小中学生へおすすめ!

9月8日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『エイレーネーの瞳』
著者ちょしゃ:小前 亮 出版社しゅっぱんしゃ:理論社
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 舞台は17世紀のイスタンブール。シンドバッドの名を継ぐセルマの弟子、マレクは素直でしっかり者の少年です。マイペースな師匠のセルマの代わりに長旅のための資金を市場で稼ぎ、旅立つことになります。  
 物語を読み進めていくと、不思議なことが連続したり、巨大な怪物に襲われたりすることもしばしばあります。しかし、いろいろな道具や手段を使ってセルマや他の仲間とともに困難を乗り越えます。例えば、空とぶじゅうたん。遠くに行くときは体を運んでくれて、夜の間は包まれて眠ります。どんな心地がするのでしょうか?想像して読むと楽しさが倍増すること間違いありません。
  地下迷宮の探検や暗号の解読など、一緒にわくわくする冒険をしませんか?


9月1日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『なんでも未来ずかん』
著者ちょしゃ:川崎タカオ・田川秀樹・ハマダミノル/絵 川口友万/監修 出版社しゅっぱんしゃ:講談社
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 宇宙エレベーターで宇宙空間まで遠足に行ったり、災害のときには人間の力を何倍にも強化するパワードスーツが活躍したり……。この本には、未来はきっとこうなるという予想がいくつも描かれています。
  昭和のころ、絵本や雑誌には「21世紀は透明なチューブの中を空飛ぶ車が通っている」なんて描かれていました。もっと昔、江戸時代には「未来では長いちょんまげとダボダボの着物が流行する」と予想されていました。もちろんどちらも大はずれで、この「なんでも未来ずかん」の予想もどれだけ当たるかは分かりません。
  けれど、この本の作者は未来の技術や発明を正確に当てたいのではないと思うのです。作者は「未来にはこれだけワクワクする事があるのだから、みんな楽しみにしていてほしい」と言いたいのです。今よりもずっと進化した世界で自分がどんなふうに暮らして、どんなふうに活躍しているか。自分自身の将来についても想像がふくらむことでしょう。


8月25日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『ひみつ』
著者ちょしゃ:福田 隆浩 出版社しゅっぱんしゃ:講談社
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 親の都合により、町立の学校から市立の学校に転校することになった岡崎明里。 夏休みのある日、下見のために訪れた学校の図書室で、図書委員の東川美恵子に突然声をかけられます。「転校してきたら、わたしと友達になってくれない?」という彼女の図々しい態度に苛立ちを覚えた明里は、早足で図書室を後にします。
  それから夏休みが明け、明里がクラスに馴染み始めたころ、東川が城跡の崖から転落し、病院で寝たきりになっていることを知らされます。はじめは事故だと思っていた明里ですが、自分が転校して来る前に行われていた、東川へのいじめに、次第に気づいていきます……。
  現役教師の福田隆浩が描く、リアルないじめの世界。生徒や教師の言動や周りの環境などのリアルな世界観、くじけそうになりつつも、諦めずに立ち向かっていく明里の姿に思わず惹き込まれてしまう1冊です。これを機に、この本を読んで、いじめに対して再度向き合ってみませんか?


9月15日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『ダイブ1』
著者ちょしゃ:森絵都 出版社しゅっぱんしゃ:講談社
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 高さ10メートルからの飛翔。時速60キロの急降下。わずか1.4秒の空中演技。速度に耐えつつ瞬時に宙返りをしたり。ばかげていると思うものの、入水に成功すれば突き抜ける快感を味わえる。  中学2年生の坂井知(とも)季(き)が在籍するダイビングクラブは、赤字経営で存続の危機にある。飛込みは新聞やテレビでも華やかな競泳の陰に隠れた状態が続いている。クラブ存続をかけて麻木夏(か)陽子(よこ)がコーチとしてやって来た。  クラブ存続の条件は、次期オリンピックに出場する選手を育てること。夏陽子は知季の素質を見抜き、難易度の高い技の習得のため 無理と思える練習を始めた。まずは、アジア各国の有力な中高生が集まる強化合宿に選ばれるようになること。  小学2年生のとき見た飛込み台は、珍種の怪獣のようで知季を圧倒し「この頭から飛びたい」と思った。飛込みに悩むとそのことを思い出す。  あなたにとって悩んだとき自分を奮い立たせるものは何だろうか。


8月18日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『クマと森のピアノ』
著者ちょしゃ:デイビッド・リッチフィールド 出版社しゅっぱんしゃ:ポプラ社
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 とてもすてきな表紙で、その扉を開けたくなります。森が美しく描かれていて、どのページを開いてもやさしいすてきな絵で癒されます。  
 こぐまのブラウンは森の中で見つけたピアノが弾けるようになり、やがて人間に誘われて森を出ます。街でピアニストとして成功しスターになったブラウンですが、心からの幸福を感じることができず、虚しい気持ちになります。そして、ブラウンは自分が求めるものは仲間であることに気づき森へ帰ります。しかし、そこに、かつての仲間はいませんでした……。これから先は読んでからのお楽しみです。  
 大切な人を思い合う気持ちが心に響き、やさしい温かい気持ちになる本です。俵万智さんの訳が絵によく合っていて、心地よく読むことができます。本当に大切なものについて考えることのできる大人の方へもおすすめの一冊です。



8月11日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『ふしぎな木の実の料理法』
著者ちょしゃ:岡田 淳 出版社しゅっぱんしゃ:理論社
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 ある日、こそあどの森に住む男の子・スキッパーのところに、南の島に旅行に行っている博物学者のバーバさんから手紙と「ポアポアの実」が送られてきました。ところが、肝心の料理法が書かれているところが雪で濡れていて読めません。「○○さんにたずねるとわかるでしょう」とありますが、〇〇さんって誰のことなのでしょう?  
 スキッパーは、恥ずかしがり屋で人と話すのが苦手です。でも、勇気をだして森の住民に料理法を聞いて回ることにしました。はじめは、どう話せばいいかわからなくてとても暗い気持ちのスッキパーでしたが、だんだんみんなと知恵をだしあううちに、親しくなり一緒にいる時間が楽しくなってきます。さて、料理法はわかったのでしょうか?  
 このおはなしは、こそあどの森シリーズ12巻の第1巻です。「こそあどの森」という不思議な名前のこともわかりますよ。



8月4日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『きかせたがりやの魔女』
著者ちょしゃ:岡田 淳 出版社しゅっぱんしゃ:偕成社
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 たいていの小学校には、魔法使いや魔女がいるらしい?! そういわれてみれば、学校で起きるあんなことやこんなこと、みんなのまわりの不思議な出来事やいたずらは、魔法使いの仕業かもしれない……。  
 ある日ぼくの前に、いかにも魔女といった格好のおばさんが、一羽のクロツグミをつれて現れました。その人が、きかせたがりやの魔女でした。  
 学校の魔法使いや魔女は、いろいろなふしぎを起こすのが仕事です。ふしぎも起こさずぼんやりしていると、不まじめだと言われてしまいます。そして、その魔法にふさわしい名前がついているのです。そんな魔法使いや魔女のお話を、きかせたがりやの魔女が話してくれます。  
 あなたの学校の魔法使いや魔女は、どんな魔法であなたを驚かせているでしょうか。突然現れて、いたずらを仕掛けてきたら、あなたならどうしますか。



7月28日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『ハッピーノート』
著者ちょしゃ:草野 たき 出版社しゅっぱんしゃ:福音館書店
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 主人公の聡子は、私立中学を受験するために、塾へ通う小学6年生の女の子です。
 聡子は、自分の気持ちが言えず、学校では友達の機嫌をうかがいながら過ごしています。
  そんな学校生活が嫌で、塾に通い始めます。
  塾では、ひとりでも平気って顔してる自分や好きな霧島くんに友達を紹介してもらえない自分、夏期講習で出会ったリサに振り回される自分がいました。学校や塾での友達づきあいや好きな男の子とのつきあい、両親との関係。思い通りにはいかない悲しくて、つらい人間関係に悩みます。しかし、みんなと関わることで、自分だけではなく、まわりのみんなも苦しんだり、本心を隠したりしていることに気づきます。  
 相手のことを知ることや相手に自分のことを伝えることは、勇気がいることです。 この本が、勇気を踏み出す一歩となれば良いと思います。


7月21日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『髪がつなぐ物語』
著者ちょしゃ:別司 芳子 出版社しゅっぱんしゃ:文研出版
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 「ヘアドネーション」を知っていますか? 長く伸ばした自分の髪を寄付することです。寄付された髪は丁寧に処理をされて、医療用ウィッグとして、病気や、その治療によって髪の毛を失ってしまった子どもたちのために使われます。
 31センチ以上の長さがあれば誰でも寄付することができるのです。普通は、カットしてしまえば捨てられてしまう髪。このような役立て方があるなんて、知らない人もきっと多いでしょうね。  
 この本に登場するのは、ヘアドネーションをした人、集まった髪をウィッグにしてプレゼントしている団体、ウィッグを受け取った人、そしてヘアドネーションを普及しようと頑張っている人たち。すべて実在の人々です。  
 あなたもこの本を読んで、人に伝えて、髪がつなぐ物語の一員になりませんか?

7月14日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『太古の森へ』
著者ちょしゃ:三輪裕子 出版社しゅっぱんしゃ:小峰書店
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 主人公は小学6年生の千沙(ちさ)。両親は4年生の時に離婚して母親と暮らしています。父親と離れて寂しい思いをしていた千沙は、学校でもいやな目にあいながら卒業式を迎えます。卒業式の夜、千沙は父親が待つニュージーランドに向かいます。しかし父の知り合いの子どもだという直人も一緒で……。  
 千沙はイジメに負けず学校に通い続けたり、自分の事より両親の事を心配したりする強くて優しい女の子です。そんな千沙も、楽しみにしていたニュージーランドの旅に直人が加わり、最初は怒りでいっぱいでした。しかし、直人と自分の境遇が似ていたり、自然の中で一緒に過ごしたりするうちに、気持ちに変化が表れます。直人にも旅の中で変化が表れ、2人は心を通わせながら成長していきます。  
 この物語の中にはニュージーランドの自然が沢山描写されています。世界で最も美しいトレッキングルート『ミルフォードトラック』の川や大木、そして素晴らしい眺めのマッキンノン峠や、世界で5番目に大きいサザーランドの滝。美しい自然を想像しながら読んでみるのもオススメです。


7月7日のおすすめ

おすすめの本

 書名   しょめい:『とぶ船 上・下』
 著者   ちょしゃ:ヒルダ・ルイス 出版社しゅっぱんしゃ:岩波書店
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 本の表紙に描かれているのは、ピーターと、そのきょうだいたちです。とぶ船に乗っている子どもたちの冒険は、ピーターの歯いたがきっかけで始まりました。
 ある日ピーターは、はじめてひとりでバスに乗り、町の歯医者さんへ行くことになりました。その帰り、小さな通りの小さな店で、小さな船を見つけます。ピーターは船首かざりに金色のイノシシがついている船に夢中になりました。そこで、“もっているお金ぜんぶと、もうすこし”で、その船を手に入れます。お金を使ってしまったピーターが歩いて帰るとちゅう、ふしぎなことがおこりました。小さな船が、大きくなったのです。  
 乗る人にあわせて大きくなり、行きたい場所へつれていってくれる魔法の船。ピーターたちの冒険は、ハラハラドキドキの連続です。また、冒険をとおして歴史や文化、考え方の違いを感じることができるでしょう。  
 出版から80年たちますが、色あせない物語です。

6月30日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『落語ねこ』
著者ちょしゃ:赤羽じゅんこ 出版社しゅっぱんしゃ:文溪堂
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 5年生の七海は、おじいちゃんの飼っているデブねこ「クマハチ」を、しばらくの間預かることになりました。公園で休けいしていたところ、隣から変な声がします。おどろいた七海が見たのは、しゃべるデブねこの姿でした。実は、交通事故で亡くなった不運な落語家が幽霊となってそのねこにとりついていたのです。その落語家「如月亭大福 (きさらぎてい だいふく)」が成仏できなかったのは、大切な何かをやり残していたからなのでしょうか。
 一方、七海は抱えている悩みがありました。 クラスメイトの女子たちとうまくいかず、ラインで悪口が広がってしまっているのです。
 落語家「大福」の心残りと七海の悩みを軸に、時に落語のネタもおりまぜながらお話は進んでいきます。笑いと心温まる感動のお話です。
  また、SNSでのいじめや情報の拡散など、現在の問題についても深く考えさせられる1冊です。


6月23日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『カーネーション』
著者ちょしゃ:いとうみく 出版社しゅっぱんしゃ:くもん出版
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 みなさんにとって、家とはどんな場所ですか?ホッと安心できる場所でしょうか?
 この本の主人公・遠野日和(ひより)は中学一年生。彼女にとって家は、いつも緊張し、家族に気を使わなければならない苦痛を伴う場所でした。
 日和は母と手をつないだり、抱っこをしてもらったことがありません。はじめは疑問に思わなかった日和でしたが、妹が生まれたときに、自分には見せたことのない優しい顔で赤ちゃんを抱く母を見て「あたしはお母さんにきらわれている」と確信します。かわいがられる妹を見て、自分も愛されたいと願いますが、母からは冷たい言葉しか返ってきません。しかし、陰では日和の母もまた、我が子を愛せないことに悩み、苦しみ続けていたのです。
 物語は複数の登場人物の視線で語られていきます。日和だけではなく、母・愛子、父・慎弥、3人それぞれの心の葛藤に注目してください。


6月16日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『よむプラネタリウム夏の星空案内』
著者ちょしゃ:野崎洋子 出版社しゅっぱんしゃ:アリス館
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 間もなく七夕ですね。夜空では織姫と彦星が年に1度の出会いをします。星といっても空に無数に輝く星々。星座が判らない人にはどれがどの星座なのかさっぱり判らないものでしょう。 
  この本には実際に空を見上げた状態での星図が載っていて、どこにどの星座があるのか判りやすく説明してあります。夏の星座を探すための目安になるヒントもあります。また有名な星座の神話や夏に見える流星群のお話などもあり楽しめます。きれいな星空や星雲の写真はまるでプラネタリウムを見ているようです。 
  今の季節は雨で星なんて見えないかもしれません。  そんな時は本の世界で星空を楽しみましょう。そして晴れ間に空を見上げてみてください。星たちが待っていますよ。


6月9日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『どうぶつ会議』
著者ちょしゃ:エーリヒ・ケストナー 出版社しゅっぱんしゃ:岩波書店
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 世界中で起きている紛争や食料危機。最初にその犠牲になるのは子どもたちなのに、人間たちの会議はいつも決裂に終わり、問題はいっこうに解決しません。そんな状況に業を煮やした動物たちは、自分たちも「どうぶつ会議」を開くことにしました。会議の目的はただ一つ「子どものために」。子どもたちを守るため、未来の世界を良くするために、動物たちの会議は人間の会議にいろいろな要求をします。人間と動物の話し合いはうまくいくのでしょうか?
  世界が良くなるために、動物たちは自分ができることを考え行動します。みんなも自分には何ができるか考えながら読んでください。
  会議の行方も気になりますが、会議の参加者にも注目です。あの有名なマウスや長靴をはいているネコも絵本の中から抜け出して会議に参加していますよ。

6月2日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『石を抱くエイリアン』
著者ちょしゃ:濱野京子 出版社しゅっぱんしゃ:偕成社
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 1995年生まれの市子。生まれた時、世間は地下鉄サリン事件、阪神・淡路大震災など歴史に残る出来事が多数起こり、すでに不景気が始まっていました。2010年中学3年生になったものの将来に希望が持てない日々。それでも個性的な仲間たちに刺激を受けながら、楽しく過ごしています。
 文化祭で一人の生徒をきっかけに原発について調べることになりました。そして年が明け図ったかのようにあの東北の大地震が……。ふいに訪れる当たり前の日常の崩壊、昨日まで隣にいた人がいなくなってしまう。それでも悲しいことを受け止めながら主人公は次のステージに進んでいきます。
 なんでもない毎日が実は1番大切で愛おしく感じられる1冊です。最後まで読むと不可解なタイトルの意味に気が付きます。また、平成時代の世の中の出来事も書かれており、そういえばこんなこともあったなと当時を振り返るにもぴったりな本です。

5月26日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『風が強く吹いている』
著者ちょしゃ:三浦しをん 出版社しゅっぱんしゃ:新潮社
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 本書は直木賞受賞作家の三浦しをんによる箱根駅伝を舞台にした長編小説です。竹青荘という名の古びたアパートの住人が十名揃った事から物語は始まります。主人公・カケルの歓迎会の夜、住人の一人が宣言します。『十人の力を合わせて、スポーツで頂点を取る。目指すは箱根駅伝だ。』陸上競技の未経験者ばかりが集う竹青荘の住人を巻き込んで、箱根駅伝に出場するという夢に向かい、全員で駆け抜けて行く1年間が丁寧に描かれています。
  個性溢れる10人の走者はそれぞれに迷いや不安、悩みを抱えており、「走ること」を通して自分自身と向き合い、そして自分なりの答えを導き出していきます。想いをのせながら10人の仲間達が必死に繋いでいく襷に最後まで目が離せません。果たして、竹青荘の住人達は箱根で頂点に辿り着くことが出来るのでしょうか?
  読了後には一緒に箱根を駆け抜けたかのような、爽やかな余韻が残ります。新しく何かを始めたくなる春、ぜひ手に取って欲しい作品です。

5月19日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『きみを変える50の名言』
著者ちょしゃ:佐久間 博 出版社しゅっぱんしゃ:汐文社
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 「セリーナに、私の存在を知ってもらいたかった。」
 プロテニス選手である大坂なおみさんの言葉です。
 テニスの四大大会で2回連続優勝し、2019年1月に世界ランキング1位に昇りつめた大坂なおみ選手。ここに登場したセリーナというのは、何度も世界を制したセリーナ・ウィリアムズという選手のことで、大坂選手がテニスをはじめたのも彼女にあこがれてのことだったそうです。
  あこがれの選手に自分の存在を知ってもらいたいと願い、どれだけの努力を重ねたことでしょう。そして2018年、とうとう直接対決ができるほどに成長し、なんと勝利したのです。試合後に流した涙には様々な想いが込められているように見えました。
  大坂選手を含めた50人の名言が詰まったこの1冊。あなたを前向きにしてくれる言葉がみつかるかもしれません。



5月12日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『四重奏(カルテット)デイズ』
著者ちょしゃ:横田 明子 出版社しゅっぱんしゃ:岩崎書店
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 主人公のオレは、4歳から始めたピアノが最近は中途半端になっています。そればかりか、母親やピアノの先生には何かと怒られます。一方でまわりにいる友達は、恋や部活など時間を忘れて夢中になるものを持っていて羨ましく感じる日々。
  そんな中、オレとは正反対にピアノを弾くのが大好きだと言う女の子が同じ学校に転校してきて……。その子のピアノは賞をとる腕前で、魅力的に見えます。「どうしてそんなに一生懸命になれるのだろう」そんな風に気づき始めたことで、自分の好きなことを探しはじめます。
  みなさんもときには、自分自身と友達や兄弟とを比べて、なんだか落ち込むときもあるかもしれません。そんな時は、心の中にある輝く気持ちを大切にしてくださいね。みなさんの、わくわくして楽しみにしていること、感動することは何ですか?何かを好きな気持ちが、これから生きる力になるかもしれません。

5月5日のおすすめ

おすすめの本

書名しょめい:『シランカッタの町で』
著者ちょしゃ:さえぐさ ひろこ 出版社しゅっぱんしゃ:フレーベル館
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 いつも弱気でいるからなのか、みんなから「よわっち」と呼ばれているかずき。同じクラスのさなちゃんは、そんなかずきをいつも助けてくれていました。ところがある日、さなちゃんからも「よわっち」と呼ばれ、かずきはショックを受けてしまいます。落ち込む中、かずきはお母さんと一緒にバザーに参加することに。そこで目に留まった万華鏡を覗いてみると、かずきは見たことのない世界へと飛ばされてしまいます。
 見知らぬ世界「シランカッタの町」でかずきを出迎えたのは、キズカという名前の女の子と、どこかで会ったような気がするおばあさん。2人をはじめ、かずきは、この町でたくさんの仲間と出会います。そんな仲間がピンチを迎えた時、いつも弱気でおどおどしているかずきは、勇気を出して助けることができるでしょうか?
 ドキドキしながらかずきたちを見守ってください。勇気を出せなくて悩んでいるあなたの背中をちょっぴり押してくれるかもしれません。