新着図書からおすすめの五冊

3月31日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月31日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月7日(火曜日)からです。
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『QRコードの奇跡

 小川 進/著、東洋経済新報社/刊、請求記号:007.6/O,24 
 内容:日本発で国際標準になった稀有なイノベーション、QRコード。トヨタ生産方式向けのバーコードと読み取り機の開発にまでさかのぼり、QRコードの開発と標準化、その後の進化までを紹介する。
 著者紹介:1964年兵庫県生まれ。マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学にてPh.D.取得。神戸大学大学院経営学研究科教授。MITサーチ・アフィリエイト。


『人間の本性

 アルフレッド・アドラー/著、興陽館/刊、請求記号:146.1/A,16
 内容:個人心理学の揺るぎない基本とはどのようなものか。人間を知ることに対して個人心理学がどれほど有用か。「承認欲求」や「トラウマ」はどこからくるのか-。心理学の巨匠アドラーが「人間の本性」を詳細に明らかにする。
 著者紹介:1870~1937年。オーストリア出身。精神科医、心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングとともに現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立し、個人心理学を創始した。
 

『ビジュアルパンデミック・マップ』

 サンドラ・ヘンぺル/著、日本ナショナルジオグラフィック社/刊、請求記号:493.8/H,52
 内容:ペスト、インフルエンザ、エイズ、ジカ熱…。20の感染症を取り上げ、データをもとに感染経路や終息の例、感染地域などをわかりやすく地図化。感染のきっかけ、病原体発見の感動等をストーリーでやさしく紹介する。
 著者紹介:医療ジャーナリスト。「医学探偵ジョン・スノウ」で英国医師会出版賞を受賞。


『クルマの本箱』

 内野 安彦/著 、郵研社/刊、請求記号:537.9/U,22
   内容:クルマは人とのドラマなしには語れないもの。こんなクルマの本がある図書館が創りたかった。クルマ好きの元図書館職員が、文字で、写真で、絵筆で表現された古今東西のクルマに関する本を紹介する。
 著者紹介:1956年茨城県生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程中退。立教大学兼任講師、同志社大学嘱講師。著書に「だから図書館めぐりはやめられない」など。


『基礎自治体の文化政策』

 藤野 一夫/著、水曜社/刊、請求記号:709.1/F,64
   内容:「文化・芸術をいかしたまちづくり」に強い関心をもつ大阪府内の基礎自治体の職員による調査・研究の成果。まちづくりにおける成功とは何なのか、自治体職員にできることは何なのかを考察する。
 著者紹介:神戸大学大学院国際文化学研究科教授。日本文化政策学会副会長、(公財)びわ湖芸術文化財団理事のほか、文化審議会等の委員を多数兼任。 

3月24日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月24日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月31日(火曜日)からです。
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『読書をプロデュース

 角田 陽一郎/著、秀和システム/刊、請求記号:019/Ka,28 
 内容:ジャケ買いする、積読・併読する、速読しない…「バラエティ読み」が従来の読書観を変える! 読書プロデューサーでもある著者が、今だからこそおススメしたい読書術を解説。岩波新書、中公新書等の編集長との対談も収録する。
 著者紹介:1970年千葉県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。バラエティープロデューサー。出版や講演などさまざまなビジネスを精力的におこなう。著書に「最速で身につく世界史」など。

『自分の居場所をつくる働き方

 中里 桃子/著、日本能率協会マネジメントセンター/刊、請求記号:159.4/N,46
 内容:人生100年時代は「居場所をつくれる人」が輝く!自分らしくいながら、仲間とともに成果を出せる「居場所」を自分でつくり出していく、「コミュニティ・ワーカー」という働き方を提案する。
 著者紹介:株式会社女子マネ代表取締役。オンラインサロンの立ち上げ&運営パートナー。コミュニティマネージャー。
 

『日本人の一年と一生』

 石井 研士/著、春秋社/刊、請求記号:386.1/I,78
 内容:正月、節分、七夕、お盆、ハロウィン、クリスマス、七五三、成人式、結婚式、お葬式…。年中行事と通過儀礼を扱いながら戦後の日本人の宗教性の変容を描き、これからの日本文化や社会の在り方を考える。
 著者紹介:1954年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科宗教学・宗教史学専攻博士課程単位取得満期退学。國學院大學神道文化学部教授。著書に「銀座の神々」「社会変動と神社神道」など。


『海洋プラスチック汚染』

 中嶋 亮太/著 、岩波書店/刊、請求記号:519.4/N,34
   内容:なぜ海の生きものたちはプラスチックを食べるのか。生分解性プラスチックなら問題は解決するのか…。若手海洋学者が、海の汚染の現状と問題を整理するとともに研究状況をわかりやすく伝え、現時点での解決策を提示する。
 著者紹介:1981年生まれ。創価大学卒。国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)研究員。博士(工学)。ウェブサイト『プラなし生活』運営者。日本サンゴ礁学会川口奨励賞を受賞。


『東京のレトロ美術館』

 とに~/著、エクスナレッジ/刊、請求記号:706.9/To,63
   内容:これまでに1500以上のミュージアムを訪れたアートテラー・とに~(元吉本芸人)が、東京のレトロな趣がある34の美術館をガイド。各美術館の見どころを写真とともにわかりやすく紹介する。データ:2020年1月現在。
 著者紹介:1983年生まれ。アートテラー。元吉本興業のお笑い芸人。著書に「ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ」「こども国宝びっくりずかん」がある。 

3月17日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日3月17日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月24日(火曜日)からです。
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『自分をコントロールする力

 森口 佑介/著、講談社/刊、請求記号:143/Mo,48 
 内容:AIとロボットの時代に、大学は何を提供するのか。いかにして、AI化・ロボット化した社会・経済を闊歩できる人材、「ROBOT-PROOF」な卒業生を輩出するか。大学改革の旗手が高等教育の新たな役割を提言する。
 著者紹介:マサチューセッツ工科大学より言語学と哲学でPh.D.取得。ノースイースタン大学第7代学長。専門は言語学。アメリカ科学振興協会フェロー、アメリカ教育評議会会長などを歴任。

『ROBOT-PROOF

 ジョセフ・E.アウン/著、森北出版/刊、請求記号:377.1/A,55
 内容:創造性、好奇心、洞察力などは、生活に密着した学びによって育まれる-。2000年にノーベル化学賞を受賞した著者が、折々の想いをつづった随筆集。『信濃毎日新聞』連載や講演などをまとめて書籍化。
 著者紹介:1936年東京生まれ。工学博士。筑波大学名誉教授。2000年「導電性高分子の発見と開発」でアラン・マクダイアミッド、アラン・ヒーガー両教授とともにノーベル化学賞受賞。
 

『ハウ・トゥー』

 ランドール・マンロー/著、早川書房/刊、請求記号:404/Ma,46
 内容:どれも家庭では試さないでください-。元NASAエンジニアのインターネットコミック作家が、引越しの方法から自撮りのコツ、友だちの作り方まで、「試してはいけない」日常の科学を楽しいイラストとともに解説します。
 著者紹介:NASAのロボット技術者を経て、インターネットマンガ家。著書に「ホワット・イフ?」「ホワット・イズ・ディス?」がある。


『大江戸趣味風流名物くらべ』

 吉村 武夫/著 、平凡社/刊、請求記号:672.1/Y,91
   内容:明治のなかば、浅草・日本橋・上野周辺を中心に、東京の特長のある店や庭園、人物等を足で探しまわって書き上げた番付を昭和の時代に実地検証。豊かな市井知が息づく江戸の趣を現代に伝える貴重な記録。「大江戸趣味風流名物くらべ 上・下」(西田書店 1976年刊)の合本。
 著者紹介:1912~2001年。年。静岡県生まれ。東洋商業学校卒業。製綿製糸などの家業を経て、花嫁わた株式会社社長、同社会長、東京都製綿工業協同組合理事長などを歴任。著書に「綿の郷愁史」など。


『江戸の花鳥画譜』

 狩野 博幸/監、河出書房新社/刊、請求記号:721/E,24
   内容:狩野派、土佐派、琳派、円山派から、水墨画、奇想の美、蘭画、浮世絵、博物図譜まで。江戸時代の花鳥画の豊かなバリエーションを、ベストセレクションで集成。 

3月10日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『物語パリの歴史

 高遠 弘美/著、講談社/刊、請求記号:235.3/Ta,55 
 内容:どの街角でも歴史に出会う街、パリ。パリの起源・ローマ時代、百年戦争とジャンヌ・ダルクの登場、フランス革命、パリ万国博覧会…。書物と実際の経験上著者が見聞きしたパリの歴史と魅力を描く。
 著者紹介:1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科フランス文学専攻博士課程修了。明治大学商学部教授。専門はフランス文学。著書に「七世竹本住大夫」など。


『自然に学ぶ

 白川 英樹/著、法藏館/刊、請求記号:404/Sh,83
 内容:創造性、好奇心、洞察力などは、生活に密着した学びによって育まれる-。2000年にノーベル化学賞を受賞した著者が、折々の想いをつづった随筆集。『信濃毎日新聞』連載や講演などをまとめて書籍化。
 著者紹介:1936年東京生まれ。工学博士。筑波大学名誉教授。2000年「導電性高分子の発見と開発」でアラン・マクダイアミッド、アラン・ヒーガー両教授とともにノーベル化学賞受賞。
 

『脱プラスチックへの挑戦』

 堅達 京子/著、山と溪谷社/刊、請求記号:519/G,34
 内容:なぜ世界は脱プラスチックに積極的なのか。日本企業の動きは? 持続可能な地球と世界のビジネスの潮流を、数々の貴重な証言や驚きの事実と共に伝える。NHK BS1スペシャル「“脱プラスチック”への挑戦」を単行本化。
 著者紹介:1965年福井県生まれ。NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー。日本環境ジャーナリストの会副会長。著書に「失われた思春期」など。


『三越誕生!』

 和田 博文/著 、筑摩書房/刊、請求記号:673.8/W,12
   内容:1904年、呉服店からデパートへ転身した三越。帝国への道を歩む日本を映し出した「三越デパートメントストア」の草創期を、当時の文芸作品や新聞、雑誌などを通して実証的にたどる。貴重図版も多数掲載。
 著者紹介:1954年生まれ。東京女子大学日本文学専攻教授・比較文化研究所長・丸山眞男記念比較思想研究センター長。「シベリア鉄道紀行史」で交通図書賞受賞。


『ものは言いよう』

 ヨシタケ シンスケ/著、白泉社/刊、請求記号:726.5/y,92
   内容:絵本作家ヨシタケシンスケの絵本創作の秘密がすべて詰まった一冊。自身を徹底分析したイラスト解説&ロングインタビューのほか、お気に入りの本、絵本のネタ帳など、お宝資料も満載。『MOE』掲載をもとに書籍化。
 著者紹介:1973年神奈川県生まれ。「りんごかもしれない」ほかでMOE絵本屋さん大賞第1位を受賞し、5冠に輝く。「つまんないつまんない」でニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞。

3月3日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『ちょっと気になる「働き方」の話

 権丈 英子/著、勁草書房/刊、請求記号:366/Ke,44 
 内容:少子高齢化の進行により改革が迫られる日本の労働問題。働きやすい環境づくりを進めるには、何が障害であり、いかにすれば克服できるのか。これからの働き方を考える上での課題を網羅、議論の全容を見渡す。
 著者紹介:アムステルダム大学経済学研究科博士課程修了。h.D.(経済学)。亜細亜大学経済学部教授、副学長。


『クモのイト

 中田 兼介/著、ミシマ社/刊、請求記号:485.7/N,45
 内容:クモの魅力は、その賢さと複雑さにある。エサを捕らえるために糸を使ってワナを仕掛け、経験から学び、未来を予測して柔軟に生き方を変えていく。クモと人間の関わり、クモという生き物のこと、クモの生き方について解説する。
 著者紹介:1967年大阪生まれ。京都女子大学教授。クモ博士。著書に「まちぶせるクモ」など。
 

『「人間とは何か」はすべて脳が教えてくれる』

 カーヤ・ノーデンゲン/著、誠文堂新光社/刊、請求記号:491.3/N,96
 内容:私とは何か、人類はなぜ繁栄できたのか、心とは物理的なものか。脳のミステリーを探る一冊。神経学専門医の著者が、脳の組織や機能、メカニズムに関する新たな研究成果を、研究上の発見や自らの体験とともに楽しく紹介する。
 著者紹介:1987年生まれ。アーケシュフース大学病院の神経学専門医。オスロ大学で教鞭もとる。


『江戸の間取り』

 安藤 優一郎/著 、彩図社/刊、請求記号:521.5/A,47
   内容:江戸という巨大城下町を「間取り」を介して解説。江戸城をはじめ、武家地、町人地といった5つの土地毎に、各建物の内部構造や周辺の俯瞰図を見ながら、江戸に住む人々の暮らしに迫る。全27項目に図版を多数掲載。
 著者紹介:歴史家、文学博士(早稲田大学)。江戸をテーマに執筆・講演活動を展開。著書に「大江戸の飯と酒と女」「江戸の不動産」「大名屋敷「謎」の生活」など。


『日本の香りと室礼』

 宮沢 敏子/著、八坂書房/刊、請求記号:576.6/Mi,89
   内容:正倉院宝物の薬香、源氏物語の薫香、趣深き五節供の室礼、伝統的な香道の世界-。絵画工芸品や伝統的な香り装飾など250点の写真を交えて、四季折々の豊かで美しい日本の香りと室礼文化を紹介する。香りのレシピも掲載。
 著者紹介:東京生まれ。香りと室礼作家。「香り花房・かおりはなふさ」主宰。

2月25日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『専門図書館探訪

 青柳 英治 ほか/著、勉誠出版/刊、請求記号:018/A,57 
 内容:一般の人が利用できる公開型の専門図書館61館を取り上げ、そのコレクションやレファレンスサービスの内容、催しものなどを、カラー写真とともに紹介する。座席数やSNSの状況などをまとめたリストも収録。
 著者紹介:筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。明治大学文学部教授。


『インクルーシブデザイン

 井坂 智博/著、日経BP/刊、請求記号:336.2/I,68
 内容:SDGs(持続可能な開発目標)時代における、イノベーション力を向上させるための方策「インクルーシブデザイン」。その方法論と具体的な手法、イノベーション力を備えた「未来思考型リーダー」の育成について解説する。
 著者紹介:茨城県出身。インクルーシブデザイン・ソリューションズ代表取締役社長。名古屋商科大学大学院客員教授。
 

『ほんとうの欲求は、ほとんど無自覚』

 大松 孝弘 ほか/著、宣伝会議/刊、請求記号:675.2/O,61
 内容:いま重要なのは、「本人も無自覚な不満」を理解すること。「無自覚な不満」を起点にして、「ほんとうに欲しいもの」を見つけるシンプルなフレームワークを紹介する。フレームワークのダウンロードサービス付き。
 著者紹介:株式会社デコム代表取締役。共著に「「欲しい」の本質」など。


『至高の十大指揮者』

 中川 右介/著 、KADOKAWA/刊、請求記号:762.8/N,32
   内容:「三大指揮者」トスカニーニ、ワルター、フルトヴェングラーからカラヤン、バーンスタインを経て、現代の巨匠ラトルまで。彼らはどのようにキャリアを積み上げ、何を成し遂げたのか。世界的指揮者たちの人間ドラマを綴る。


『『広辞苑』をよむ』

 今野 真二/著、岩波書店/刊、請求記号:813.1/Ko,75
   内容:使いながら必要以上にいろいろなことを考える。しょっちゅう脱線。それが辞書を「よむ」ということだ-。ことばを愛してやまない日本語学者が、真剣に、マニアックに、「広辞苑」の使い方・遊び方を紹介する。
 著者紹介:1958年神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。「仮名表記論攷」で金田一京助博士記念賞受賞。ほかの著書に「日日是日本語」など。

2月18日の新着図書からおすすめの5冊


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『「かわいい」の世界

 サイモン・メイ/著、青土社/刊、請求記号:115.5/Ma,98 
 内容「キュート」という概念が生まれる前と後では、人びとの意識の何が変容したのか。曖昧で捉えどころがなく、二面性に富む「キュート」の魅力はどこから生まれるのか。人、物、キャラクター、アート作品から考察する。
 著者紹介:1956年生まれ。ロンドン大学キングス・カレッジの哲学の客員教授。2000年から1年間、東京大学哲学科客員教授として日本に滞在。


『平成をあるく

 共同通信社/編、柘植書房新社/刊、請求記号:210.77/H,51
 内容:東日本大震災、地下鉄サリン事件、iPS細胞の誕生、リーマン・ショック…。共同通信社が配信し、35紙に連載した全50回の記事と、田原総一朗のエッセイ、高村薫、磯田道史、斉藤惇、水無田気流の座談会を収録する。
 

『絵で楽しむ江戸のことわざ』

 時田 昌瑞/著、KADOKAWA/刊、請求記号:388.3/To,33
 内容:「鬼の留守に洗濯」って、何の洗濯なの?日ごろ不思議に思われることわざも、いざ絵で見てみると思わず納得! 江戸人のエスプリやユーモアあふれることわざを、当時の「ことわざ絵」とともに紹介する。東京書籍 2005年刊を大幅に加筆、修正。
 著者紹介:1945年生まれ。早稲田大学文学部卒。ことわざ研究会会員。著書に「岩波ことわざ辞典」「岩波いろはカルタ辞典」「図説日本のことわざ」など。


『身近な「くすり」歳時記』

 鈴木 昶/著 、東京書籍/刊、請求記号:499.8/I,98
   内容:屠蘇と七草、桜と月桂樹、紫蘇と薄荷、生姜と茗荷、柚子と南瓜…。古来から使われてきた身近な「くすり」である生薬・漢方薬を、12カ月の月別にあげ、行事や気候、文化・風習とともに歳時記として語る。
 著者紹介:1932年山形県生まれ。元・薬事日報編集局長。薬剤師、医療ジャーナリスト。著書に「日本医家列伝」「花のくすり箱」「日本の伝承薬」など。


『ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える世界一美味しいコーヒーの淹れ方』

 井崎 英典/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:596.7/Ts,99
   内容:自分好みの「世界一美味しいコーヒー」を楽しもう。ワールド・バリスタ・チャンピオンが、生豆から抽出に至るまでの包括的な知識と、自宅で美味しいコーヒーを淹れるための実践的なノウハウを紹介する。書き込みページあり。
 著者紹介:1990年生まれ。第15代ワールド・バリスタ・チャンピオン。株式会社QAHWA代表取締役社長。日本マクドナルドの「プレミアムローストコーヒー」「新生ラテ」等を監修。

2月11日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『もうひとつのモンテレッジォの物語

 内田 洋子/著、方丈社/刊、請求記号:024.3/U,14 
 内容:「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」の著者が、モンテレッジォ村の人々との心温まる交流などを豊富なカラー写真とともに綴る。後ろからは、子供達が書いた村の歴史の絵本、子供達の想いとことばを読める両開き本。
 著者紹介:1959年神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒。通信社ウーノ・アソシエイツ代表。「ジーノの家」で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞を受賞。


『明智光秀劇場百一場

 鳥越 一朗/著、ユニプラン/刊、請求記号:289.1/A,33
 内容:伝説の出生地・明智城、信長の上洛後最初の陣所・東寺、一国一城の主となった坂本城、波多野秀治の裏切りに遭った黒井城、秀吉との決戦に備えた淀古城…。明智光秀ゆかりの地101カ所をモノクロ写真とともに紹介する。
 

『キャッシュレス進化論』

 安留 義孝/著、金融財政事情研究会/刊、請求記号:338.2/Y,66
 内容:決済は日常生活の利便性を追求し進化すべきもの。決済事業者による“お仕着せ”のキャッシュレス化にNOを!世界中のキャッシュレスを知り尽くす著者が、日本に足りない視点を提示する。
 著者紹介:1968年横須賀市生まれ。明治大学商学部卒業。メガバンク系シンクタンクを経て、富士通株式会社流通ビジネス本部シニアマネージャー。


『スバル』

 野地 秩嘉/著 、プレジデント社/刊、請求記号:537/N,93
   内容:小澤征爾のラビットスクーターからアイサイトまで、原点は中島飛行機にあった-。「空飛ぶクルマ」にいちばん近い自動車メーカー・スバルのこれまでの歩みを振り返る。
 著者紹介:1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。出版社勤務を経てノンフィクション作家。「TOKYOオリンピック物語」でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。


『『男はつらいよ』50年をたどる。』

 都築 政昭/著、ポプラ社/刊、請求記号:778.2/Ts,99
   内容:奇跡の「国民的映画」はどのように生まれたのか?「男はつらいよ」誕生秘話から、 渥美清の知られざるエピソード、「山田洋次監督論」から作品解説まで、「男はつらいよ」評論の決定版。
 著者紹介:1934年愛知県生まれ。日本大学藝術学部映画学科卒業。九州芸術工科大学(現在の九州大学)教授、岐阜県立情報科学芸術大学院大学教授を歴任。著書に「黒澤明の映画入門」など。

2月4日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『レファレンスと図書館

 大串 夏身/著、皓星社/刊、請求記号:015.2/o,26 
 内容:図書館は本を貸し出すだけの場所じゃない!レファレンス現場の実態を描いた「ある図書館相談係の日記」を大幅に増補し復刊。思い出に残るレファレンス相談質問事例や解説対談なども収録する。
 著者紹介:東京都出身。早稲田大学文学部卒業。東京都立中央図書館に司書として勤務。財団法人特別区協議会調査部等を経て昭和女子大学に勤務。同大学名誉教授。著書に「挑戦する図書館」など。


『君主号の世界史

 岡本 隆司/著、新潮社/刊、請求記号:209/O,42
 内容:天皇、皇帝、王…。古代中国、古代ローマから、東洋と西洋が出会う近代にいたるまで、君主号の歴史的変遷を一気に概観。多言語の資料を駆使してユーラシア全域を見据える。『フォーサイト』連載を書籍化。
 著者紹介:1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。京都府立大学教授。歴史学者。著書に「属国と自主のあいだ」「中国の論理」など。
 

『世界「倒産」図鑑』

 荒木 博行/著、日経BP/刊、請求記号:335.4/A,64
 内容:一時代を築いた企業はなぜ破綻に至ったのか。日米欧の倒産した25社を取り上げ、それぞれ「どういう企業だったのか」「どこで間違えたのか」「私たちは何を学ぶべきなのか」といった項目に分けて考察する。
 著者紹介:1975年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。株式会社学びデザイン代表取締役社長。株式会社フライヤー取締役COO。著書に「見るだけでわかる!ビジネス書図鑑」など。


『想像力とデザインの心得』

 天野 晴久/著 、ワニ・プラス/刊、請求記号:336/A,43
   内容:正しくデザインされた仕事は100%上手くいく!情報デザインスペシャリストが、新しい価値とモノゴトの創造について、背景から実践方法までをレクチャー。想像力とデザイン能力を最大化するための最初の一歩を提供する。
 著者紹介:1975年東京都生まれ。東海大学教養学部卒。テックファーム株式会社エグゼクティブプロデューサー情報デザインスペシャリスト。ソリューション改善や事業創発支援を行っている。


『ヘイトの言葉はこうしてつくられる』

 八木 晃介/著、批評社/刊、請求記号:361.4/Y,15
   内容:〈魂〉の殺人と同じ犯罪であるヘイト・スピーチは、なぜ執拗に行われるのか。風評・デマ・うわさが触媒する鬱屈した民衆意識への社会心理学的接近から解き明かす。『人権教育研究』ほか掲載を書籍化。
 著者紹介:1944年京都市生まれ。大阪市立大学文学部(社会学専攻)卒業。花園大学名誉教授。著書に「親鸞 往還廻向論の社会学」「右傾化する民意と情報操作」など。

1月28日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『阿弥陀・薬師・観音・不動

 大法輪閣編集部/編、大法輪閣/刊、請求記号:186.8/A,45
 内容:極楽浄土の教主である阿弥陀如来、病を癒す薬師如来、慈悲深き観音菩薩、そして怒りの形相の不動明王。古来、多くの人に信仰されてきた「仏教界の四大スター」をやさしく紹介する。『大法輪』掲載を加筆・改訂し再編集。


『100年前から見た21世紀の日本

 大倉 幸宏/著、新評論/刊、請求記号:210.69/O,57
 内容:働き方改革、政治家の資質低下、女性の活躍、なりすまし詐欺、読書離れ…。現代日本が抱える課題は、すでに100年前から議論されていた!今の日本と約100年前の日本を対比させながら、さまざまなテーマについて考える。
 著者紹介:1972年愛知県生まれ。新聞社、広告制作会社等を経てフリーランスのライター。著書に「「衣食足りて礼節を知る」は誤りか」「「昔はよかった」と言うけれど」など。『日経ビジネス電子版』連載を書籍化。
 

『「ミライの兆し」の見つけ方』

 御立 尚資/著、日経BP/刊、請求記号:340/Mi,56
 内容:悲観論が広がる時代でも「明るい将来シナリオ」は、知識と視点次第で見つけられる。豊富な経験と見識、きめ細かい観察力、深い洞察力で、世の中で起こっていることを読み解く。『日経ビジネス電子版』連載を書籍化。
 著者紹介:ボストンコンサルティンググループシニア・アドバイザー。京都大学経営管理大学院客員教授。著書に「戦略「脳」を鍛える」など。


『そうだったのか!ヒトの生物学』

 坪井 貴司/著 、丸善出版/刊、請求記号:491.3/Ts,15
   内容:花粉症ってどうして起こるの? がんや認知症の治療ってどこまで進んでるの?からだにまつわる疑問に、分子と生理の観点からわかりやすく答える。科学者たちの逸話なども収録。東京大学教養学部での講義をもとに書籍化。
 著者紹介:浜松医科大学大学院医学系研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授。日本生理学会奨励賞、日本神経科学学会奨励賞、文部科学大臣表彰若手科学者賞受賞。


『キッチンの歴史』

 ビー・ウィルソン/著、河出書房新社/刊、請求記号:596.9/W,75
   内容:スプーンや包丁、鍋釜、計量器具、電子レンジ、冷蔵庫といった料理道具の数々は、どのように発明され、改良されてきたのか。それらの歴史をたどり、人々の食文化をいかに変えてきたかを読み解く。
 著者紹介:1974年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで博士号を取得。『サンデー・テレグラフ』紙に毎週、食に関するコラムを寄稿。著書に「食品偽装の歴史」など

1月21日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月21日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月28日(火曜日)からです。
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『死んだらどうなるのか?

 伊佐敷 隆弘/著、亜紀書房/刊、請求記号:114.2/I,68
 内容:「他の人間や動物に生まれ変わる」「すぐそばで子孫を見守る」「完全に消滅する」…。だれもが悩む問題「死後はどうなる?」を宗教・哲学・AIについての議論を横断しながら、対話形式で探究する。
 著者紹介:1956年鹿児島市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程修了。ヴィトゲンシュタイン研究で博士号取得。日本大学経済学部教授。専攻は哲学。著書に「時間様相の形而上学」等。


『災害から命を守る「逃げ地図」づくり

 逃げ地図づくりプロジェクトチーム/著、ぎょうせい/刊、請求記号:369.3/Sa,17
 内容:災害時に高齢者が避難場所まで歩行してたどり着ける経路を、3分ごとに色分けして図示した「逃げ地図」づくりの基礎的な知識と実践的な手法をわかりやすく解説。ジャケット裏面に逃げ地図づくりが体験できる白地図あり。
 

『昭和モダン建築巡礼』

 磯 達雄 ほか/著、日経BP/刊、請求記号:523.1/I,85
 内容:東京五輪翌年の1965年から沖縄海洋博が開催された1975年までに国内に竣工した名建築55件を、カラー写真、イラストとともに紹介する。橋爪紳也と磯達雄の対談も収録。『日経アーキテクチュア』連載を加筆し書籍化。
 著者紹介:1963年埼玉県生まれ。編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師。武蔵野美術大学非常勤講師。


『ミツバチおじさんの森づくり』

 吉川 浩/著 、ライトワーカー/刊、請求記号:646.9/Y,89
   内容:日本ミツバチがいなくなったら大変なことになる!自然養蜂家の著者が、ミツバチから学んだ自然の仕組みと、「ミツバチと森をつくる」ビーフォレスト活動について綴る。


『どうしてこう読む難読語の由来』

 中村 幸弘/著、右文書院/刊、請求記号:811.2/N,37
   内容:難読語には、上代から近現代に至るまでの千何百年にわたる日本語の言語文化の歴史が詰まっている。小豆(あずき)、山車(だし)など、漢字一字一字と、その読みとを対照させ、どうしてそう読むのかを1語1ページで解説する。

1月14日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月14日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月21日(火曜日)からです。
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『データの世紀

 日本経済新聞データエコノミー取材班/編、日本経済新聞出版社/刊、請求記号:007.3/D,65
 内容:ヒト・モノ・カネが生み出すデータ資源は、企業や国、そして世界の秩序を変える。すさまじい速度で押し寄せているデータ経済の光と影を追う。『日本経済新聞』『日経電子版』掲載を加筆し書籍化。

『オタク経済圏創世記

 中山 淳雄/著、日経BP/刊、請求記号:361.5/N,45
 内容:ゲーム・アニメからプロレスまで、世界のオタクを魅了する日本の2.5次元戦略とは?オタク文化商品が国内で生成され、マスカルチャーとなる過程、それがグローバルにおいても消費されるようになる過程を分析する。
 著者紹介:1980年栃木県生まれ。東京大学大学院修了(社会学専攻)。McGill大学MBA修了。ブシロード執行役員。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師。シンガポール南洋工科大学非常勤講師。
 

『にっぽん建築散歩』

 小林 泰彦/著、山と溪谷社/刊、請求記号:523.1/Ko,12
 内容:商港ならではの銀行建築が残る小樽、江戸以来の学問と文化の街・神田、ヴォーリズ建築が残る近江八幡…。日本全国30エリアの歴史的建物を、イラストと地図とともに紹介する。雑誌『パートナー』掲載を加筆し書籍化。
 著者紹介:1935年東京生まれ。画家、イラストレーター。著書に「むかし道具の考現学」など。

『宇宙から帰ってきた日本人』

 稲泉 連/著 、文藝春秋/刊、請求記号:538.9/I,52
   内容:日本の社会で生まれ育ち、その風土を背景に持つ日本人宇宙飛行士は、自身の体験をどのようなものとして持ち帰ったのか。秋山豊寛から金井宣茂まで歴代12人の日本人宇宙飛行士に取材し、その宇宙体験を明らかにする。
 著者紹介:1979年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。「ぼくもいくさに征くのだけれど」で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。ほかの著書に「仕事漂流」など。

『いろは落語づくし 1』

 稲田 和浩/著、教育評論社/刊、請求記号:779.1/I,51
   内容:芋から酢豆腐、雲古まで、落語に出てくる食べ物噺を楽しむ一冊。「うまいもん」をいろはの順に並べ、それが登場する落語とともに紹介。落語が完成したとされる江戸時代の庶民の暮らしも一緒に味わえる。
 著者紹介:1960年生まれ。東京出身。作家、脚本家、日本脚本家連盟演芸部副部長、文京学院大学講師。著書に「恋する落語」「はたらく落語」「浪曲論」など。

1月7日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日1月7日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月14日(火曜日)からです。
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『図書館パートナーズのつくり方

 小田垣 宏和/著、郵研社/刊、請求記号:015.8/O,17
 内容:図書館ハードユーザーからボランティアになった会社員の著者。その活動から社会貢献に目覚め…。地域でソーシャル・キャピタルを形成し、図書館で新しいコミュニティを創設するノウハウと、新しいボランティアの在り方を提言。
 著者紹介:1964年神戸市生まれ。ハワイ・パシフィック大学コンピューター・サイエンス学部卒業。墨田区ひきふね図書館パートナーズ代表。

『武士道の英雄 河井継之助

 星 亮一/著、さくら舎/刊、請求記号:289.1/Ka,93
 内容:理不尽かつ横暴な薩長軍に敢然と立ち向かった長岡の雄。類まれなるリーダーシップと強い正義感、時代の先を読む鋭い目を持つサムライは、北越戊辰戦争の最前線に立ち続け…。武士道の英雄・河井継之助の壮絶な戦いと死を描く。
 著者紹介:1935年宮城県生まれ。日本大学大学院総合社会情報研究科博士課程前期修了。歴史作家。「奥羽越列藩同盟」で福島民報出版文化賞、「国境の島・対馬のいま」で日本国際情報学会功労賞を受賞。

『女性マネージャーの働き方改革2.0』

 高田 朝子/著、生産性出版/刊、請求記号:336.3/Ta,28
 内容:どのように働くのか、どう働けば幸せなのか。男性が再点検してこそ「女性の働き方」も変わる!管理職に向けて、女性マネージャーやその候補者と真摯に向き合い、育成を通してともに成長していくためのコツを伝える。
著者紹介:慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了。法政大学ビジネススクール教授。慶應丸の内キャンパス客員コンサルタント。著書に「人脈のできる人」「女性マネージャー育成講座」など。

『農業高校へ行こう!』

 全国農業高等学校長協会/監修 、家の光協会/刊、請求記号:376.4/N,93
   内容:いま、農業高校が熱い! 地域おこし、ご当地グルメ開発など、全国の農業高校のユニークな取り組みを写真とともに紹介する。ウド鈴木、サヘル・ローズ、金足農業高校野球部監督といった、ゆかりの人からのメッセージも掲載。

『日本捕鯨史』

 中園 成生/著、古小烏舎/刊、請求記号:664.9/N,46
   内容:捕鯨は必要なのか-。2019年7月に商業捕鯨を再開する日本。「日本には捕鯨の歴史と伝統がある」と語られるが、どれくらいの人がその実態を理解しているのか。「鯨と日本人の歴史」を再考し、見つめ直す。
 著者紹介:1963年福岡県生まれ。熊本大学文学部(民俗学)卒業。平戸市生月町博物館・島の館学芸員。「鯨取り絵物語」で地方出版文化功労賞受賞。ほかの著書に「かくれキリシタンの起源」など。

12月24日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日12月24日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月7日(火曜日)からです。
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『公文書をアーカイブする

 小川 千代子 ほか/著、大阪大学出版会/刊、請求記号:018/O,24
 内容:記録物のすべては人の生きてきた証拠。国や市町村の文書保存の仕組みをわかりやすく紹介し、身近な文書から科学的な記録までを上手に整理する方法、それを賢く利用する方法を提言する。
 著者紹介:1963年名古屋市生まれ。わんわん保育園DUCAのドッグトレナー。NPO法人DOGDUCA代表。

『ローマ法王の言葉

 講談社第一事業戦略部/編、講談社/刊、請求記号:198.2/R,66
 内容:「ありがとう」 それは、気高い魂が咲かせる花です。本当に美しいことです-。2013年の就任後から今日に至るまでの法王フランシスコの講話から、「家族」「愛」「ゆるし」「喜び」などに関する言葉を紹介する。
 著者紹介:1936年アルゼンチン生まれ。アルゼンチンでイエズス会管区長、神学院長、ブエノスアイレス大司教などを経て、第266代ローマ法王。

『ママとミシンとスワヒリ語』

 宇野 みどり/著、第三文明社/刊、請求記号:302.4/U,77
 内容:126もの部族がスワヒリ語を通して融合し、平和を築いたタンザニア。1967年、日本青年海外協力隊のタンザニア第一期隊員として派遣された著者が、50年間にわたる友好と、スワヒリ語普及の人生を綴る。
 著者紹介:スワヒリ語通訳、翻訳家。青年海外協力隊員として、タンザニア連合共和国で洋裁・手芸を教え、ダルエスサラーム大学スワヒリ語外国人コースで学ぶ。著書に「タンザニアのママたち」など。


『中村好文 小さな家の物語』

 中村 好文/著 、平凡社/刊、請求記号:527/N,37
   内容:27年の歳月を重ねることで魅力を増した、70㎡ほどの小さな家。「ひとつ屋根の下」に漂う安堵感は、生活者としての視点と、細部に及ぶ建築的な思考と手法が支えている。建築家・中村好文がその流儀を丁寧に解き明かす。
 著者紹介:1948年千葉県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。建築家。レミングハウス設立。吉岡賞、吉田五十八賞特別賞を受賞。著書に「暮らしを旅する」など。

『ころんでも、まっすぐに!』

 高橋 忍 ほか/著、ゆいぽおと/刊、請求記号:645.6/Ta,33
   内容:目の前の小さな生命を救いたい! 1000頭以上の犬と向き合いながら、殺処分寸前の犬たちの保護活動を精力的に行うドッグトレーナーの熱い想いをまとめたノンフィクション。
 著者紹介:1963年名古屋市生まれ。わんわん保育園DUCAのドッグトレナー。NPO法人DOGDUCA代表。

12月17日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日12月17日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、12月24日(火曜日)からです。
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『子供より古書が大事と思いたい

 鹿島 茂/著、青土社/刊、請求記号:024.8/Ka,76
 内容:買うも地獄、買わぬも地獄-。19世紀フランスの社会と小説の研究者であり、洋書コレクターでもある著者が、達意の文章で洋古書の魅力とコレクション地獄の恐怖を綴る。
 著者紹介:1949年横浜市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。共立女子大学文芸学部教授。専門は19世紀フランスの社会と小説。「職業別パリ風俗」で読売文学賞受賞。

『実像

 秋山 千佳/著、KADOKAWA/刊、請求記号:289.1/N,36
 内容:約40年にわたり、非行少年や生きづらさを抱える人たちに無償で手料理を提供し、支援し続けてきた「ばっちゃん」。綿密な取材によりその原点と秘してきた「情と業」に迫り、偶像を求め、作り、弄ぶ時代を撃つ渾身のレポート。
 著者紹介:1980年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞社を経て、フリーに。ジャーナリスト。九州女子短期大学特別客員教授。著書に「戸籍のない日本人」がある。

『その証言、本当ですか?』

 ダン・サイモン/著、勁草書房/刊、請求記号:327.9/Si,6
 内容:被害者や目撃者がそろって犯人であるとし、本人も自白した事件。しかし、彼は無実であった-。刑事司法手続きの始まりから終わりまでを俯瞰し、段階ごとに問題を検討。誤った証言を生み出すメカニズムに迫る。
 著者紹介:南カリフォルニア大学教授。専門は法と心理学。

『健康な100歳をめざして』

 日本赤十字社医療センター/著 、桜の花出版/刊、請求記号:498/Ke,45
   内容:予防医学、生活習慣病、様々ながん、運動機能、認知症、生活を支えるためのサポートやリハビリ…。健康長寿を達成するための知識・情報をわかりやすく解説。日赤医療センターの診療や組織の特徴、関係するエピソード等も収録。

『お江戸ののれん』

 鈴木 進吾/著、柘植書房新社/刊、請求記号:674.8/Su,96
   内容:暖かくなれば夏暖簾を掛け、涼しくなると冬暖簾に替える。暖簾を替える店には品格がある。神田まつや、日本橋三越本店、上野藪蕎麦、天一銀座本店など、173店の夏冬の暖簾を写真で紹介する。歌舞伎役者の花暖簾も掲載。

12月10日の新着からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日12月10日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、12月17日(火曜日)からです。
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『子どもの心を動かす読み聞かせの本とは

 岡崎 一実/共編 ほか、日外アソシエーツ/刊、請求記号:019.5/Ko,95
 内容:本の「読み聞かせ」の分類、意義、事例などをまとめた「解説編」と、「読み聞かせに向いている本」に関するアンケートを実施した結果を集計した「ブックガイド編」で構成。ブックガイド編には452点の図書を掲載。
 著者紹介:関東学院小学校校長。

『お弔いの現場人

 朝山 実/著、中央公論新社/刊、請求記号:385.6/A,89
 内容:母親が使っていたベッドで「仏壇」を手作りしたひと、「ドライブスルー」を葬儀会館に導入した社長、7日間の「自宅葬」を推奨する葬儀社…。「空き家」となった実家を葬儀会館にした著者が、葬儀の最前線を描く。
 著者紹介:1956年兵庫県生まれ。地質調査員、書店員などを経て、インタビューライター。著書に「アフター・ザ・レッド」「父の戒名をつけてみました」など。

『ニュース・天気予報がよくわかる気象キーワード事典』

 筆保 弘徳/編著 ほか、ベレ出版/刊、請求記号:451/N,99
 内容:ヒートアイランド、ゲリラ豪雨、線状降水帯…。気象学や天気予報の研究で活躍する若手研究者が集結し、天気にまつわるキーワードについて最先端の知見を解説する。研究者たちのコラムも掲載。
 著者紹介:横浜国立大学教育学部准教授。博士(理学)。

『世界を変える100の技術』

 日経BP/編 、日経BP/刊、請求記号:502/Se,22
   内容:2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック。テクノロジーは五輪を変え、社会のインフラを変え、ものづくりやビジネスを変える。日経BP社の専門誌編集長30人が、ブレーク必至のテクノロジー100件を解説する。

『農業に転職! 就農は「経営計画」で9割決まる』

 有坪 民雄/著、プレジデント社/刊、請求記号:611.7/A,77
   内容:農家歴25年の元経営コンサルタントによる脱サラ就農の教科書。新規就農で一番重要な「経営計画書」の作り方を解説。また、最低限知っておくべき地域別「経営モデル」の知識や田舎暮らしの人付き合いの極意などを紹介する。
 著者紹介:1964年兵庫県生まれ。香川大学経済学部経営学科卒業。船井総合研究所を経て専業農家に転ずる。米、麦、野菜を栽培するほか肉牛を飼育。著書に「誰も農業を知らない」など。

11月26日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『大人のための道徳教科書

 齋藤 孝/著、扶桑社/刊、請求記号:150/Sa,25
 内容:学校に「教科としての道徳」がなかった大人のために、道徳のエッセンスが詰まった古今東西の37の名言・名文を精選して紹介。1日10分で、自己の確立、社会性、他者への愛といった大人に必須のスキルを学び直せる。
 著者紹介:昭和35年静岡県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に「声に出して読みたい日本語」など。


『時代を拓いた唐津の先人

 宮島 清一/著、海鳥社/刊、請求記号:281.92/Mi,75
 内容:明治時代、唐津とその周辺から多くの俊才が全国へ、世界へと羽ばたいていった。若き日に英語教師として唐津に赴任した高橋是清、高橋が育てた日本近代建築の父・辰野金吾ら、学問や教育、産業等に貢献した18人の足跡を辿る。
 著者紹介:1950年佐賀県生まれ。大阪大学理学研究科大学院博士課程修了。理学博士。岡崎国立共同研究機構分子科学研究所助教授を経て、宮島醬油株式会社代表取締役社長。唐津商工会議所会頭。


『地元を再発見する!手書き地図のつくり方』

 手書き地図推進委員会/著、学芸出版社/刊、請求記号:379/J,51
 内容:まちおこしや地域学習の現場で人気を集める手書き地図ワークショップ。懐かしい思い出、等身大の日常、ウワサ話など何でもアリな楽しみ方、きらりと光るまちのキャラクターを見つけるノウハウを豊富な事例で解説する。
 

『生き物の死にざま』

 稲垣 栄洋/著 、草思社/刊、請求記号:481.7/I,52
   内容:生きものたちは、晩年をどう生き、どのようにこの世を去るのか。子に身を捧ぐハサミムシ、海と陸の危険に満ちた一生をおくるウミガメ…。生命の最後の輝きを描く、哀切と感動の29話を収録。生きものイラストも掲載する。
 著者紹介:1968年静岡県生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。専門は雑草生態学。静岡大学大学院農学研究科教授。著書に「世界史を大きく動かした植物」など。


『エネルギーの愉快な発明史』

 セドリック・カルル ほか/監、河出書房新社/刊、請求記号:501.6/E,59
   内容:地熱炉、圧縮空気トラム、太陽炉を利用した印刷機、石油を作るウェルシュ菌…。さまざまな理由から普及しなかった過去の発明を紹介しながら、新たな時代にふさわしいエネルギー利用法を考察する。

11月19日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『パパは女子高生だった

 前田 良/著、明石書店/刊、請求記号:367.9/Ma,26
 内容:僕の家族は、僕、妻、2人の子どもたちの4人家族。ほかの家族と違うことといえば、僕が女の子として生まれたということだった…。「性別変更した夫を父親として認める」という結果を最高裁で手にした家族の物語。
 著者紹介:1982年兵庫県生まれ。Like myself代表。多様な性について各地で講演活動を展開。


『検診で見つかるがんの8割は良性がんである

 渡辺 泱/著、晶文社/刊、請求記号:491.6/W,46
 内容:がんが「過剰診断」され、必要のない治療で苦痛を受けるがん患者が多数生まれている。わたしたちはがんとどう向き合えばよいのか。がん検診普及に長年尽力してきた著者が、「意図的監視」の効用とがん予防の最前線を伝える。
 著者紹介:1935年生まれ。東北大学大学院修了。医学博士。京都府立医科大学名誉教授。1935年生まれ。東北大学大学院修了。医学博士。京都府立医科大学名誉教授。


『良い食品には物語がある』

 熊田 博/著、風媒社/刊、請求記号:596/Ku,32
 内容:尾張名古屋の城下町、東区赤塚町七番地にある小さな食品店「熊野屋」は、江戸時代の創業以来、300年間、同じ場所で商いを続けてきた。基本調味料からお茶・お菓子まで、熊野屋が勧める「良い食品と伝統食品」を紹介。

 

『熊谷守一』

 古川 秀昭/著 、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:723.1F,93
   内容:見えないものを描く、無形の領域を描く。死に出会うことで、逆に生きるということは何かを追い求めた熊谷守一。その創造の源泉は何か。なぜ作品に生命力はやどるのか。周辺史料、作品、関係者の証言から解き明かす。
 著者紹介:1944年旧満州生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。学芸員。OKBギャラリーおおがき館長。「宇宙に遊ぶ童心 熊谷守一展」などの企画展を手がける。



『図説挑発の画家』

 西永 裕/著、秀和システム/刊、請求記号:723.3/N,85
   内容:「真珠の首飾りの女」の壁の鏡は、なぜ首飾りが映らない位置にかけられているのか。「天秤を持つ女」の天秤に何ものっていないのはなぜか-。天才画家フェルメールが仕掛けた数多くの謎と物語を読み解く。
 著者紹介:1954年富山市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集・執筆者。著書に「図説植物の不思議」など。

11月12日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『汪兆銘と胡耀邦

 柴田 哲雄/著、彩流社/刊、請求記号:222.07/Sh,18
 内容:中国民主化のために闘った汪兆銘と胡耀邦の生涯を紹介。さらに、中国が長年に渡って民主化を求めながらも、今日に至るまでそれを実現し得ていないのか、その構造的要因についても検討する。
 著者紹介:1969年名古屋市生まれ。博士(京都大学人間・環境学)。愛知学院大学教養部准教授。著書に「習近平の政治思想形成」「中国民主化・民族運動の現在」など。

『世界史で読み解く「天皇ブランド」

 宇山 卓栄/著、悟空出版/刊、請求記号:288.49/U,98
 内容:世界に君主は27人いるが、天皇は唯一のエンペラー! 世界史を眺め、歴史上の王室の事例をひも解きながら、グローバルな視点を軸に「天皇や皇室“ブランド”=価値」を再認識する。
 著者紹介:1975年大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。代々木ゼミナール世界史科講師。著作家。各メディアで時事問題を歴史の視点で解説。著書に「「民族」で読み解く世界を史」など


『パワーハラスメントに関する法律実務』

 外井 浩志/著、税務研究会出版局/刊、請求記号:366.3/To,26
 内容:パワーハラスメント関連の判決を詳細に分析。各判例の概要はもちろんのこと、難解な判例を理解しやすくするために、著者の着眼点や、判断を左右する要素になった事柄、キーワードを類型の分析とともに紹介する。
 著者紹介:東京大学法学部卒業。弁護士。外井(TOI)法律事務所開設。著書に「健康・安全・衛生と補償・賠償」「就業規則の知識」「図解でわかる労働法」など

 

『究極の歩き方』

 アシックススポーツ工学研究所/著 、講談社/刊、請求記号:498.3/Ky,8
   内容:50歳を境に足や歩き方の衰えが始まる。いつまでも健康で楽しく暮らすにはどこに気をつけるべきか、靴を選ぶときどんな点に注意すべきか、運動するならどんなスポーツが望ましいか、アシックスが解説する。



『自動運転の技術開発』

 古川 修/著、グランプリ出版/刊、請求記号:537/F,93
   内容:クルマの自動運転の研究開発責任者だった著者が、その歴史をたどりつつ、運転自動化の実現が人類・社会に与える影響や開発の方向性を、技術的観点から提言する。
 著者紹介:(株)本田技術研究所に入社。自動運転車の研究開発プロジェクトの責任者などを務めた。芝浦工業大学名誉教授。博士(工学)。著書に「クルマでわかる物理学」など。

11月5日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『番記者が見た新天皇の素顔

 井上 茂男/著、中央公論新社/刊、請求記号:288.41/I,57
 内容:お世継ぎのプレッシャー、雅子さまの「適応障害」、愛子さまの不登校、先の陛下とのコミュニケーション…。これらの課題に新天皇はどう向き合ってきたか。元「番記者」が、印象的なエピソードとともにその素顔に迫る。
 著者紹介:1957年東京都生まれ。皇室ジャーナリスト。元読売新聞編集委員。著書に「皇室ダイアリー」がある。

『あなたが始める、はじめての在宅看取り。

 諏訪免 典子/著、ぱる出版/刊、請求記号:492.9/Su,87
 内容:看取りケアの進め方は? 看取りケアの質を向上させるポイントとは?自宅で最期を迎えたい人に寄り添い、旅立ちの日のために悔いのない看取りができるよう、看護師である著者の経験知と専門の知見をなるべく易しくまとめる。
 著者紹介:看護師、介護支援専門員、産業カウンセラー。看護学修士(老年看護学)。株式会社ケイツーマネジメントのケアコーディネーター。著書に「もしあなたが「看取りケア」をすることになったら」等。


『プレイスメイキング』

 園田 聡/著、学芸出版社/刊、請求記号:518.8/So,45
 内容:使われていない街路、公園、駅前等を、誰もが使いこなせる居場所に変える「プレイスメイキング」。活用ニーズの発掘、実効力のあるチームづくり、設計と運営のデザイン、試行の成果を定着させるしくみ等を実践例で解説する。
 著者紹介:1984年埼玉県生まれ。工学院大学大学院博士課程修了。有限会社ハートビートプラン。特定認定NPO法人日本都市計画家協会理事。専門は都市デザイン、プレイスメイキング。

 

『潜入ルポamazon帝国』

 横田 増生/著 、小学館/刊、請求記号:673.3/Y,78
   内容:“世界最大の小売企業”アマゾンによって、いまや日本市場は制圧されつつある。果たして、その現場では何が起きているのか。アマゾンのさまざまな現場に忍び込み、「巨大企業の光と影」を明らかにするルポルタージュ。
 著者紹介:1965年福岡県生まれ。アメリカ・アイオワ大学ジャーナリズム学部で修士号取得。物流業界紙『輸送経済』記者、編集長を経てフリーランスに。著書に「ユニクロ潜入一年」など。



『ノーサイドに乾杯!』

 松瀬 学/著、論創社/刊、請求記号:783.4/Ma,87
   内容:ラグビーワールドカップ日本開催は、いわば奇跡である。なぜ、奇跡の大会を日本に招致できたのか。人々の知恵と情熱、成功プロセスを記す。岩手県釜石市と熊本県熊本市の復興にも触れる。
 著者紹介:1960年長崎県生まれ。共同通信社勤務を経て、ノンフィクション作家に。著書に「汚れた金メダル」「東京農場」「なぜ東京五輪招致は成功したのか?」など。

10月29日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日10月29日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、11月5日(火曜日)からです。
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『もの忘れと記憶の科学

 五日市 哲雄/著、日刊工業新聞社/刊、請求記号:141.3/I,91
 内容:記憶のメカニズム、もの忘れと忘れる記憶の違い、言語の記憶の不思議、AIが進化させる記憶…。謎が多く、不思議に満ちている記憶について、科学実験や論証による科学的根拠をもとに、その秘密を解き明かす。
 著者紹介:1947年北海道生まれ。専修大学法学部卒業。サイエンスライター。著書に「大豆の科学」など。

『紙幣の日本史

 加来 耕三/著、KADOKAWA/刊、請求記号:337.4/Ka,28
 内容:長く愛され続けた肖像たちの真相、激動の時代の肖像たちの逸話、お馴染みとなった肖像たちの裏話、令和を彩る肖像たちの真実…。お札の肖像が採用された時代背景を見つめ、意外な歴史エピソードを探る。
 著者紹介:1958年大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。歴史家・作家。2018年歴史研究会「歴史大賞功労賞」を受賞。著書に「日本史に学ぶ一流の気配り」「前島密の構想力」など。


『黄金比』

 フェルナンド・コルバラン/著、近代科学社/刊、請求記号:414/C,88
 内容:古典期以来、完璧性、抽象的な表象の展開において驚くべき役割を果たしてきた黄金比。科学や芸術の分野で黄金比が登場する数多くの現象の形を歴史的に展望するとともに、動植物の形態学において果たす役割についても解説する。
 著者紹介:スペインの高校教師。

 

『にっぽん醬油蔵めぐり』

 高橋 万太郎/著 、東海教育研究所/刊、請求記号:588.6/Ta,33
   内容:訪ね歩いた醬油蔵は全国400蔵以上! セレクトショップ「職人醬油」を運営する著者が、45蔵の“この1本”を、個性豊かな造り手の素顔とともに紹介する。醬油の違いがわかるシンプルレシピ付き。
 著者紹介:1980年群馬県生まれ。立命館大学卒業。(株)伝統デザイン工房設立。蔵元仕込みの醬油を100ミリリットルの小瓶で販売する「職人醬油」を運営。同代表。


『和歌と暮らした日本人』

 浅田 徹/著、淡交社/刊、請求記号:911.1/A,81
   内容:恋の思いを伝えたり、お悔やみを述べたり、周囲に認めてもらえない苦しみを独白したり…。恋の思いを伝えたり、お悔やみを述べたり、周囲に認めてもらえない苦しみを独白したり…。平安時代から江戸時代の終わりまで、和歌が人々によってどのように使われてきたかを綴る。『なごみ』連載をもとに書籍化。
 著者紹介:1962年山口県生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。お茶の水女子大学教授。著書に「百首歌」がある。

10月22日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『VRが変えるこれからの仕事図鑑

 赤津 慧/著、光文社/刊、請求記号:007.3/A,33
 内容:ビジネスに大きな変化をもたらすVR(仮想現実)。具体的にどのように変わっていくかを、業界・ジャンルごとに紹介。ほか、VRで新しく生まれる仕事、変わる働き方、VR体験なども収録する。
 著者紹介:1990年茨城県生まれ。東京理科大学経営学部卒。株式会社ハロー取締役、ディグ株式会社取締役。ニューメディアプロデューサーとして、XR技術を使った施策やアニメ等を手がける。


『中村裕 東京パラリンピックをつくった男

 岡 邦行/著、ゆいぽおと/刊、請求記号:289.1/N,37
 内容:「パラリンピックの父」、ルートヴィヒ・グットマンに直接師事。人並み外れた押しの強さと行動力で日本の社会常識と闘って、東京パラリンピックを招致し、障がい者スポーツを大きく推進した中村裕の生涯を紹介する。
 著者紹介:1949年福島県生まれ。法政大学社会学部卒業。ルポライター。「野球に憑かれた男」で報知ドキュメント大賞を受賞。ほかの著書に「南相馬少年野球団」「伊勢湾台風」など。


『あなたは嫌いかもしれないけど、とってもおもしろい蚊の話』

 三條場 千寿  ほか/著、山と溪谷社/刊、請求記号:486.9/Sa,64
 内容:世界を飛び回る女性蚊学者たちが、蚊に関する質問に答えるほか、蚊の魅力満載のエピソードや、感染症の話、蚊と人類の未来などを語る。日本の蚊34種類をイラストとともに紹介した図鑑も収録。
 著者紹介:東京大学大学院農学生命科学研究科・応用動物科学専攻・応用免疫学教室助教。専門は寄生虫学。

 

『歩き続ける力

 三浦 雄一郎/著 、双葉社/刊、請求記号:498.3/Mi,67
   内容:65歳で余命3年の宣告を受けながらも、86歳の現在に至るまで歩き続けることができた経緯と、その手段である「歩く健康法」を具体的に紹介する。南米最高峰アコンカグアへの挑戦記も収録。
 著者紹介:1932年青森県生まれ。プロスキーヤー、冒険家。クラーク記念国際高等学校校長。70歳、75歳、80歳(世界最年長ギネス記録)と、3回のエベレスト登頂に成功。


『「声」とメディアの社会学』
 北出  真紀恵/著、晃洋書房/刊、請求記号:699.3/Ki,62
   内容:なぜ、女はアシスタントなのか? メディアのなかでの「声」の変化と役割を、「声」を担ってきたアナウンサーたちのライフストーリーやインタビュー、さらには、著者が長年アシスタントをつとめたラジオ番組の事例から考える。
 著者紹介:大阪大学大学院人間科学研究科後期博士課程単位修得退学。東海学園大学人文学部教授。

10月15日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『体罰と戦争

 森田 ゆり/著、かもがわ出版/刊、請求記号:375/Mo,66
 内容:体罰と戦争で傷つき、死ぬ子どもたち。体罰は「しつけのため」、戦争は「国を守るため」。人類はこの悪しき伝統をいつ、止めるのだろうか-。暴力とは何かを問い続けてきた著者が、人間のいのちと尊厳を考える。
 著者紹介:元カリフォルニア大学主任研究員、元立命館大学客員教授。1997年日本でエンパワメント・センター設立。「あなたが守るあなたの心・あなたのからだ」で産経児童出版文化賞受賞。


『プラスチックの現実と未来へのアイデア

 高田 秀重/監、東京書籍/刊、請求記号:519/P,97
 内容:水に溶けない、腐食しないプラスチックが、生態系に悲惨な影響をもたらしている。環境汚染などプラスチックの“不都合な現実”をつまびらかにし、スマートな循環型社会を実現するためのアイデアを提案する。


『チーズの事典』

 チーズ王国/監、誠文堂新光社/刊、請求記号:648.1/C,49
 内容:白カビタイプ、青カビタイプ、ウォッシュタイプ…。7つのカテゴリー別にチーズの製造方法・特徴・食べ方から歴史的背景や文化まで、観て読んで楽しめるチーズの教養本。写真も多数掲載する。

 

『夢もまた青し』

 志村 ふくみ ほか著 、河出書房新社/刊、請求記号:753/Sh,56
   内容:染めること、織ること、祈ること-。人間国宝・志村ふくみ、娘の洋子と孫の昌司。親子三代がそれぞれの個性を響き合わせながら、染織に込める思いを綴る。
 著者紹介:1924年生まれ。紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)。文化勲章受章。


『宮沢賢治はなぜ教科書に掲載され続けるのか』

 構 大樹/著、大修館書店/刊、請求記号:910.26/Mi,89
   内容:多様な場で、さまざまな用い方で文化資源としての受容が進む宮沢賢治。それはどのような理由から成立しているのか?賢治受容の不思議を、賢治評価が高まり、やがて文化資産として確立するまでのプロセスから読み解く。
 著者紹介:1986年兵庫県生まれ。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了。博士(教育学)。清泉女学院中学高等学校教諭。日本近代文学会、宮沢賢治研究会などに所属。

10月8日の新着からおすすめの5冊


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『親鸞「六つの顔」はなぜ生まれたのか

 大澤 絢子/著、筑摩書房/刊、請求記号:188.7/O,74
 内容:鎌倉時代から現代まで、親鸞を取り上げた絵巻や小説など膨大な資料を分析。「法然の弟子」「説法者」「妻帯した僧」「「歎異抄」の親鸞」など「六つの顔」がなぜ、いかにして生まれたかを明らかにす。
 著者紹介:1986年茨城県生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻博士課程修了。大谷大学真宗総合研究所東京分室PD研究員および龍谷大学、同志社大学非常勤(嘱託)講師。
 

『はじめての訪問看護

 日本訪問看護財団/編、中央法規出版/刊、請求記号:492.9/H,16
 内容:はじめて訪問看護に携わる看護師等に向けて、マナーやはじめて利用者と会うときの留意点、判断に迷う倫理的問題への対応など、訪問看護の基礎知識、サービスを提供するうえで欠かせない視点をわかりやすく解説する。


『夜しか開かない精神科診療所』

 片上 徹也/著、河出書房新社/刊、請求記号:493.7/Ka,82
 内容:夜に活動するフクロウ(OWL)にちなみ「アウルクリニック」と名づけられた精神科診療所。会社員からシングルマザー、風俗嬢、LGBTまで、心の病を抱える人たちの苦しみを受け止める、若き精神科医の思いと患者との記録。
 著者紹介:1984年生まれ。奈良県立医科大学医学部卒業。精神科医。夜の診療所「アウルクリニック」を開院。昼間は事情があって通院できない多くの患者の診察を引き受けている。

 

『はじめての狩猟』

 東雲 輝之 ほか/監 、山と溪谷社/刊、請求記号:659/H,16
   内容:ハンターになるためのあらゆるノウハウを完全網羅。始めるための費用は? 自分で獲物をさばくには? ジビエの魅力は?狩猟の基本から、免許の取り方、銃猟・わな猟の基本、痕跡を探す方法まで、狩猟の疑問に答える。


『喫茶店と日本人』

 赤土 亮二/著、旭屋出版/刊、請求記号:673.9/A,28
   内容:なぜ日本では喫茶店を開業したいという人が後を絶たないのか-。儲かる飲食店づくりのコンサルタントを行う著者が、「喫茶店と日本人」をテーマに、文化的な側面だけでなく、経営的な特徴や経営法の変遷等をまじえて語る。
  著者紹介:飲食開業経営支援センター・チーフコンサルタント。著書に「50歳からはじめるカフェ経営」など。

10月1日の新着からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『教える技術

 石田 淳 ほか/著、かんき出版/刊、請求記号:336.4/I,72
 内容:大切なのは「教え方」! 外国人スタッフに関わるエピソードなども交え、「外国人と働くための教える技術」のポイントを伝える。「言葉」と「文化・習慣の違い」の問題をクリアするための配慮の仕方や具体的なアイデアも掲載。
 著者紹介:神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は近世絵画史。茶道資料館学芸員。
 

『江戸のひみつ

 江戸歴史研究会/著、メイツ出版/刊、請求記号:382.1/E,24
 内容:江戸の町の歴史から、江戸で暮らす人々の生活、文化・遊び・娯楽、江戸住まいの武家の暮らしまで、百万都市・江戸を豊富な資料で徹底解説。当時の人々が愛した名所も紹介する。章末に確認クイズ付き。


『人はなぜ老いからのがれられないのか』

 杉山 弘道/著、風詠社/刊、請求記号:491.3/Su,49
 内容:死と老いは遺伝子に組みこまれてプログラミングされている。その老化を進めるメカニズムの主たる要因と、老いを自覚するきっかけになる症状について考察する。

 

『デザイン力の基本』

 ウジ トモコ/著 、日本実業出版社/刊、請求記号:674.3/U,57
   内容:チラシ、POP、ポスター…。デザイン力をアップさせよう!プロのデザイナーの思考プロセスを「デザインの原理原則(「AISUS」)」をもとに、「BEFORE→AFTER」の改善例とともにわかりやすく解説する。
 著者紹介:多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。広告代理店などを経て、ウジパブリシティーを設立。著書に「売れるデザインのしくみ」「デザインセンスを身につける」など。


『文様を読む』

 木下 明日香/著、淡交社/刊、請求記号:791.5/Ki,46
   内容:人々の想いが形になり、さまざまな物語を紡ぎだす日本の伝統美・文様。特に茶道具で使われる文様を、春夏秋冬と無季の5パートに分け、一つの文様につき、その文様をもった茶道具の写真、文様の解説、関連イラストを掲載する。
 著者紹介:神戸大学大学院人文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は近世絵画史。茶道資料館学芸員。

9月24日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『感じる

 入戸野 宏/編 他、大阪大学出版会/刊、請求記号:141.2/Ka,55
 内容:理屈や理性の下に何があるか。人は、どう感じているか。大阪大学大学院人間科学研究科に所属する研究者らが、知覚心理学や脳科学、安全行動学、異文化コミュニケーション等の視点から、「感じる」心について紹介する。
 著者紹介:明治大学卒業。弁護士。みらい総合法律事務所代表パートナー。著書に「「いい質問」が人を動かす」など。
 

『人生を変える「質問力」の教え』

 谷原 誠/著、WAVE出版/刊、請求記号:336.4/Ta,87
 内容:コンビニでアルバイトしている新人弁護士が出会ったのは、質問力と筋トレを教えてくれる最強のメンターだった…。情報収集から説得や交渉、議論にも勝てる「質問力」の養い方を、ストーリー形式で伝える。
 著者紹介:明治大学卒業。弁護士。みらい総合法律事務所代表パートナー。著書に「「いい質問」が人を動かす」など。


『親子で楽しむ和算の図鑑』

 谷津 綱一/著、技術評論社/刊、請求記号:419.1/Y,66
 内容:算数のルーツは「江戸の算術」にあり!江戸時代の数字、計算、単位、算法、算術パズルを、カラーイラストで紹介する。8段階の難易度に分かれた算術問題102問、江戸時代に刊行された算術書、豆知識なども掲載。
 著者紹介:進学塾講師
 

『藤井厚二の和風モダン』

 谷藤 史彦/著 、水声社/刊、請求記号:521.8/Ta,87
   内容:昭和初期に西洋式の暮らしをとりいれ、日本の気候・風土にふさわしい和風住宅の在り方を探求。京都・大山崎に「聴竹居」、福山・鞆の浦「後山山荘」をのこした近代建築家・藤井厚二のモノグラフィー。
 著者紹介:1955年岩手県生まれ。京都大学大学院にて博士(人間・環境学)を取得。著書に「武田五一的な装飾の極意」「ルチオ・フォンタナとイタリア二十世紀美術」「祭ばやしのなかで」など。

『「やさしい日本語」で観光客を迎えよう』

 加藤 好崇/著、大修館書店/刊、請求記号:817.8/Ka,86
   内容:日本語でおもてなしをしよう! 訪日観光客の8割はアジアから。日本語が分かる人も多いので、片言でもやりとりができれば、旅の思い出になる。意識的に調整する「やさしい日本語」の作り方・使い方を解説し、実践例を紹介。
 著者紹介:1960年愛知県生まれ。東海大学国際教育センター教授。博士(日本語教育学)。著書に「異文化接触場面のインターアクション」など。

9月17日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『幸せ企業のひみつ

 前野 隆司/著、佼成出版社/刊、請求記号:335.2/Ma,27
 内容:障がい者を「得がたい戦力」とする、「生涯現役」で人と企業を幸せにする…。幸福学研究の第一人者が、「みんなが幸せになる経営」を実践している7社のストーリーを紹介。ウェブサイト『ダーナネット』連載を加筆し書籍化。
 著者紹介:山口県生まれ。東京工業大学大学院修士課程修了。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。著書に「幸せのメカニズム」など。
 

『酒の日本文化史』

 横田 弘幸/著、敬文舎/刊、請求記号:383.8/Y,78
 内容:この列島の歴史のなかで、日本の酒がどのようにして生まれ、どう洗練されてきたのか。酒をめぐる人・モノ・発見にスポットをあて、誇るべき美酒の歴史を紐解く。都道府県別酒豪タイプ出現率など、面白コラムも満載。
著者紹介:1952年生まれ。東京出身。元読売日本交響楽団理事長。日本記者クラブ会員、日本オペラ振興会評議員。著書に「やさしい環境問題のはなし」など。


『高尾山昆虫記』

 宮入 芳雄/著、こぶし書房/刊、請求記号:486/Mi,74
 内容:春先に飛ぶ小さなぬいぐるみ「ビロードツリアブ」、東進するチョウ「クロコノマチョウ」…。林野庁の森林保護員として12年間高尾山域を歩いている写真家が、パトロール中に出会った美しく妖しい昆虫たちを紹介する。
 著者紹介:1950年生まれ。東京都出身。写真家(日本写真家協会・会員)、森林インストラクター。林野庁の「森林保護員」として、高尾山周辺の国有林のパトロールを行っている。著書に「屋敷林」など。
 

『アナザーユートピア 「オープンスペース」から都市を考える』

 槇 文彦 ほか/編著 、NTT出版/刊、請求記号:518.8/Ka,77
   内容:都市において人間の回復は可能か? 多彩な分野から示されたオープンスペースへの考察・試行・実践。槇文彦の論考「アナザーユートピア」への応答を介して、次代へつなぐ都市論を展開する。
 著者紹介:1928年東京都生まれ。建築家。槇総合計画事務所代表。


『時代劇でござる マゲモン作家ニヨル江戸ノ手引書』

 柏田 道夫/著、春陽堂書店/刊、請求記号:778.8/Ka,77
   内容:銭形平次が投げていたのは100円玉!? 鍔鳴りはヘボ剣士のあかし!?下に~、下に~はただの見栄!? 時代劇の脚本家が江戸のうんちくを語る。『シナリオ教室』連載を元に書籍化。
 著者紹介:1953年東京都生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。脚本家、小説家、劇作家、シナリオ・センター講師。著書に「矢立屋新平太版木帳」「猫でござる」「面影橋まで」など。

9月10日の新着図書からおすすめの5冊


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『150年前の科学誌『NATURE』には何が書かれていたのか

 瀧澤 美奈子/著、ベレ出版/刊、請求記号:405/Ta,73
 内容:創刊に託された思い、SNSとしての役割、当時の科学、宗教と科学の関係、女性科学者の不遇と活躍、記事から見える日本の姿…。150年前に創刊した科学雑誌『NATURE』の当時の記事を読み解き、科学の源流をたどる。
 著者紹介:科学ジャーナリスト。内閣府審議会委員。文部科学省科学技術学術審議会臨時委員。慶應義塾大学大学院非常勤講師。日本科学技術ジャーナリスト会議副会長。著書に「深海の科学」など。
 

『40℃超えの日本列島でヒトは生きていけるのか』

 永島 計/著、化学同人/刊、請求記号:491,3/N,22
 内容:夏が暑いのは当たり前。だが、体温以上の「命に関わる危険な暑さ」に人体は対応していけるのか? 「人間の体温調節」のしくみに点を当て、さまざまな側面からその精緻なメカニズムを解き明かす。猛暑を乗り切る知恵が満載。
 著者紹介:1960年兵庫県生まれ。京都府立医科大学大学院医学研究科(生理系)修了。早稲田大学人間科学学術院教授。博士(医学)。


『最後の料理人』

 徳岡 孝二/著、飛鳥新社/刊、請求記号:596.2/To,42
 内容:万事に共通する「和食のカリスマ」の哲学。京都の美味しいもの、美味しい食べ方。白洲次郎、松下幸之助ら時代を彩った著名人たちの知られざる素顔…。京都吉兆会長・徳岡孝二が、平成の終わりに初めて秘話を明かす。
 著者紹介:1936年兵庫県生まれ。17歳から料理人として修業をはじめる。吉兆を経て、株式会社京都吉兆として独立、同会長。
 

『なぜテーマパークでは朝から風船を売っているのか?』

 清水 群/著 、河出書房新社/刊、請求記号:689.5/Sh,49
   内容:テーマパークはただ楽しいだけではない。少し見方を変えれば、そこはビジネスヒントの宝庫。日本の二大テーマパークで働いた著者が、そこから学んだことや、ビジネスに活用できるテーマパークの素を紹介する。
 著者紹介:1981年兵庫県生まれ。株式会社スマイルガーディアン代表取締役。二大テーマパークで接客、機械メンテナンス・設計、安全管、業務改善などを担当してきたテーマパークコンサルタント。


『くらべてわかる北斎vs広重』

 内藤 正人/著、敬文舎/刊、請求記号:721.8/N,29
   内容:浮世絵における、永遠のライバル葛飾北斎と歌川広重。風景表現はどう異なるのか。花鳥版画は質的にはどのような相違があるのか。同一の題材、類似の発想に基づく作品を選び、両者の対比によって絵師や作品を掘り下げる。
 著者紹介:1963年愛知県生まれ。應義塾大学大学院修了(美学美術史学)。同大学文学部教授。同大学アート・センター所長。博士(美学)。国際浮世絵学会常任理事。著書に「浮世絵とパトロン」など。

9月3日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『生きる

 茂木 健一郎 ほか/著、主婦と生活社/刊、請求記号:146.8/Mo,16
 内容:なぜ、この世界は生きづらいのか? なぜ、ありのままで生きられないのか?脳科学者・茂木健一郎と臨床心理家・長谷川博一の対話。「生きづらさ」について心と脳の両方の側面からアプローチする。
 著者紹介:1962年東京都生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。
 

『ロイヤルスタイル英国王室ファッション史』

 中野 香織/著、吉川弘文館/刊、請求記号:288.49/N,39
 内容:個性ある生き方とファッションで、世界の関心を惹きつける英国王室。装いや言動、恋愛や結婚は何を示し、人々はどのように受けとめたのか。威光と親しみやすさを共存させてきた英王室の歴史と気高い生き方を考える。
 著者紹介:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。服飾史家。株式会社Kaori Nakano代表取締役。著書に「着るものがない!」「愛されるモード」など。

『日本の異国』

 室橋 裕和/著、晶文社/刊、請求記号:334.4/Mu,72
 内容:竹ノ塚リトル・マニラ、茗荷谷シーク寺院、西川口中国コミュニティ…。外国人コミュニティを取材し、私たちの知らない在日外国人の日々に迫る。『aera dot.』連載を大幅に加筆・修正。
 著者紹介:1974年生まれ。タイに移住し現地発日本語情報誌『Gダイアリー』『アジアの雑誌』デスクを務めタイ及び周辺国を取材。帰国後アジア専門のライター・編集者。著書に「おとなの青春旅行」等。
 

『35の名著でたどる科学史』

 小山 慶太/著 、丸善出版/刊、請求記号:402/Ko,97
   内容:ニュートン「プリンキピア」、ダーウィン「種の起原」…。科学の転換点である16世紀から、現代へつながる科学史において、重要な名著の内容と書かれた時代背景、刊行後どのような影響を与えたのかを解説する。
 著者紹介:1948年生まれ。早稲田大学理工学部卒業。同大学名誉教授。理学博士。科学史家。著書に「漱石先生の手紙が教えてくれたこと」「ノーベル賞でつかむ現代科学」など。

『恐竜まみれ』

 小林 快次/著、新潮社/刊、請求記号:457.8/Ko,12
   内容:誰もまだ見たことのない身体を持ち、考えてもみない生態で暮らしていた恐竜の痕跡は、まだまだ見つけられるはず-。恐竜に取り憑かれた学者の超スリリングな発掘記。「デイノケイルス」「むかわ竜」の発掘秘話も満載。
 著者紹介:1971年福井県生まれ。米国サザンメソジスト大学地球科学科で博士号取得。北海道大学総合博物館教授、同館副館長。著書に「恐竜は滅んでいない」など。

8月20日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日8月20日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月27日(火曜日)からです。
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『ひとりでよめたよ!  幼年文学おすすめブックガイド200

 大阪国際児童文学振興財団/編、評論社/刊、請求記号:019.5/H,77
 内容:子どもの読みたい気持ちによりそったブックガイド。小学3年生ごろまでに読んであげられる、そして、子どもたちが自分でも読める幼年文学を、古典から新刊まで幅広く紹介。役立つコラム、キーワード索引も収録。
 

『「面白い!」のつくり方』

 岩下 智/著、CCCメディアハウス/刊、請求記号:141.5/I,96
 内容:現役の電通アート・ディレクターが「面白い」のメカニズムを体系化。自分ならではの「面白いアウトプット」ができるよう、「面白さの地図」のつくり方、面白さの観察法、「面白さの法則」の見つけ方を伝授する。
 著者紹介:1979年東京生まれ。筑波大学芸術専門学群視覚伝達デザイン専攻卒業。同大学非常勤講師。電通アートディレクター。


『覇権の世界史』

 宮崎 正勝/著、河出書房新社/刊、請求記号:209/Mi,88
 内容:世界の覇権争いの舞台は「陸」から「海」へ、そして「空」へと移っていた。その移り変わりと、覇権の担い手としてのモンゴル帝国、イギリス帝国、アメリカを取り上げ、世界史を構造的に説明する。
 著者紹介:1942年生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。筑波大学講師、北海道教育大学教授などを経て、歴史書の著者として活躍。著書に「早わかり世界史」「世界史の真相は通貨で読み解ける」など。
 

『人権の世界地図』

 Andrew Fagan/著 、丸善出版/刊、請求記号:316.1/F,11
   内容:色付けした地図とグラフ、150か国以上のプロフィールとデータによって、人権侵害の事例と人権とは何かについて解説。国家間の人権の不平等と、その世界的な人権侵害の結果を明らかにし、基本的な問題を考察する。
 著者紹介:エセックス大学人権センター副所長。“Essex Internet Encyclopedia of Human Rights”の編集者。


『鳥肉以上、鳥学未満。』

 川上 和人/著、岩波書店/刊、請求記号:488/Ka,94
   内容:ボリュームたっぷりの胸肉、スジが嚙み切れないササミ…。食卓でおなじみの鳥肉には、鳥ならではの機能性と進化の歴史が詰まっている。鳥類学者がトリビアやネタも交えながら鳥肉を語り尽くす。『科学』連載を加筆し書籍化。
 著者紹介:森林総合研究所・主任研究員。著書に「そもそも島に進化あり」「トリノトリビア」など。

8月13日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日8月13日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月20日(火曜日)からです。
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『読むよむ書く 迷い多き君のためのブックガイド』

 重松 清/著、幻戯書房/刊、請求記号:019.9/Sh,28
 内容:さだまさし「解夏」、宮部みゆき「理由」、みうらじゅん「愛にこんがらがって」、酒井順子「金閣寺の燃やし方」、太宰治「晩年」など必読の50冊を、早稲田大学で教鞭を執るシゲマツ教授が解説するブックガイド。
 著者紹介:1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。「エイジ」で山本周五郎賞、「ビタミンF」で直木三十五賞、「十字架」で吉川英治文学賞を受賞。
 

『なぜ秀吉はバテレンを追放したのか』

 三浦 小太郎/著、ハート出版/刊、請求記号:210.47/Mi,67
 内容:戦国時代の日本に起きた西洋、キリスト教との邂逅。織田信長や豊臣秀吉といった為政者たちは、どう対処したのか?当時の時代背景に則して再検証する。学校では教えてくれない「キリシタン」の歴史がわかる一冊。

『世界の民族衣装図鑑』

 文化学園服飾博物館/編著、ラトルズ/刊、請求記号:383.1/Se,22
 内容:民族衣装の形状や文様、素材などには、気候風土ばかりか、民族の歩んだ歴史、暮らしぶりや思想、思考などが表われている。文化学園服飾博物館のコレクションの中から、世界69か国の民族衣装を豊富な写真で紹介する。
 

『睡眠(ねむり)のなぜ?に答える本』

 大川 匡子・高橋 清久/監修 、ライフ・サイエンス/刊、請求記号:498.3/N,64
   内容:良い睡眠とはどのくらい眠ればよいのか、ライフステージによって変化していく睡眠と覚醒のリズムについて分かりやすく説明。睡眠の果たす役割、睡眠についての身近な疑問なども取り上げ、対処法を提案する。

『瀬戸内レモン』

 川久保 篤志/著、溪水社/刊、請求記号:625.3/Ka,94
   内容:近年の瀬戸内レモンブームは、それに関わる加工業界や地域、域、中でも島嶼部に何をもたらしたのか。瀬戸内レモンブームの成果と将来像を明らかにし、柑橘産地の再生・振興を構想する際のレモンならではの可能性を展望する。
 

8月6日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日8月6日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月13日(火曜日)からです。
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『アインシュタインの旅行日記』

 アルバート・アインシュタイン/著、草思社/刊、請求記号:289.3/E,39
 内容:アインシュタインが、1922年10月から1923年3月までの半年間、日本、パレスチナ、スペインを旅したときの日記を全編網羅。ほか、日記オリジナルページの写真、日記に記されている個人や組織等の説明なども収録。
 著者紹介:1879~1955年。ドイツ生まれ。チューリッヒ工科大学卒業。理論物理学者。特殊相対性理論、一般相対性理論などを発表。ノーベル物理学賞受賞。
 

『おしゃれ文化史』

 ポーラ文化研究所/編著、秀明大学出版会/刊、請求記号:383.5/o,75
 内容:白粉(おしろい)化粧はいつから? おちゃっぴいって何のこと?伝統化粧のはじまりと発展から、江戸時代のよそおい・化粧、浮世絵にみる「粋」まで、その時代の美を彩ったおしゃれの歴史を豊富な図版を交えて解説する。

『喫煙を科学する』

 竹内 実/著、北隆館/刊、請求記号:498.3/Ta,67
 内容:PM2.5を含むタバコ煙に着目し、喫煙による免疫細胞への影響および喫煙と免疫とがんのネットワークの関係について、科学的な実験データをもとに図表を交えて解説する。
 著者紹介:山口大学大学院農学研究科獣医学専攻修了。京都産業大学総合生命科学部教授。医学博士(京都大学)。医学博士(山口大学)。京都府獣医師会理事。
 

『ゆめタウンの男』

 山西 義政/著、プレジデント社/刊、請求記号:673.8/Y,37
   内容:戦後の広島でヤミ市から身を起こし、売上高7千億円超の一大流通チェーンを築き上げた-。小売業界に多くの革新をもたらした稀代の経営者、イズミ名誉会長・山西義政が自身のこれまでを綴る。
 著者紹介:1922年広島県生まれ。戦後、広島駅前のヤミ市で商売の道に進む。スーパーいづみ(現イズミ)名誉会長。西日本各地に「ゆめタウン」などを展開し、一大流通チェーンを築く。

『かこさとしの世界』

 平凡社/刊、請求記号:726.6/Ka,27
   内容:2019年、92歳で逝去したかこさとしを追悼する「かこさとしの世界」展の公式図録。若き日の自画像、名作絵本の原画や下絵など、初公開の作品や資料を多数掲載する。
 

7月30日の新着図書からおすすめの5冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月30日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、8月6日(火曜日)からです。
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『子どもの本のもつ力』

 清水 真砂子/著、大月書店/刊、請求記号:019.5/Sh,49
 内容:ここに挙げた本は、語りつくせないほどの生きる喜びと、同じ地上に生きる人々への信頼をくれる-。「ゲド戦記」の翻訳や児童文学評論で知られる著者が、子どもたちに贈りたい60冊の本を紹介。『クレスコ』連載を単行本化。
 著者紹介:1941年北朝鮮生まれ。児童文学者、翻訳家。「子どもの本のまなざし」で日本児童文学者協会賞を受賞。ほかの著書に「あいまいさを引きうけて」「大人になるっておもしろい?」など。
 
 

『世界の仕組みを物理学で知る』

 松原 隆彦/著、山と溪谷社/刊、請求記号:420/Ma,73
 内容:物理学で株価は予測できるのか。地球の軸が傾いているのはなぜか。3D映画はなぜ立体的に見えるのか。死んだらどこへいくのか…。世の中の仕組み、世の中で起こるさまざまな現象を、物理学で解説する。
 著者紹介:広島大学大学院博士課程修了。博士(理学)。高エネルギー加速器研究機構、素粒子原子核研究所教授。日本天文学会第17回林忠四郎賞受賞。著書に「現代宇宙論」など。

『白球の世紀』

 朝日新聞「白球の世紀」取材班/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:783.7/H,17
 内容:新たな世紀を迎える「夏の甲子園」。大正、昭和、平成。1世紀を超える歴史をいろどる数々のエピソード。次の世代に語り継ぐべき過去100回の秘められた記憶をたどる。『朝日新聞』掲載記事を加筆・修正。
 

『日本人が勘違いしているカタカナ英語120』

 キャサリン・A.クラフト/著、中央公論新社/刊、請求記号:834/C,91
   内容:カタカナ英語とホンモノの英語のあいだには、案外深い溝がある。モーニングサービス、ガッツポーズ、ペットボトル、リアクション…。だれでも知っているカタカナ英語を手掛かりに、自然な英語表現を楽しく解説する。
 著者紹介:アメリカ生まれ。ボーリング・グリーン州立大学卒業。英語教師、通訳、翻訳家。著書に「日本人の9割が間違える英語表現100」「日本人の9割が知らない英語の常識181」など。

『世界のシンデレラ』

  川田 雅直/著、PHPエディターズ・グループ/刊、請求記号:909.3/Ka,98
   内容:百年以上前に出版された貴重な絵本から近代までに世界各国で出版された絵本を中心に、演劇、バレエのポスターやパンフレット、陶器、おもちゃなど、シンデレラにまつわるコレクションを紹介する。
 著者紹介:アツギ株式会社のアートディレクターを経て、株式会社アトランスチャーチ代表取締役社長。「シンデレラコレクター」として展覧会・イベントを主催。テレビや雑誌などのメディアにも出演。
 

7月23日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月23日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月30日(火曜日)からです。
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『考える力』

 外山 滋比古/著、海竜社/刊、請求記号:141.5/To,79
 内容:自分の頭で誠実に考えたことは独創である、苦難の敵は案外味方である、新しい発見や創造は生活の中にある、苦しみ努力する過程に知的進歩がある…。“思考のみち”を歩いてきたあとをふり返る。
 著者紹介:1923年生まれ。東京文理科大学英文科卒業。お茶の水女子大学名誉教授。文学博士。著書に「思考の整理学」「異本論」など。
 
 

『イレナの子供たち』

 ティラー・J.マッツェオ/著、東京創元社/刊、請求記号:289.3/Se,59
 内容:第二次世界大戦中、ナチス占領下のワルシャワ。命を賭してゲットーから2500人ものユダヤ人の子供たちを救い出した、ポーランド人女性イレナ・センドレルの実像と活動のすべてを描いたノンフィクション。
 著者紹介:アメリカ合衆国生まれ。ノンフィクション作家。コルビー・カレッジで英語の准教授を務める。著書に「シャネルNo5の秘密」「シャンパーニュの帝国」など。


『幸せ運ぶコーヒータイム』

 米山 公啓/著、径書房/刊、請求記号:498.5/Y,84
 内容:肝臓がんを抑制するなど、コーヒーを飲むメリットはたくさんある。医師である著者が健康とコーヒーの関係を解説するとともに、コーヒーの記憶と思い出を綴った、気持ち安らぐ一冊。
 著者紹介:1952年生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。診療を続けながら作家活動を行う。著書に「もの忘れを90%防ぐ法」など。
 

『日本人とくじら』

 小松 正之/著、雄山閣/刊、請求記号:664.9/Ko,61
   内容:日本の国際捕鯨取締条約からの脱退で、国内と世界が騒がしい。国際捕鯨委員会の歴史と国際司法裁判所の敗訴後から脱退まで、日本を取り巻く捕鯨環境について語るとともに、日本各地の捕鯨の町を訪ねる。くじら年表等も収録。
 著者紹介:1953年岩手県生まれ。東京大学農学博士号取得。東京財団上席研究員、一般社団法人生態系総合研究所代表理事、アジア成長研究所客員教授。著書に「世界と日本の漁業管理」など。
 

『サカナ・レッスン』

  キャスリーン・フリン/著、CCCメディアハウス/刊、請求記号:936/F,33
   内容:魚がこわいが、見て見ぬふりをしてきたわたし。近年、日本でも魚が苦手な人が増えてきていると知り、一歩踏み出す決意をする-。築地や料理教室などで苦手な魚に挑んだ体験を、大好きな日本と和食への熱い思いとともに綴る。
 著者紹介:作家、ジャーナリスト、料理家、IACP(国際料理専門家協会)理事。「ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室」でASJA賞自伝部門を受賞。
 

7月16日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月16日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月23日(火曜日)からです。
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『平成から大化まで全元号解説』

 河野 浩一/著、KADOKAWA/刊、請求記号:210.2/Ka,96
 内容:大化から平成に至るすべての元号247について、改元年月日、改元理由、その時代背景についてまとめ、歴史を遡って解説する。コラムも収録。折り込み「日本の全元号および改元年月日一覧」付き。
 著者紹介:1986年に編集プロダクション「ザ・ライトスタッフオフィス」を設立。多くの出版社からの出版物企画・制作業務に参画。
 
 

『人口減少時代の論点90』

 井上 正良 ほか/著、公人の友社/刊、請求記号:334.3/I,55
 内容:超高齢化社会はどんな社会か? 「東京一極集中」で何が起こるのか?保育所待機児童が増えているのはなぜか? 人口減少時代の論点90とそれを読み解くポイント、キーワードを示す。小論文やレポート作成にも役立つ一冊。
 著者紹介:1943年生まれ。井上景観研究所主宰。NPO法人まちづくり協会顧問。(一社)渋谷コンシェルジュの会理事。


『オリンピックの輝き』

 佐藤 次郎/著、東京書籍/刊、請求記号:780.6/Sa,85
 内容:フジヤマのトビウオ、裸足のマラソン、抗議の拳…。1912年のストックホルムで活躍した選手から、2020年東京大会注目の選手まで、さまざまな人生が紡いだ物語。東京新聞』『中日新聞』サンデー版連載を加筆し書籍化。
 著者紹介:1950年横浜生まれ。スポーツライター、ジャーナリスト。ミズノ・スポーツライター賞、JRA馬事文化賞を受賞。著書に「東京五輪1964」「義足ランナー」など。
 

『1億3000万人のためのeスポーツ入門』

 但木 一真/著、NTT出版/刊、請求記号:798.5/Ta,16
   内容:急速に盛り上がるeスポーツ業界。シーンの全体像からビジネスのいろはまで、知っておきたい知識が満載。ゲームコンサルタントをはじめeスポーツをけん引するリーダーたちが、それぞれの立場から業界の現状と今後を語る。
 著者紹介:1985年生まれ。ゲーム業界、eスポーツ業界のアナリスト。フリーランスとして活動し、eスポーツ業界に関する記事執筆、コンサルティング、イベント・コンテンツのプロデュース業務を行う。
 

『万葉の時代と風土』

  中西 進/著、角川選書/刊、請求記号:911.15/N,38
   内容:わが国の「詩」や「ことば」の淵源は万葉にある。「集」としての形成過程をたどり、時代・風土・精神などの観点から万葉を万葉たらしめた背景をさぐりつつ、古代人の詩的感受性と現代の詩心との接点を模索する。
 著者紹介:1929年東京生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文学博士。高志の国文学館館長、国際日本文化研究センター名誉教授など。瑞宝重光章、文化勲章受章。「万葉と海彼」で和辻哲郎文化賞受賞。
 

7月9日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月9日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月16日(火曜日)からです。
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『行く先はいつも名著が教えてくれる』

 秋満 吉彦/著、日本実業出版社/刊、請求記号:019.9/A,35
 内容:困難や挫折との向き合い方、働くことの意味、人間関係に悩んだとき、老いとの上手な付き合い方…。NHK「100分de名著」のプロデューサーが、繰り返し読んできた名著を紹介しながら問い直す読書・人生論。
 著者紹介:1965年生まれ。大分県出身。熊本大学大学院文学研究科終了。NHKエデュケーショナルで教養番組「100分で名著」のプロデューサーを担当。著書に「仕事と人生に活かす「名著力」」等。
 

『子育てしない子育て』

 小林 正観 ほか/著、大和書房/刊、請求記号:379.9/Ko,12
 内容:子どもが持っている力を信じたトーマス・エジソンの母親、周囲の価値観にとらわれなかった福沢諭吉の母親、自分の姿で子どもを教育した吉田松陰の母親…。偉人たちの母親の「子育て」を紹介する。
 著者紹介:1948~2011年。東京都生まれ。中央大学法学部卒。心学研究家、作家など幅広く活躍。

『テクノロジー見るだけノート』

 山形 浩生 ほか/監、宝島社/刊、請求記号:504/Te,31
 内容:宇宙ビジネス、人工知能から、農業テック、医療テクノロジーまで、「知っているようで知らない」最先端のテクノロジーを、イラストでわかりやすく解説。各項目ごとにスタートアップ企業も紹介する。
 

『海上物流を支える若者たち』

 森 隆行/著、海文堂出版/刊、請求記号:683.8/Mo,45
   内容:物流インフラとして、そして災害時の安全の確保等に重要な役割を果たしている内航海運。その世界を、様々な船種で働く若い人たちへの取材に基づくルポや、海運会社、教育機関などのキーマンへのインタビューを通じて紹介する。
 1952年徳島生まれ。大阪市立大学商学部卒業。流通科学大学教授。タイ王国立メーファルーン大学客員教授。著書に「現代物流の礎」「神戸客船ものがたり」「神戸港昭和の記憶」など。
 
 

『クラシック100の味』

  平野 玲音/著、彩流社/刊、請求記号:762.3/H,66
   内容:チェリストの両親のもと幼少からチェロを始め、現在はウィーン在住の著者。チェリストの立場で感じたウィーンの演奏ならではの特色を、オーストリアの音楽と食をテーマに綴った冊子『百味』連載のエッセイとともに紹介する。
 著者紹介:東京生まれ。ウィーン国立音大で室内楽を学ぶ。チェリスト。ジーメンス・ウィーン古典派賞等を受賞。「カペラ・アカデミカ・ウィーン」とフラー・フォルテピアノ三重奏団のメンバー。
 

7月2日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日7月2日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月9日(火曜日)からです。
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『本にまつわる世界のことば』

 温 又柔 ほか/著、創元社/刊、請求記号:020./H,85
 内容:ロシア語の「ブクヴォエード(本の虫)」、アラビア語の「ナズム(詩を作ること)」など、各国の「本にまつわることば」を集成。現代の人気作家や翻訳家たちが書き下ろしたショートストーリーやエッセイと共に紹介する。
 

『一神教が戦争を起こす理由』

 関野 通夫/著、ハート出版/刊、請求記号:210.6/Se,37
 内容:西洋文化=白人文明を知れば大東亜戦争は面白いように分かる!「日米戦は何故起きたか」についてより深い見方、複眼的な思考ができるように、ポイントになる文化や宗教を含む歴史的事実をわかりやすく解説する。

『三条実美』

 内藤 一成/著、中央公論新社/刊、請求記号:289.1/Sa,64
 内容:過激な攘夷派公家で、維新後は新政府の頂点に立った三条実美。政治手腕に乏しく、無能という評価すらある彼が、なぜ維新後18年間も大久保利通ら政治家を従え、難局に対処できたのか。その生涯を丹念に追い、実像に迫る。
 著者紹介:1967年愛知県生まれ。青山学院大学博士(歴史学)。宮内庁書陵部編修課主任研究官・国際日本文化研究センター共同研究員。著書に「貴族院と立憲政治」「貴族院」など。
 

『50歳から結婚してみませんか?』

 スローマリッジ取材班/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:367.4/G,58
   内容:自分が結婚したいと思ったときが適齢期。「14歳年下からのプロポーズ」「30年前に知り合ったキャンプ仲間と入籍」など、アラフィフで結婚を選んだ12人のリアルを紹介する。『AERA dot.』連載を加筆し書籍化。

『切支丹信仰と佐賀藩武士道』

   伊藤 和雅/著、清文堂出版/刊、請求記号:768.6/I,89
   内容:佐賀藩でキリスト教布教が行われた折、イエズス会でなくドミニコ会と協調した鍋島氏に、クレドの箏曲「六段」への密かな影響を見出すとともに、神への信仰と主君への奉公の同質性を佐賀藩武士道思想と関連させて洞察する。
 著者紹介:1943年佐賀市生まれ。博多大丸(美術担当部長)定年退職後、西南学院大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に「古伊万里の誕生」がある。
 

6月25日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月25日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、7月2日(火曜日)からです。
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『歴史を変えた100冊の本』

 スコット・クリスチャンソン/著、エクスナレッジ/刊、請求記号:020.2/C,58
 内容:世界の主要な宗教の基盤となった書物から、信仰に挑んだ科学書、文学の新たな動きを引き起こした小説まで。書き記された言葉の力がいかにして世界を形成し、変化させ、変革をもたらしたかを、美しい図版とともに紹介する。
 著者紹介:著述家、ジャーナリスト。著書に「図説世界を変えた100の文書」など。

『低山手帖』

 大内 征/編、日東書院本社/著、請求記号:281.09/O,91
 内容:歴史小説や神話・民話の舞台となった山、絵画のモデル地、映画の撮影地…。海抜162mの静岡県・烏帽子山から、2599mの山梨県・金峰山まで、全国の低山の四季折々の魅力を紹介する。
 著者紹介:低山トラベラー。山旅文筆家。NHKラジオ深夜便「旅の達人~低い山を目指せ!」にレギュラー出演。BS日テレ「低山トラベラー」案内人。著書に「低山トラベル」など。

『世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた』

 永井 孝尚/著、KADOKAWA/刊、請求記号:336/N,14
 内容:「競争優位の終焉」「イノベーションのジレンマ」「ブルー・オーシャン・シフト」…。海外MBAエリートたちの必読書50冊を選び、「分かりやすさ」「面白さ」などを重視して紹介。身近な事例と仕事への指針も収録。
 著者紹介:慶應義塾大学工学部卒業。日本IBMを経て、ウォンツアンドバリュー株式会社代表取締役。「永井塾」主宰。著書に「100円のコーラを1000円で売る方法」など。

『赤ちゃんの心はどのように育つのか』

 今福 理博/著、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:376.1/I,41
   内容:社会性の発達を支える環境とは。ことばを聞く・話す力の発達過程とは-。現代社会で注目される様々なテーマを含め、心の育ちをめぐる最前線を科学的にわかりやすく紹介。子育て・保育・教育にいかせるトピックが満載。著者紹介:1987年東京生まれ。京都大学大学院教育学研究科特定助教。武蔵野大学教育学部講師。教育学博士。専門は発達科学、発達心理学、教育心理学。

『人類、宇宙に住む』

   ミチオ・カク/著、NHK出版/刊、請求記号:538.9/Ka,28
   内容:月や火星に入植し、次に太陽系外の星々へ進出。それと同時に人体の改造や能力の強化を行う-。世界的な理論物理学者で、未来学者としても定評のある著者が、宇宙移住への道を3つのステップで解説する。
 著者紹介:カリフォルニア大学バークリー校で博士号取得。ニューヨーク市立大学理論物理学教授。「ひもの場の理論」の創始者の一人。著書に「フューチャー・オブ・マインド」など。
 

6月18日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月18日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月25日(火曜日)からです。
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『理科の教室』

 松岡 正剛/著、KADOKAWA/刊、請求記号:019.9/Ma,86
 内容:知の巨人・松岡正剛のブックナビゲーションサイト『千夜千冊』を大幅に加筆修正し、テーマ別の見方・読み方で独自に構成・設計するシリーズ。「ロウソクの科学」など、子供の時は理科好きだった文系人間も楽しめる作品を案内。

『ほっかいどう先人探訪 北の歴史を彩った53人』

 読売新聞北海道支社編集部/編、柏艪舎/刊、請求記号:281.1/H,82
 内容:榎本武揚、大鵬、三浦綾子など、歴史上の人物から人気作家やスポーツ選手まで、北海道の歴史を彩った人物53人を紹介。先人の遺産がどのように生きているかを、豊富な写真とともに綴る。『読売新聞』北海道版連載を書籍化。

『ゴリラの森、言葉の海』

 山極 寿一/著 小川 洋子/著、新潮社/刊、請求記号:489.9/Y,23
 内容:物語の森を知る作家・小川洋子とゴリラの眼を持つ霊長類学者・山極寿一が、京都で、屋久島で語り尽くす。ゴリラを通して現代に生きるヒトの姿が鮮やかに浮かび上がる、知のフィールドワーク。『新潮』ほか掲載に加筆し書籍化。
 著者紹介:1952年東京都生まれ。霊長類学者、人類学者。京都大学総長。 

『空飛ぶクルマ』

 根津 禎/著、日経BP社/刊、請求記号:538/N,69
   内容:航空機と自動車が融合した新しい移動手段、空飛ぶクルマ。空飛ぶクルマ業界の現状や、空飛ぶクルマを実現するうえで重要な電動化技術が航空機業界全体に及ぼす影響、破壊的イノベーションに備える航空大手などを紹介する。

『ウーバー革命の真実』

   立入 勝義/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊、請求記号:685.5/Ta,13
   内容:日本ではいまだ本格稼働していないウーバーの急成長の要因と課題を分析。そのサービスの全貌と、変革者としての位置づけ、今後の成長課題、そして日本でのウーバー革命の可能性を探る。
 著者紹介:1974年大阪府生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校地理環境学部卒。事業開発とデジタルマーケティングを手がけるフリーのコンサルタント、作家。著書に「ソーシャルメディア革命」他。
 

6月11日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月11日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月18日(火曜日)からです。
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『消えた屍体』

 ジャンニ・デイヴィス/著、グラフィック社/刊、請求記号:280/D,46
 内容:ヒトラー、チェ・ゲバラ、織田信長…。死後、その遺体が行方不明になった歴史上の人物28人の生涯や最期の場面を紹介し、遺体が消えた理由、後に発見された人物に関しては見つかったいきさつを豊富な図版で詳説する。
 著者紹介:英国在住。歴史・文化自然遺産・旅行ライター。

『安藤百福物語』

 山我 浩/著、毎日ワンズ/刊、請求記号:289.1/A,47
 内容:日本中が飢えた終戦後から「食」を見、未来を見た安藤百福は、チキンラーメン、カップヌードルという商品を生み出した-。ニューヨークタイムズが社説で「人類の進歩に寄与した」と絶賛した男の、食に捧げた96年を追う。
 著者紹介:東京生まれ。明治大学文学部卒業。山手書房編集長としてベストセラーを次々に手がけた後、独立。幅広いジャンルで執筆活動を続けている。

『教養としての日本食』

 永山 久夫/監、KADOKAWA/刊、請求記号:383.8/G,14
 内容:作法に息づく和の心、日本食を形づくる匠の技…。歴史、しきたりから素材、起源、信仰まで、日本食にまつわるバラエティ豊かな知識が満載。グルメだけではない、仕事の武器になる知的教養の書。
 

『カリスマ失墜』

 日経ビジネス/編、日経BP/刊、請求記号:537/Ka,67
   内容:いかにして絶対権力を握ったのか。なぜ転落したのか。経営手腕は本物だったのか。クーデターだったのか-。1999年から現在に至るまでの『日経ビジネス』掲載記事から、カルロス・ゴーンと日仏連合の実像に迫る。

『知能はどこから生まれるのか?』

   大須賀 公一/著、近代科学社/刊、請求記号:548.3/O,79/
   内容:人はなぜ知能を感じるのか? 知能はどこにあるのか? 「現象学」の考え方を取り入れ、自ら作り出した模型「ムカデロボット」と一緒に「知能が生まれる源泉」を探る。動画掲載ウェブサイトにアクセスできるQRコード付き。
 著者紹介:大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了(制御工学)。同大学院工学研究科機械工学専攻教授。計測自動制御学会学術奨励賞等受賞。著書に「制御工学」など。
 

6月4日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月4日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月11日(火曜日)からです。
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『世界の本好きたちが教えてくれた人生を変えた本と本屋さん』

 ジェーン・マウント/著、エクスナレッジ/刊、請求記号:020.4/Mo,96
 内容:本にまつわる全てを愛し、愛読書のポートレートを描くイラストレーターが、「世界の本好きたちに愛されている本」1000冊以上をかわいらしいイラストとともに紹介。世界から選りすぐった本屋・図書館も掲載。
 著者紹介:イラストレーター・デザイナー。「理想の本棚」プロジェクトを開始。本をモチーフとした文具などのプロダクツをデザインする「Ideal Bookshelf」代表。

『「王室」で読み解く世界史』

 宇山 卓栄/著、日本実業出版社/刊、請求記号:288.49/U,98
 内容:なぜ日本の皇室だけが“万世一系”を守れたのか。強大な皇帝制を誇った中国は、なぜそれを葬ったのか。皇帝と王は何が違うのか。アラブ・中東の王たちは何者なのか。「王統」から人類の歩み、世界の実相を追う。
 著者紹介:1975年大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。著作家。代々木ゼミナール世界史科講師。テレビなど各メディアで時事問題を歴史の視点で解説。著書に「「民族」で読み解く世界史」など。

『ルポ金正恩とトランプ』

 牧野 愛博/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:319.2/Ma,35
 内容:先が見通せない北朝鮮の核とミサイル。予測不能なトランプ、したたかな金正恩、習近平の戦略、文在寅の暴走、そして取り残される日本…。知られざる外交交渉の深層に迫る。
 著者紹介:1965年生まれ。早稲田大学卒業。朝日新聞編集委員(朝鮮半島、米朝・日米関係担当)、前朝日新聞ソウル支局長。著書に「北朝鮮核危機!全内幕」「ルポ絶望の韓国」など。
 

『そのクチコミは効くのか』

 久保田 進彦 ほか/著、有斐閣/刊、請求記号:675/K,35
   内容:消費者は「良いクチコミ」をどう疑うか? オンライン・クチコミの有効性について、「疑念効果」を中心に検討。クチコミを参照した人々が、どのように態度や期待値、購買意向などを変化させるかを明らかにする。
 著者紹介:青山学院大学経営学部教授。博士(商学)。日本商業学会賞優秀論文賞、奨励賞など受賞。


『和製マジョリカタイル』

 LIXIL出版/刊、請求記号:751.4/W,41
   内容:大正初めから昭和10年代に日本で生産された多彩色タイル「和製マジョリカタイル」。近代イギリスのヴィクトリアンタイルを模倣したタイルが、やがて世界のさまざまな地域で建築を彩り、根づく様子を紹介する。
 

5月28日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月28日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月4日(火曜日)からです。
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『歴史家と噺家の城歩き』

 中井 均  ほか/著、高志書院/刊、請求記号:215.1/N,34
 内容:戦国の人たちは、お城のどこを歩いたか。躑躅ケ崎、要害山…。城郭研究の専門家、中井均と齋藤慎一、そして噺家・春風亭昇太が武田氏の故郷を訪ね、縄張り図を手掛かりに、城の形や縄張りの意味、時代、製作者を紐解く。
 著者紹介:1955年大阪府生まれ。滋賀県立大学人間文化学部教授。

『初めて旅するウズベキスタン』

 矢巻 美穂/著、辰巳出版/刊、請求記号:292.96/Y,28
 内容:シルクロードの重要な中継地として栄えたウズベキスタン。タシケント、サマルカンド、ブハラといった都市ごとに、遺跡、レストラン、ショッピング、ホテルなどをガイドする。データ:2019年3月現在。
 著者紹介:国内外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。著書に「台北ナビが教えてくれる本当においしい台湾」「はじめまして、東台湾。」「トレッキングとポップな街歩きネパールへ」など。

『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』

 前田 正子/著、岩波書店/刊、請求記号:384.3/Ma,26
 内容:少子化対策が叫ばれながら、下がり続ける日本の出生率。そのカギは、就職氷河期世代、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアの未婚化にあった-。一貫して子育てを研究してきた著者が、少子化対策失敗の歴史と対抗策を記す。
 著者紹介:大阪生まれ。慶應義塾大学商学部で博士号を取得。横浜市副市長などを経て、甲南大学マネジメント創造学部教授。著書に「保育園問題」「子育ては、いま」など。 

『東宝特殊美術部の仕事』

 にに たかし/著、新紀元社/刊、請求記号:778.4/N,81
   内容:往年の東宝特殊美術部スタッフが撮影した作業記録写真を一挙公開。映画・テレビ・CF編は、「ゴジラ」「ウルトラマンA」「ソニービデオ」など、映画・テレビ・コマーシャルフィルムの特撮アイテムや撮影風景を収録する。
 著者紹介:1947年新潟生まれ。東宝美術株式会社特殊美術課勤務。クラフトモデラー、プロデュースデザイナー等を経て、退職。著書に「東宝特殊美術部外伝」がある。

『岸本葉子の「俳句の学び方」』

 岸本 葉子/著、NHK出版/刊、請求記号:911.30/Ki,58
   内容:「NHK俳句」の司会をつとめつつ番組への投稿も続けている岸本葉子が、歴代選者俳人から学んだことを10の格言と57の技、7つの心得に整理して公開する。俳人・岸本尚毅との対談も収録。「NHK俳句」連載を書籍化。
 著者紹介:1961年神奈川県生まれ。会社勤務、中国留学を経て、エッセイスト。『NHK俳句』番組司会者。著書に「人生後半、はじめまして」「俳句、はじめました」など。
 
 

5月21日の新着図書からおすすめの5冊



新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月21日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月28日(火曜日)からです。
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『 前田利家・利長 創られた「加賀百万石」伝説』

 大西 泰正/著、平凡社/刊、請求記号:289.1/M,26
 内容:雄藩のイメージはどのように創られ、維持されるのか。中世から近世への移行期、加賀・能登・越中の三か国に領国を形成した前田利家・利長親子の動静を各種の史料により追い、不透明な事実関係を解明する。
 著者紹介:1982年岡山市生まれ。京都教育大学大学院修了。石川県金沢城調査研究所所員。著書に「宇喜多秀家」「宇喜多秀家と明石掃部」など。

   

『南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる

 渡貫 淳子/著、平凡社/刊、請求記号:297.9/W,46
 内容:平凡な主婦の料理と生き方を変えた1年4カ月の南極暮らし-。一念発起して南極地域観測隊の調理隊員になった著者が、昭和基地での生活について綴る。天かすをリメイクした「悪魔のおにぎり」のレシピも掲載。
 著者紹介:1973年青森県生まれ。エコール辻東京卒業。調理師。伊藤ハム株式会社商品開発部所属。第57次南極地域観測隊に参加。


『東大を出たあの子は幸せになったのか

 樋田 敦子/著、大和書房/刊、請求記号:367.2/H,54
 内容:東大を目指した理由は。親や親族に東大卒がいるか。受験勉強のやり方は。東大女子のメリットとデメリットは。勉強は幸せをつかむ手助けになるか-。東大卒女子30人に現状や思いを聞き、彼女たちがたどった軌跡を追う。
 著者紹介:東京生まれ。明治大学法学部卒業。新聞記者を経てフリーランスに。多くの雑誌やネットメディアで女性や子どもたちの問題をテーマに取材執筆を行うほか、テレビやラジオの番組構成も担当。


『クルマ社会の地域公共交通』

 野村 実/著、晃洋書房/刊、請求記号:681.1/N,95
   内容:クルマ社会におけるモビリティ確保の方策を、地域公共交通の新展開の事例から提示。社会福祉協議会やNPO法人の取り組みを取り上げ、社会学的な視座から分析し、政策的・実践的示唆を導出する。
 著者紹介:1990年兵庫県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期過程終了。博士(社会学)。大谷大学文学部任期制助教。


『志村ふくみ いのちを織る』

 志村 ふくみ/著、東京美術/刊、請求記号:753/Sh,56
   内容:機と出逢い、機とともに生きてきた-。染織家・志村ふくみが世に出た昭和32(1957)年から、紬織着物「源氏物語」シリーズを経て、平成15(2003)年までに発表した作品、約100点を収録。技法・用語解説付き。
 著者紹介:大正13年生まれ。染織家、文筆家。重要無形文化財保持者(人間国宝)。平成27年、文化勲章を受章。語りかける花」で日本エッセイスト・クラブ賞、「一色一生」で大佛次郎賞を受賞。
 
 

5月14日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月14日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月21日(火曜日)からです。
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『最後の将軍徳川慶喜の苦悩』

 松原 隆文/著、湘南社/刊、請求記号:210.58/Ma,73
 内容:日本近代化のために孤軍奮闘した徳川慶喜。徳川本家を相続した慶応2年8月前後から、歴史の表舞台から姿を消す慶応3年4月11まで、約1年8ケ月の激動の日々を記す。
   

『自滅へ向かうアジアの星日本』

 中村 功/著、高木書房/刊、請求記号:304/N,37
 内容:国民総意のもとに挑戦するなら今の日本の国力で十分、少子化は克服できる。東日本ハウスを創業した稀代の名経営者・中村功が、少子化をどう克服すべきかを、日本の問題を具体的に取り上げつつ提言する。

『おにぎりの文化史』

 横浜市歴史博物館/監、河出書房新社/刊、請求記号:383.8/O,66
 内容:「おにぎり」はいつから握られたの? 具入りおにぎりは中世に出現? 文献や絵図、考古資料などさまざまなアプローチによって、古代から現代にいたる日本人とコメの密接な歴史に迫る。

『国境の医療者』

 メータオ・クリニック支援の会/編、新泉社/刊、請求記号:498/Ko,43
   内容:タイ・ミャンマー国境の町で、難民・移民に無償診療を提供する「メータオ・クリニック」。そこへ国際ボランティアとして赴任した日本の医療従事者たちが、戸惑い、傷つき、成長し、交流と支援を続けた日々を綴る。


『奪われたクリムト』

 エリザベート・ザントマン/著、梨の木舎/刊、請求記号:707.9Sa,62
   内容:20世紀の美術品をめぐる最大のスキャンダル!ナチスに略奪されたクリムトの「黄金のアデーレ」をめぐり、オーストリア国家を訴え、絵を取り戻したアデーレの姪、マリアの物語。
   著者紹介:出版社エリザベート・ザントマンの経営者。長年、ナチに奪われた美術品の元の所有者への返還問題に関心を抱く。
 
 

4月30日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月30日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月7日(火曜日)からです。
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『静寂と沈黙の歴史』

 アラン・コルバン/著、藤原書店/刊、請求記号:230.5/C,88
 内容:現代社会で失われつつある静寂や沈黙。歴史家にとって把握するのが困難な対象だったこれらの近代ヨーロッパにおける布置を、“感性の歴史家”アラン・コルバンが描き出す。「音の風景」と対をなす書。
   著者紹介:1936年フランス生まれ。カーン大学卒業。パリ第1大学名誉教授。著書に「娼婦」「においの歴史」など。

『一番やさしい自治体財政の本』

 小坂 紀一郎/著、学陽書房/刊、請求記号:349/Ko,82
 内容:自治体財政について、その制度から予算の読み方、財政診断、財政の改革まで、市町村の例を中心にわかりやすく解説。もっと詳しく知るための情報案内も収録する。各種数値を更新した第2次改訂版。
   著者紹介:1941年生まれ。東京大学法学部卒業。米国シラキュース大学マクスウェル・スクール行政学修士。自治大学校客員教授、東京ジュニアオーケストラソサエティ理事長。

『「このがん治療でいいのか?」と悩んでいる人のための本』

 佐藤 典宏/著、時事通信出版局/刊、請求記号:454.5/Sa,35
 内容:がん治療は「情報戦」。多くのがん患者が遭遇する、手術、抗がん剤治療、生活習慣、その他の治療についての問題をピックアップし100を超える論文から引用したがん治療に関する信頼性の高いエビデンスを紹介する。
 著者紹介:1968年福岡県生まれ。九州大学大学院へ入学し学位(医学博士)を取得。その後米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部に留学し、がんの分子生物学を研究。産業医科大学第1外科講師、外来医長。

『Tap』

 アニンディヤ・ゴーシュ/著、日経BP社/刊、請求記号:675/G,35
   内容:状況、場所、時間、天気、混雑度、端末×フォーマット…。「9つの力」が購買行動を決定づける! 気鋭の経営学者が、最新研究と膨大なデータをもとに消費者の行動パターンを明らかにし、消費者を動かす法則を解説する。
 著者紹介:ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスのハインツ・リールビジネス学教授。MBAのサイト『ポエッツ・アンド・クアンツ』で世界の40歳以下のトップ教授40人に選出された。

『猫と藤田嗣治』

 内呂 博之/監修、エクスナレッジ/刊、請求記号:723.1/N,62
 内容:お気に入りのモチーフとして猫を描き続けた画家・藤田嗣治。猫が主役を演じているものや脇役をつとめているものなど、様々な表現の藤田による猫の絵を集め、ネコ研究者の視点から作品解説、猫の考察を行う。
 

4月23日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月23日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月30日(火曜日)からです。
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『これからを生きる君へ』

 天野 篤/著、毎日新聞出版/刊、請求記号:159.7/A,43
 内容:医学部を目指して3浪、そして天皇陛下の執刀医へ。数々の挫折を乗り越えてきた著者が、これまでの人生を振り返り、失敗を繰り返しながら得た「ブレない軸の作り方」を綴る。『毎日新聞』連載を加筆・改編・改題し書籍化。
   著者紹介:1955年埼玉県生まれ。日本大学医学部卒業。日本大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。2012年天皇陛下の心臓バイパス手術の執刀を行う。「医龍」等の映像作品監修も務める。

『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』

 内藤 正典/著、集英社/刊、請求記号:334.4/N,29
 内容:世界の動きとは反対に、外国人労働者に門戸を開放した日本政府。外国人労働者、移民、難民はどう違うのか。彼らとどう接したらいいのか。国境線を越えて人が動くことの影響を、わかりやすく解説する。
    著者紹介:1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に「となりのイスラム」など。

『家族終了』

 酒井 順子/著、集英社/刊、請求記号:367.3/Sa,29
 内容:生涯未婚率の上昇、事実婚、シングル親、同性婚、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親…。変遷し多様化する日本の家族状況と家族観を掘り下げる。『学芸・ノンフィクション』『よみタイ』掲載を加筆修正。
 著者紹介:1966年東京都生まれ。立教大学社会学部観光学科卒業。広告会社勤務を経て執筆専業となる。「負け犬の遠吠え」で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。ほかの著書に「百年の女」など。

『これから始める人のための銃猟の教科書』

 東雲 輝之/著、秀和システム/刊、請求記号:659/Sh,67
 内容:狩猟の基礎知識から、ライフル・散弾銃猟の免許、装備、獲物の獲り方、おいしくいただく料理法まで。これから始める人に向けて、銃猟のすべてをわかりやすく図解します。クレー射撃などの射撃競技についても掲載。
 著者紹介:1985年生まれ。福岡県出身。九州工業大学大学院修了。エンジニアリング会社退職後、猟師の道を志す。ブログ『孤独のジビエ』管理人。

『菓子珊珊』

 山下 惠光/著、平凡社/刊、請求記号:791.7/Y,44
 内容:千葉県の初夢漬、岡山県の千本桜、岩手県の明がらす…。郷土の菓子を茶の湯者の目から見直し、どのような器を取り合わせるか吟味する。表千家同門会月刊機関誌『同門』連載を単行本化。
 著者紹介:昭和4~平成27年。香川県生まれ。東京美術学校工芸科卒業。表千家家元元教授。社団法人表千家同門会本部理事など歴任。著書に「初風炉」「茶の工芸」「わが茶の湯」など。

4月9日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、4月9日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月16日(火曜日)からです。
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『「広告の著作権」実用ハンドブック』

 志村 潔 ほか/著、太田出版/刊、請求記号:021.2/Sh,56
 内容:オリンピックというコトバは広告利用できる? 仕事で使ったイラストを個人的に使える? 広告代理店で法務から経営まで担当した元デザイナーが、広告現場で発生する「著作権」問題についてわかりやすく解説する。
 著者紹介:1955年山梨県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒。元廣告社株式会社代表取締役社長。日本広告学会会員。

『恐竜の教科書』

 ダレン・ナイシュ/著、創元社/刊、請求記号:457.8/N,28
 内容:恐竜の起源から、体の構造、生態と行動、多様性、進化、大量絶滅とその後まで。世界で最も活躍しているイギリスの研究者2人が、最新の研究結果だけでなく、その背景や歴史にも触れながら解説する。約200点の図版を収録。 
 著者紹介:サイエンスライター、技術編集者、古生物学者。

『ミズノ先生の仏像のみかた』

 水野 敬三郎/著、講談社/刊、請求記号:718/Mi,96
 内容:仏像の顔は日本人? 目がキラキラ光るのはなぜ? 仏像を横からみると何がわかるの? 仏像の中には何がはいっているの? 仏像研究の第一人者が、仏像の見かたや考えかたを、一般の仏像愛好者にわかるようやさしく語る。
 著者紹介:1932年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科美術史に学ぶ。東京芸術大学名誉教授、新潟県立近代美術館名誉館長、半蔵門ミュージアム館長。著書に「奈良・京都の古寺めぐり」など。

『eスポーツ論』

 筧 誠一郎/著、ゴマブックス/刊、請求記号:798.5/Ka,24
 内容:世界から7年遅れている日本が、eスポーツ先進国になるために、何をするべきか。競技性のあるテレビゲームやPCゲーム「eスポーツ」の歴史や日本での流れ、プロゲーマーの可能性、大会等を、第一人者が解説する。
 著者紹介:1960年東京生まれ。成城大学法学部卒業。電通でエンタテインメント事業に従事。2010年電通を退社。eスポーツコミュニケーションズ合同会社代表。「日本eスポーツリーグ」を主催。

『考える葦』

 平野 啓一郎/著、キノブックス/刊、請求記号:914.6/H,66
 内容:文学とは、芸術とは、社会とは、生きるとは、何か-。作家生活20年を支える、弛みなき平野啓一郎の思考の軌跡。文学、思想、美術、音楽、エンタテインメントから社会問題まで、広範なテーマに亘る67篇を集成。 
 著者紹介:1975年愛知県生まれ。北九州市出身。「日蝕」で芥川賞、「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「ドーン」でドゥマゴ文学賞を受賞。

4月2日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、4月2日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月9日(火曜日)からです。
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『千手観音と二十八部衆の謎』

 田中 公明/著、春秋社/刊、請求記号:186.8/Ta,84
 内容:どうしてインドから千手観音の確実な作例が発見されていないのか。大悲呪は本当に千手観音の陀羅尼なのか。二十八部衆の起源は-。多くの謎を、新たに発見あるいは同定された新資料に基づいて解明する。
 著者紹介:1955年福岡県生まれ。文学博士(東京大学)。東方学院非常勤講師、慶應義塾大学非常勤講師、東洋大学大学院非常勤講師。チベット文化研究会副会長。

『孤独』

 榎本 博明/著、クロスメディア・パブリッシング/刊、請求記号:361.4/E,63
 内容:スマートフォン、SNS中毒など、いまの日本に蔓延している「つながり依存」の実態と問題点を指摘し、そこから抜け出すための処方箋として、「ひとりの時間」を持つことを提案。孤独の効用を説く。チェックリスト付き。
 著者紹介:1955年東京生まれ。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。MP人間科学研究所代表。著書に「かかわると面倒くさい人」「「上から目線」の構造」など。

『ヴィクトリア朝の女性たち』

 山村 明子/著、原書房/刊、請求記号:383.1/Y,32
 内容:レジャーの発展とともに女性参加は増え、それにともなって彼女たちのファッションも機能的に変化してゆく-。ヴィクトリア朝の女性たちの生活文化を、ファッションやスポーツへの関心・参加という視点から描いた異色の文化史。 
 著者紹介:日本女子大学大学院家政学研究科被服学専攻修了。博士(学術)。家政学者。東京家政学院大学教授。

『もしも宇宙に行くのなら』

 橳島 次郎/著、岩波書店/刊、請求記号:440.4/N,99
 内容:生命科学・医学、ジェンダー、人工知能やロボットの問題、人類の進化などをテーマに、人類の未来を描く優れたSF作品をヒントにしながら議論する。未来への想像力を取り戻すための思考実験。
 著者紹介:1960年生まれ。生命倫理政策研究会共同代表。専門は生命科学・医学を中心にした科学政策論。著書に「生命の研究はどこまで自由か」「精神を切る手術」など。

『「リンゴの唄」の真実』

 永嶺 重敏/著、青弓社/刊、請求記号:767.8/N,15
 内容:敗戦後の人々を勇気づけたとされる「リンゴの唄」は、どのようにして誕生し、当時のメディアとどのような関係を切り結び、どのように人々に歌われたのか。「リンゴの唄」のリアルな姿を捉え直し、その力を再検討する。
 著者紹介:1955年鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業。出版文化・大衆文化研究者。日本出版学会、日本マス・コミュニケーション学会、メディア史研究会会員。著書に「オッペケペー節と明治」など。

3月26日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月26日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月2日(火曜日)からです。
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『外国人記者が見た平成日本』

 ヤン・デンマン/著、ベストセラーズ/刊、請求記号:302.1/D,58
 内容:日本の伝統文化から、社会、教育、政治、マスコミまでを、比較文化論的な公正な視点から、時に辛辣、時にユーモラス、時に激越に綴る。『週刊新潮』の名物連載「東京情報」の中から珠玉のコラム80本を厳選収録。
 著者紹介:S・P・I通信編集局長。

『小学校明日からできる!読書活動アイデア事典』

 塩谷 京子/著、明治図書出版/刊、請求記号:375.8/Sh,78
 内容:読み聞かせ、アニマシオン、リテラチャーサークル、お話動物園…。小学校の授業に読書を取り入れたいと思っている人に向けて、子どもを楽しい読書の世界に誘う50のアイデアを紹介します。読書についての基本的な知識も掲載。
 著者紹介:静岡県生まれ。関西大学大学院総合情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。放送大学客員准教授。著書に「すぐ実践できる情報スキル50」など。

『木の国の歴史』

 中嶋 尚志/著、里文出版/刊、請求記号:521/N,34
 内容:日本固有の木造り文化は、乱伐・災禍を被り続けながらも、日本人の感性とともにきわどく生き残った。古代の仏寺建立から、江戸の町造り、数寄屋趣味という住文化まで、日本の木の文化史を見つめ直す。「木の国の物語」第2弾。
 著者紹介:1944年東京生まれ。もと編集者。著書に「「美しさ」を探求する」など。

『最新LINEビジネス活用講座』

 菅谷 信一/著、主婦の友社/刊、請求記号:675/Su,29
 内容:LINE@は、LINEユーザーに対して効果的にアプローチできるツール。中小企業や個人商店の経営者に向けて、日常のさまざまなビジネスシーンにおいてLINE@をどう使えばよいのか、具体的に紹介する。
 著者紹介:1969年茨城県生まれ。獨協大学外国語学部卒業。株式会社アームズ・エディション代表取締役。ネット戦略コンサルタント。著書に「あなたが先に儲けなさい」など。

『不滅のランナー人見絹枝』

 田中 良子/著、右文書院/刊、請求記号:782.3/Ta,84
 内容:日本女性初のオリンピックメダリスト、人見絹枝。100m、200m、走幅跳の元世界新記録保持者として活躍し、陸上指導者として後継者育成を果たしながら、24歳という若さで早世したアスリートの生涯を綴る。
 著者紹介:1936年東京生まれ。東京教育大学体育学部卒。元国際陸上競技連盟委員。元日本陸上競技連盟委員。元日本学生陸上競技連合女子委員長。日本スポーツとジェンダー学会会員。

3月19日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月19日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月26日(火曜日)からです。
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『もういちど、本屋へようこそ』

 田口 幹人/編著、PHP研究所/刊、請求記号:024.1/Ta,19
 内容:本屋を数多く見つめてきたジャーナリスト、地域で奮闘している書店員、取次会社、司書…。本と読者との出会いの手伝いをし続けている人々とともに、本屋にいるからこそわかる、「本屋」と「本」をめぐる世界の面白さを伝える。 
 著者紹介:1973年岩手県生まれ。さわや書店フェザン統括店長。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校での読書教育や、図書館と書店との協働などを行う。著書に「まちの本屋」がある。

『誰にも負けない努力』

 稲盛 和夫/述、PHP研究所/刊、請求記号:336.3/I,53
 内容:強い思いを持つ、美しい心で着手する、飛び石は打たない…。稲盛和夫の講演講話記録より、リーダーシップに関するものを厳選紹介。生き方・考え方が変わる43の「ど真剣」メッセージを収録する。 
 著者紹介:1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。京都セラミック株式会社(現京セラ)設立、名誉会長。第二電電(現KDDI)設立、最高顧問。日本航空名誉顧問。著書に「生き方」など。

『長距離フェリー50年の航跡』

 SHKライン/編著、ダイヤモンド・ビジネス企画/刊、請求記号:683/C,53
 内容:昭和43年8月10日、まだ、高速道路も整備されていなかった日本で、国内最大の長距離フェリーを就航させた男がいた…。SHKライングループの成り立ち、発展、魅力を、海運の歴史とともに紹介する。

『若冲伝』

 佐藤 康宏/著、河出書房新社/刊、請求記号:721.4/Sa,85
 内容:濃密な花鳥画に代表される数多の名作はどのように生まれたのか。家族、禅、ジェンダー、時代…。最先端の研究家が、多くの図版とともに多角的視点で謎の絵師・若冲の画業と生涯を解き明かす。 
 著者紹介:1955年宮崎県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(美術史学専攻)修了。同大学文学部教授(美術史学)。著書に「絵は語り始めるだろうか」「湯女図」など。

『白川静さんに学ぶこれが日本語』

 小山 鉄郎/著、論創社/刊、請求記号:812/Ko.97
 内容:「ものしり」「もののけ」「ものがたり」のつながりは? 「ひがし」と「にし」の「し」とは何か? 漢字学の第一人者・白川静の研究をもとに、現代語の中に脈々と生き続ける日本語の体系的なつながりを紹介する。 
 著者紹介:1949年群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。日本記者クラブ賞受賞。「白川静会」事務局長。著書に「白川静入門」「文学はおいしい。」など。

3月12日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月19日(火曜日)からです。
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『若い読者のための考古学史』

 ブライアン・フェイガン/著、すばる舎/刊、請求記号:202.5/F,11
 内容:派手な言動で批判を招いた学者、ひたすら真面目に研究に打ちこんだ地味な学者…。各国の遺跡を取りあげ、古今東西の考古学者たちの奮闘ぶりを通して、考古学という学問の歴史と魅力をわかりやすく伝える。 
 著者紹介:ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジで考古学と人類学の博士号取得。考古学者、人類学者、作家。著書に「人類と家畜の世界史」「水と人類の1万年史」「考古学のあゆみ」など。

『SNS公式アカウント運営者のための企業の信頼失墜を防ぐ法的リスク・炎上対策』

 小山 博章/著、第一法規/刊、請求記号:336.1/Ko,97
 内容:炎上を防ぐために、SNS公式アカウントの運営担当者や人事労務担当者が理解しておくべき、SNSの特性、SNSの投稿で問題になる法的権利などの基礎的な部分を、多数の事例を用いてわかりやすく解説。規定例・書式も収録。
 著者紹介:慶應義塾大学大学院法務研究科修了。弁護士。第一東京弁護士会労働法制委員会基礎研究部会副部会長。経営法曹会議会員。日本労働法学会会員。共著に「退職・解雇・雇止め」など。

『最後の頭取』

 河谷 禎昌/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:338.6/Ka,98
 内容:都市銀行の頭取から受刑者へ。バブル経済の生成と崩壊を実体験した生き証人、北海道拓殖銀行元頭取の体験記。拓殖破綻から20年が過ぎた今、後世に伝えるバブルの教訓をすべて綴る。
 著者紹介:1935年神戸市生まれ。北海道大学法学部卒業。北海道拓殖銀行に入行し、94年6月から97年11月の経営破綻まで頭取を務めた。

『炭鉱と「日本の奇跡」』

 中澤 秀雄/著、青弓社/刊、請求記号:567/N,46
 内容:戦後日本を作り出した炭鉱の歴史と現在を、企業・自治・家族・女性・産業遺産などの視点から解説。グローバルに展開する世界の炭鉱とも比較して、否定的イメージをもたれがちな炭鉱の意義を21世紀によみがえらせる。
 著者紹介:1971年東京都生まれ。中央大学法学部教授。専攻は地域社会学。

『築地市場』

 福地 享子 ほか/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:675.5/F,74
 内容:新発掘・未公開写真約400枚でたどる、築地市場の完全年代記。2016年刊「築地市場」に2018年までの2年間を加え、日々の取引、歴史、建物など築地市場のさまざまな表情を、オムニバススタイルでまとめる。
 著者紹介:宮崎県生まれ。婦人画報社の編集者を経てフリーランス。築地市場の文化団体「築地魚市場銀鱗会」事務局長。著書に「築地魚河岸寿司ダネ手帖」など。

3月5日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月5日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月12日(火曜日)からです。
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『これからの本の話をしよう』

 萩野 正昭/著、晶文社/刊、請求記号:023/H,13
 内容:画期的な出版プロジェクトに取り組む株式会社ボイジャーの創業者である著者が、25年にわたる先駆的な歩みを振り返りつつ、本と出版の未来に向けて語る。本そのものの魅力、役割、可能性を考える一冊。 
 著者紹介:1946年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。ボイジャー・ジャパン取締役として企画開発にかかわる。著書に「電子書籍奮戦記」など。

『国書がむすぶ外交』

 松方 冬子/著、東京大学出版会/刊、請求記号:220/Ko,53
 内容:日本語世界の「外交」とは? 「国書」と通航証を手がかりに、前近代の「外交」のあり方を日本列島周辺の事例から考察。日明関係における皇帝文書、豊臣期南蛮宛て国書、ラタナコーシン朝シャムのプララーチャサーン等を収録。
 著者紹介:1966年生まれ。東京大学准教授。著書に「オランダ風説書と近世日本」など。

『ハトと日本人』

 大田 眞也/著、弦書房/刊、請求記号:488.4/O,84
 内容:ハトは、平和の象徴として崇められ、伝書鳩として人の暮らしに重宝されてきた半面、食害や糞害をもたらしてきた鳥でもある。キジバト、アオバト、ドバトの生態を写真とともに解説し、ハトと人との関係もたどる。
 著者紹介:1941年熊本市生まれ。長年にわたり、さまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟会員、日本自然保護協会会員、日本鳥学会会員。著書に「猛禽探訪記」など。

『9つの脳の不思議な物語』

 ヘレン・トムスン/著、文藝春秋/刊、請求記号:491.3/Th,7
 内容:これまでの人生の全ての日の出来事を記憶している、自宅のトイレからキッチンに行こうとして迷子になる、色盲なのにカラフルなオーラが見える…。脳の「エラー」がもたらす奇妙な人生から、脳科学の最先端を描く。
 著者紹介:ジャーナリスト。大学で神経学、サイエンスコミュニケーションを学ぶ。『ニュー・サイエンティスト』誌で8年間編集者を務め、その後フリーに。BBCや『ガーディアン』紙等で活躍。

『寄席の底ぢから』

 中村 伸/著、三賢社/刊、請求記号:779.1/N,37
 内容:寄席に行ってみよう! 落語を中心にした「定席」と呼ばれる寄席を取り上げ、事件簿から楽しみ方、歴史までを紹介。上野、新宿など、寄席を育んできた街の歴史もたどる。
 著者紹介:1961年東京生まれ。出版社勤務からフリーランスに。編集者、伝記作家。

2月26日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月26日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月5日(火曜日)からです。
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『刀の明治維新』

 尾脇 秀和/著、吉川弘文館/刊、請求記号:210.5/O,93
 内容:「帯刀」=武士の特権という今日の“常識”は、正しいのか。江戸~明治初年、武器からファッション・身分標識・旧弊のシンボルへと移り変わる姿と維新で消えゆくまでを追い、「帯刀」の本当の意味に迫る。
 著者紹介:1983年京都府生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。神戸大学経済経営研究所研究員。著書に「近世京都近郊の村と百姓」がある。

『水族館の文化史』

 溝井 裕一/著、勉誠出版/刊、請求記号:480.7/Mi,93
 内容:古代の養魚池文化から、黎明期の水族館のユニークな展示、第二次世界大戦中の苦難、展示のストーリー化、さらにはヴァーチャル・リアリティ技術とのハイブリッド化まで、古今東西の水族館文化を図版とともに概観する。
 著者紹介:関西大学文学部教授。博士(文学)。専門は西洋文化史、ひとと動物の関係史、ドイツ民間伝承研究。著書に「動物園の文化史」など。

『留守の家から犬が降ってきた』

 ローレル・ブライトマン/著、青土社/刊、請求記号:649/B,71
 内容:PTSDに苦しむ軍用犬、ホームシックになったゴリラ、抜毛症のオウム…。世界中のさまざまな動物の、さまざまな症例から、動物たちの心の病に迫り、動物たちと人間がより良い関係を築くための方法を探る。
 著者紹介:マサチューセッツ工科大学科学史博士。デラウェア大学環境学教授。科学史家、人類学者。『ウォール・ストリートジャーナル』などに寄稿。TEDシニアフェロー。

『ロングヒット商品開発』

 梅澤 伸嘉/著、同文舘出版/刊、請求記号:675.2/U,74
 内容:短命の「ヒット商品」ではなく、消費者の潜在ニーズを発掘したMIP(新市場創造型商品)による「ロングヒット商品」の開発手法と理論を、具体例を提示しながら解説する。チェックリストあり。
 著者紹介:1940年生まれ。愛知学院大学大学院経営学研究科修了。商品企画エンジン(株)代表取締役会長、MIP経営塾塾長。著書に「消費者ニーズ・ハンドブック」など。

『作家のおしごと』

 五木 寛之/著、東京堂出版/刊、請求記号:914.6/I,91
 内容:小説、作詞、コラム、インタビュー、対談、紀行文…。五木寛之が半世紀以上にわたる作家としての歩みを振り返り、こだわりのジャンルと作品を紹介しつつ創作活動への思いを語る。1983年に行われた村上春樹との対談も収録。
 著者紹介:1932年福岡県生まれ。早稲田大学露文科中退。作詞家などを経て小説家。「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、「青春の門」ほかで吉川英治文学賞、「親鸞」で毎日出版文化賞受賞。菊池寛賞受賞。

2月19日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月19日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月26日(火曜日)からです。
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『偉人たちの生と死のカルテ』

 古井 倫士/著、黎明書房/刊、請求記号:280.4/F,93
 内容:作曲家、映画スター、医学者、野球選手、発明家…。各分野の偉人たちは病とどのように向き合い、どのように人生を全うしたのか? 脳外科医である著者が、残された資料や書物をもとに、偉人たちの身体に現代医学で迫る。 
 著者紹介:1948年愛知県生まれ。脳神経外科医。エッセイスト。著書に「ロマンとアンチロマンの医学の歴史」「読めば楽になる女性のための頭痛の話」など。

『できる人は必ずやっているビジネスマナー&整理術大全』

 リベラル社/編集、リベラル社/刊、請求記号:336.4/D,54
 内容:ミスやムダがない人は「マナー」「整理術」を心得ている! 社会人になったら身につけておきたい基本のビジネスマナーと整理術を、イラスト入りでわかりやすく説明する。

『竹』

 内村 悦三 ほか/著、農山漁村文化協会/刊、請求記号:657.9/Ta,58
 内容:植物としてのタケ、工芸利用をふまえた各種のタケの特徴と利用、タケの栽培管理、タケ利用の歴史、竹ひごのつくり方、籠編み・笊編みの方法などを詳述。岐阜和傘、紀州へら竿、造園・建築材としての利用も取り上げる。
 著者紹介:竹資源フォーラム主宰。

『マーケットでまちを変える』

 鈴木 美央/著、学芸出版社/刊、請求記号:673.7/Su,96
 内容:マーケットで起こる出会い・学び・喜びが地域経済を活性化し、まちの魅力を増すことにつながる! 東京&ロンドンの多数の実例を元に、マーケットがまちに生みだす15の効果と、効果を引きだすアクションについて解説する。
 著者紹介:1983年生まれ。慶應義塾大学に博士号(工学)取得O+Architecture主宰。建築設計、行政のアドバイザー、マーケットの企画・運営、公共空間の研究などを行う。

『スポーツ好きは甲子園とオリンピックから始まった』

 佐塚 元章/著、文芸社/刊、請求記号:783.7/Sa,99
 内容:日本人はなぜ、甲子園とオリンピックが好きなのか? 元NHKアナウンサーでスポーツジャーナリストの著者が、自らの体験を振り返りつつ、甲子園とオリンピックの共通項と、そこに秘められた“魔力”を探る。 
 著者紹介:1951年静岡市生まれ。スポーツジャーナリスト。元NHKアナウサー。法政大学スポーツ健康学部講師(非常勤)、内外情勢調査会講師、東京運動記者クラブ会友などを務める。

2月12日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月19日(火曜日)からです。
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『どの絵本読んだらいいですか?』

 向井 惇子/著、かもがわ出版/刊、請求記号:019.5/D,85
 内容:数千人もの子育てママから慕われつづけた絵本アドバイザー、向井惇子。そのあたたかくて気さくな、同時に芯のとおった講演の記録。講演時に展示した100冊リスト、東山絵本勉強会で配られた読みものリスト付き。
 著者紹介:1931~2017年。東京・渋谷の書店「童話屋」、横浜の「たまプラーザ童話屋」で読書相談員として約20年働く。その後も絵本アドバイザーとして数多くの講演会や勉強会の講師を務める。

『トヨタの話し合い』

 加藤 裕治/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:336.4/Ka,86
 内容:「相互信頼」をベースにした徹底した議論が、終わりなきカイゼンの原動力であった-。現場の生の声を吸い上げてきた著者が、トヨタ生産方式を支える「トヨタの話し合い」の実態とノウハウを解き明かす。
 著者紹介:1951年愛知県生まれ。名城大学法科大学院卒業。トヨタ自動車工業などを経て自動車総連顧問。ラヴィエ法律事務所に所属。著書に「弁護士をめざして56歳からの挑戦」がある。

『不自然な宇宙』

 須藤 靖/著、講談社/刊、請求記号:443.9/Su,84
 内容:なぜ地球はこの場所にあるのか? 我々の宇宙は唯一の存在なのか? 最新物理学の観測事実に基づいた「マルチバース」と「人間原理」を、宇宙論研究者が徹底解説する。2017年に東京大学で行った講義をもとにした書。
 著者紹介:1958年高知県生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。同大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。著書に「一般相対論入門」など。

『大空への夢』

 鈴木 和幸/編、大月書店/刊、請求記号:778.2/Su,96
 内容:少年時代に志した飛行機乗りの夢を胸に抱き、さまざまな試練や挫折を乗り越え、新たな撮影技法を生み出した円谷英二。さらなる高みを求めて飛翔しつづけた「特撮の神様」の歩みをたどり、その実像に迫る。
 著者紹介:1959年福島生まれ。株式会社セルクル代表取締役、NPO法人クリーニング・カスタマーズサポート代表。著書に「翔びつづける紙飛行機」「特撮の神様と呼ばれた男」など。

『まなざしが出会う場所へ』

 渋谷 敦志/著、新泉社/刊、請求記号:916/Sh,23
 内容:どうして見つめ返すのか。困難を生きる人びとの眼を…。紛争や災害の現場を取材し、困難を生きる人びととわかりあえないことに苦悩しつつ、「共にいられる世界」を切実に求めて旅する著者が自らに問うルポルタージュ。 
 著者紹介:1975年大阪府生まれ。英国London College of Printing卒。写真家、フォトジャーナリスト。日本写真家協会展金賞など受賞。著書に「希望のダンス」など。

2月5日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月5日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月12日(火曜日)からです。
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『吉田松陰190歳』

 一坂 太郎/著、青志社/刊、請求記号:289.1/Y,86
 内容:殉国・愛国教育の“神さま”から、突然、工学教育の祖にされた吉田松陰。いつの時代でも忘れ去られなかった松陰が産声をあげてから約190年の軌跡を辿り、さんざん政治に利用された「松陰ブランド」のタブーに切り込む
 著者紹介:昭和41年兵庫県生まれ。大正大学文学部史学科卒業。国際日本文化研究センター共同研究員。萩博物館特別学芸員。著書に「久坂玄瑞」「語り継がれた西郷どん」「フカサクを観よ」など。

『福岡市を経営する』

 高島 宗一郎/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:318.2/Ta,54
 内容:福岡を「最強都市」にした弱者の戦略とは? アナウンサーから史上最年少・36歳で福岡市長に当選した著者が、選挙のリアル、リーダーシップ、SNSの活かし方、市民一人ひとりの意識改革、自分の命の使い方について綴る。
 著者紹介:1974年大分県生まれ。大学卒業後、アナウンサーを経て福岡市長。

『日本の伝説』

 藤沢 衛彦/著、河出書房新社/刊、請求記号:388.1/F,66
 内容:日本全国に伝わる伝説424話を、都道府県ごとに網羅。貴重な図版や、うんちく豊かな解説も掲載する。<江戸東京>は、「浅草観音由来」「笠森おせん」「番町皿屋敷」「八百屋お七」など全26話を収録。
 著者紹介:1885~1967年。民俗学者、風俗史家。伝説研究の第一人者。日本伝説学会の設立者、日本児童文学者協会会長、元明治大学教授。著書に「日本刑罰風俗史」など。

『クレイジーで行こう!』

 加藤 崇/編、日経BP社/刊、請求記号:518.1/Ka,86
 内容:グーグルにロボットベンチャーを売った男は今、アメリカで「水道管」を戦場に新たな勝負に挑んでいる。老朽化が深刻なインフラ保全は急務で、市場規模は100兆円-。起業家・加藤崇の悪戦苦闘と試行錯誤と情熱の記録。
 著者紹介:1978年生まれ。早稲田大学理工学部(応用物理学科)卒業。Fracta,Inc.CEO。著書に「未来を切り拓くための5ステップ」「無敵の仕事術」がある。

『わが陶器造り』

 富本 憲吉 ほか/著、里文出版/刊、請求記号:751.1/To,54
 内容:第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)の富本憲吉が、陶芸家を目指す学生に向けて残した未完の指南書。作陶から焼成、販売までのノウハウを、当時のガリ版刷りそのままの形で収める。本体は背表紙なし糸綴じ。 
 著者紹介:陶芸家。1955年初代の重要無形文化財保持者に認定。61年文化勲章を受章。

1月29日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『海と陸をつなぐ進化論』

 須藤 斎/著、講談社/刊、請求記号:467.5/Su,14
 内容:「地球」という舞台の上で、複雑につながりあう生物たち。いったい彼らはどのような影響をおよぼしあってきたのか? 気鋭の若手研究者が、地球規模の環境変動から壮大な生命史を読み解く。 
 著者紹介:1976年生まれ。筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授。「0.1ミリのタイムマシン」で産経児童出版文化賞大賞受賞。

『人類との遭遇』

 イ サンヒ ほか/著、早川書房/刊、請求記号:469.2/I,11
 内容:原始人は人食い人種だった? 農業はヒトにとって害のほうが大きい発明だった? ヒトだけがなぜ長寿になった? ヒトの起源を探求する古人類学を、予備知識のない読者を想定してやさしく解説した入門書。
 著者紹介:カリフォルニア大学リバーサイド校人類学教授、人文学・芸術・社会科学学部副学部長。

『和の菓子』

 高岡 一弥 ほか/著、パイインターナショナル/刊、請求記号:588.3/W,37
 内容:日本には、各季各月どんな和の菓子があるのか。11月から始まる茶の暦に従い、新年・新春にちなんだ菓子、雛菓子や桜にちなんだ華やかな菓子、夏の涼しげな菓子など、美しい写真と解説を添えて紹介する。
 著者紹介:1945年京都府生まれ。アートディレクター。大阪芸術大学教授。「千年」で講談社出版文化賞受賞。

『日本料理はなぜ世界でいちばんなのか』

 渡辺 康博/編、あさ出版/刊、請求記号:673.9/W,46
 内容:師匠と弟子の絶対的な関係、板場の厳しい修業と熱い仲間意識…。全国36店で流れ板を経験し、吉兆で指導者として活躍した著者が、「日本料理」という文化・芸術の奥深さとその凄さを伝える。
 著者紹介:1968年福岡市生まれ。株式会社春義代表取締役社長(兼・統括総料理長)。西日本佐藤調理師会参与。経営者・料理長のかたわら、大学での講演、料理人・料理長向け講座の講師としても活動。

『ジャポニスム』

 宮崎 克己/著、講談社/刊、請求記号:702.3/Mi,88
 内容:19世紀に西洋を熱狂の渦に巻き込んだ日本ブームが、モダンな感性を生み出した。モネやゴッホといった著名な芸術家だけでなく、社会的な広がりの中でジャポニスムを考察。近代の美意識の源流として、日本の存在を位置づける。
 著者紹介:1952年生まれ。東京大学、パリ第4大学大学院などで美術史を学ぶ。ブリヂストン美術館副館長などを経て、昭和音楽大学教授。専門は美術史、文化交流史。著書に「ルノワール」など。

1月22日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『さよなら、仏教』

 高橋 卓志/著、亜紀書房/刊、請求記号:180.4/Ta,33
 内容:42年間、坊さんのふりをしたまま、言い訳を続けてきた-。元神宮寺住職が、形式的ではない言葉で人生を終えた人々を送りたいという想いから、本当の事が云える場所への到達を目指し、再誕の旅に出ようと決意するまでを語る。
 著者紹介:1948年長野県生まれ。龍谷大学文学部卒。元神宮寺住職。NPO法人ライフデザインセンター理事、龍谷大学客員教授。著書に「寺よ、変われ」「チェルノブイリの子どもたち」など。

『犬であるとはどういうことか』

 アレクサンドラ・ホロウィッツ/著、白揚社/刊、請求記号:489.5/H,89
 内容:犬があなたの体に鼻を寄せたとき、いったい何を嗅ぎ、何に気づいているのか? 犬の認知行動の権威である著者が、ユニークな観察をとおして、匂いで世界を知ること=「犬であること」を明らかにする。 
 著者紹介:カリフォルニア大学サンディエゴ校で博士号を取得。コロンビア大学バーナード・カレッジで教鞭をとるかたわら、犬の認知研究室を主宰し研究を行っている。著書に「犬から見た世界」がある。

『隠れたキーマンを探せ!』

 ブレント・アダムソンほか/著、実業之日本社/刊、請求記号:673.3/A,16
 内容:「大企業との、利益率の高い契約」を獲得するためのアプローチを「モビライザー」と「コマーシャルインサイト」というキーワードを中心に解説する。「チャレンジャー・セールス・モデル」続編。 
 著者紹介:CEBのセールス&マーケティング・プラクティスのプリンシパル・エゼクティブ・アドバイザー。

『うつ病とサッカー』

 ロナルド・レング/編、ソル・メディア/刊、請求記号:783.4/R,27
 内容:サッカーの元ドイツ代表GKロベルト・エンケ。模範的なエリートアスリートであり、成功の絶頂にいた彼はなぜ自ら命を絶ったのか? ロベルトの残した日記をもとに、彼の生涯と知られざるうつとの闘いを描く。
 著者紹介:1970年フランクフルト生まれ。スポーツジャーナリスト、作家。エンケと友情を築いたバルセロナに10年間滞在。ドイツ年間最高のルポルタージュに与えられる賞を8度受賞。

『忘れるが勝ち!』

 外山 滋比古/著、春陽堂書店/刊、請求記号:914.6/To,79
 内容:忘れる頭は、いい頭である-。95年、忘れることで生きてきた外山滋比古が、前向きに生きるためのヒントをつづる。頭の中のよけいなゴミをだして、人生を有意義に生きる知恵が満載。 
 著者紹介:1923年愛知県生まれ。東京文理科大学英文学科卒業。英文学者文学博士、評論家、エッセイスト。お茶の水女子大学名誉教授。著書に「思考の整理学」など。

1月15日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『若い読者のための哲学史』

 ナイジェル・ウォーバートン/著、すばる舎/刊、請求記号:130.2/W,37
 内容:自由と精神を議論した古代から、今の時代を悩ませる、哲学的・倫理的な問いをするピーター・シンガーまで。西洋哲学史における偉大な思想家たちの世界と、最良の生き方についてのアイデアを案内する。
 著者紹介:イギリスの哲学者。哲学に関するポッドキャストを配信、統合的な哲学のウェブサイトも運営。英国立近現代美術館「テート・モダン」で現代の芸術と哲学に関するコースを教える。

『地球一やさしい宇宙の話』

 吉田 直紀/著、小学館/刊、請求記号:440.4/Y,86
 内容:宇宙はビッグバンで生まれたのではない! 月がなくなると地球の一日は8時間に! 気鋭の宇宙物理学者が、月や太陽系から宇宙の起源、ブラックホールに関する話題まで、最先端情報を文系人間にもわかるようにやさしく解説。 
 著者紹介:1973年千葉県生まれ。マックスプランク宇宙物理学研究所博士課程修了。東京大学大学院理学系研究科教授兼カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員。著書に「宇宙137億年解読」など。

『俳画のすすめ』

 豊島 宗七/著、秀作社出版/刊、請求記号:721.7/To,92
 内容:現代俳画家の第一人者、直原玉青、藪本積穂、岩崎巴人の三画伯との交友、薫陶をうける中で研究した俳画の魅力と楽しみを、歴史を辿りながら平易に説く。 
 著者紹介:1934年愛知県生まれ。東京外国語大学中退。秀作社グループ代表。全国水墨画普及協会、全国俳画普及協会を創設、同会長。『俳画歳時記』『水墨画年鑑』主宰。著書に「水墨画のすすめ」など。

『クロースアップ・マジックコレクション』

 カズ・カタヤマ/編、東京堂出版/刊、請求記号:779.3/Ku,77
 内容:現代俳画家の第一人者、直原玉青、藪本積穂、岩崎巴人の三画伯との交友、薫陶をうける中で研究した俳画の魅力と楽しみを、歴史を辿りながら平易に説く。 
 著者紹介:1934年愛知県生まれ。東京外国語大学中退。秀作社グループ代表。全国水墨画普及協会、全国俳画普及協会を創設、同会長。『俳画歳時記』『水墨画年鑑』主宰。著書に「水墨画のすすめ」など。

『「プロレス」という文化』

 岡村 正史/著、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:788.2/O,43
 内容:プロレスとはいったい何か。なぜファンは熱狂するのか。スポーツ社会学、ロラン・バルトのテキストなど様々な方法論でプロレスの現状を読み解き、知られざるワンダーランドの深奥に迫る。力道山のプロレスが持つ意味も解明。
 著者紹介:1954年三重県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。プロレス文化研究会代表。「力道山と日本人」で橋本峰雄賞を受賞。

1月8日(火曜日)のおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『最後の読書』

 津野 海太郎/著、新潮社/刊、請求記号:019/Ts,81
 内容:80代になると、本の読み方味わい方は深くなる。筋金入りの読書家が、老いてこそわかった読書の醍醐味を綴る。「蔵書との別れ」「いつしか傘寿の読書日記」など17編を収録。『Webでも考える人』連載を単行本化。
 著者紹介:1938年福岡生まれ。早稲田大学卒業。評論家。「滑稽な巨人」で新田次郎文学賞、「ジェローム・ロビンスが死んだ」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著書に「花森安治伝」など。

『明治維新の「噓」を見破るブックガイド』

 田中 聡/著、河出書房新社/刊、請求記号:210.61/Ta,84
 内容:明治維新は近代日本の偉業か? テロリストたちのクーデターだったのか? いま、明治維新像が見直されている。古典から最新の名著まで、明治維新の全貌を把握するための必読書を紹介する。
 著者紹介:1962年富山県生まれ。著述業。著書に「健康法と癒しの社会史」「江戸の妖怪事件簿」「電気は誰のものか」など。

『陰陽五行でわかる日本のならわし』

 長田 なお/著、淡交社/刊、請求記号:382.1/O,72
 内容:なぜ神社の狛犬は左右一対なのか。なぜ八十八夜に新茶を摘むのか-。現在の生活の中でも色褪せることなく生き続けている陰陽五行について、身近な例を引きながら、わかりやすくその考え方をひも解く。 
 著者紹介:学生時代から古典籍を研究。学校の講師や企業の企画、テレビや雑誌などを通して日本の伝統文化を伝える活動を展開。著書に「懐紙で包む、まごころを贈る」など。

『牡蠣の歴史』

 キャロライン・ティリー/著、原書房/刊、請求記号:664.7/Ti,4
 内容:有史以前から食べられ、2千年以上前から養殖もされてきた牡蠣の歴史を紹介。古今東西の牡蠣料理、牡蠣の保護、「世界の牡蠣産業の救世主」である日本の牡蠣についてもふれる。レシピ、牡蠣の保存法と殻の開け方も収録。
 著者紹介:食物史家。芸術家。20年間にわたって食品をモチーフにした装飾品や芸術作品を作り続けてきた。全米調理師協会が認定する最高位のマスターシェフの資格も持つ。

『作家と楽しむ古典』

 古川 日出男/著、河出書房新社/刊、請求記号:910.2/F,93
 内容:「平家物語」とそこに連なる中世の名作を、作家たちが読み訳す。池澤夏樹個人編集の「日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちによる古典案内、第4弾。2017年から2018年にかけて開催された連続講義を元に書籍化。
 著者紹介:1966年福島県生まれ。「アラビアの夜の種族」で日本推理作家協会賞等受賞。

12月25日(火曜日)のおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、12月25日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、1月8日(火曜日)からです。
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『図書館愛書家の楽園』

 アルベルト・マンゲル/著、白水社/刊、請求記号:010.2/Ma,43
 内容:人間はなぜ書物を収集したがるのか。どんな書庫を作りたいと願うのか。歴史上の図書館の実例をあげて考察。さらに理想の図書館や存在しない影の図書館、フィクションに描かれた本など、図書館にまつわる魅力と謎を解き明かす。
 著者紹介:1948年アルゼンチン生まれ。2016年、ブエノスアイレス国立大学図書館の館長に就任。メディシス賞、アルフォンソ・レイエス国際賞をはじめ数々の文学賞を受賞。著書に「読書礼讃」など。

『寄付をしてみよう、と思ったら読む本』

 渋澤 健 ほか/著、日本経済新聞出版社/刊、請求記号:369.1/Sh,21
 内容:寄付とは、未来を信じ、お金を使って、未来を選び取る行動。寄付ムーブメントの旗振り役と、渋澤栄一の玄孫でコモンズ投信の会長が、寄付の使われ方や寄付をめぐる環境など、寄付の全体像について綴る。
 著者紹介:1961年生まれ。コモンズ投信株式会社取締役会長・創業者。経済同友会幹事、他。

『給食の歴史』

 藤原 辰史/著、岩波書店/刊、請求記号:374.9/F,56
 内容:学校の給食は、子どもの味覚に対する権力行使ともいえる側面と未来へ命をつなぎ新しい教育を模索する側面とを持つ。貧困、災害、運動、教育、世界という5つの視角から知られざる歴史に迫り、今後の可能性を探る。 
 著者紹介:1976年北海道生まれ。島根県出身。京都大学人間・環境学研究科中途退学。同大学人文科学研究所准教授。専門は農業史。著書に「ナチスのキッチン」「カブラの冬」など。

『メルカリ』

 奥平 和行/著、日経BP社/刊、請求記号:673.3/O,54
 内容:メルカリはいかにして、5年で3000億円市場を築いたのか。起業経験者たちがなぜ、メルカリ創業者のもとに集まるのか。国内事業の足元が固まっていないうちに、なぜ海外を目指すのか-。巨大市場を築いた起業家たちに迫る。
 著者紹介:日本経済新聞社で商社、自動車、電機、通信などの業界を担当。同社編集委員。

『考えるための日本語入門』

 井崎 正敏/著、三省堂/刊、請求記号:815.1/I,98
 内容:日本語で考えるとは、日本語の文法とどのようにかかわりあうことなのか。「そこ」と「それ」、助詞の「は」や「が」などをキーワードに、思考という観点から日本語の文法構造を探究する。
 著者紹介:1947年東京生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。筑摩書房専務取締役編集部長などを経て退社。評論活動に入る。著書に「天皇と日本人の課題」「ナショナリズムの練習問題」など。