企業・自治・家族・女性・産業遺産などの視点から解説。グローバルに展開する世界の炭鉱とも比較して、否定的イメージをもたれがちな炭鉱の意義を21世紀によみがえらせる。
 著者紹介:1971年東京都生まれ。中央大学法学部教授。専攻は地域社会学。

『築地市場』

 福地 享子 ほか/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:675.5/F,74
 内容:新発掘・未公開写真約400枚でたどる、築地市場の完全年代記。2016年刊「築地市場」に2018年までの2年間を加え、日々の取引、歴史、建物など築地市場のさまざまな表情を、オムニバススタイルでまとめる。
 著者紹介:宮崎県生まれ。婦人画報社の編集者を経てフリーランス。築地市場の文化団体「築地魚市場銀鱗会」事務局長。著書に「築地魚河岸寿司ダネ手帖」など。

3月5日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『これからの本の話をしよう』

 萩野 正昭/著、晶文社/刊、請求記号:023/H,13
 内容:画期的な出版プロジェクトに取り組む株式会社ボイジャーの創業者である著者が、25年にわたる先駆的な歩みを振り返りつつ、本と出版の未来に向けて語る。本そのものの魅力、役割、可能性を考える一冊。 
 著者紹介:1946年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。ボイジャー・ジャパン取締役として企画開発にかかわる。著書に「電子書籍奮戦記」など。

『国書がむすぶ外交』

 松方 冬子/著、東京大学出版会/刊、請求記号:220/Ko,53
 内容:日本語世界の「外交」とは? 「国書」と通航証を手がかりに、前近代の「外交」のあり方を日本列島周辺の事例から考察。日明関係における皇帝文書、豊臣期南蛮宛て国書、ラタナコーシン朝シャムのプララーチャサーン等を収録。
 著者紹介:1966年生まれ。東京大学准教授。著書に「オランダ風説書と近世日本」など。

『ハトと日本人』

 大田 眞也/著、弦書房/刊、請求記号:488.4/O,84
 内容:ハトは、平和の象徴として崇められ、伝書鳩として人の暮らしに重宝されてきた半面、食害や糞害をもたらしてきた鳥でもある。キジバト、アオバト、ドバトの生態を写真とともに解説し、ハトと人との関係もたどる。
 著者紹介:1941年熊本市生まれ。長年にわたり、さまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟会員、日本自然保護協会会員、日本鳥学会会員。著書に「猛禽探訪記」など。

『9つの脳の不思議な物語』

 ヘレン・トムスン/著、文藝春秋/刊、請求記号:491.3/Th,7
 内容:これまでの人生の全ての日の出来事を記憶している、自宅のトイレからキッチンに行こうとして迷子になる、色盲なのにカラフルなオーラが見える…。脳の「エラー」がもたらす奇妙な人生から、脳科学の最先端を描く。
 著者紹介:ジャーナリスト。大学で神経学、サイエンスコミュニケーションを学ぶ。『ニュー・サイエンティスト』誌で8年間編集者を務め、その後フリーに。BBCや『ガーディアン』紙等で活躍。

『寄席の底ぢから』

 中村 伸/著、三賢社/刊、請求記号:779.1/N,37
 内容:寄席に行ってみよう! 落語を中心にした「定席」と呼ばれる寄席を取り上げ、事件簿から楽しみ方、歴史までを紹介。上野、新宿など、寄席を育んできた街の歴史もたどる。
 著者紹介:1961年東京生まれ。出版社勤務からフリーランスに。編集者、伝記作家。