新着図書からおすすめの五冊

6月4日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日6月4日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月11日(火曜日)からです。
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『世界の本好きたちが教えてくれた人生を変えた本と本屋さん』

 ジェーン・マウント/著、エクスナレッジ/刊、請求記号:020.4/Mo,96
 内容:本にまつわる全てを愛し、愛読書のポートレートを描くイラストレーターが、「世界の本好きたちに愛されている本」1000冊以上をかわいらしいイラストとともに紹介。世界から選りすぐった本屋・図書館も掲載。
 著者紹介:イラストレーター・デザイナー。「理想の本棚」プロジェクトを開始。本をモチーフとした文具などのプロダクツをデザインする「Ideal Bookshelf」代表。

『「王室」で読み解く世界史』

 宇山 卓栄/著、日本実業出版社/刊、請求記号:288.49/U,98
 内容:なぜ日本の皇室だけが“万世一系”を守れたのか。強大な皇帝制を誇った中国は、なぜそれを葬ったのか。皇帝と王は何が違うのか。アラブ・中東の王たちは何者なのか。「王統」から人類の歩み、世界の実相を追う。
 著者紹介:1975年大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。著作家。代々木ゼミナール世界史科講師。テレビなど各メディアで時事問題を歴史の視点で解説。著書に「「民族」で読み解く世界史」など。

『ルポ金正恩とトランプ』

 牧野 愛博/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:319.2/Ma,35
 内容:先が見通せない北朝鮮の核とミサイル。予測不能なトランプ、したたかな金正恩、習近平の戦略、文在寅の暴走、そして取り残される日本…。知られざる外交交渉の深層に迫る。
 著者紹介:1965年生まれ。早稲田大学卒業。朝日新聞編集委員(朝鮮半島、米朝・日米関係担当)、前朝日新聞ソウル支局長。著書に「北朝鮮核危機!全内幕」「ルポ絶望の韓国」など。
 

『そのクチコミは効くのか』

 久保田 進彦 ほか/著、有斐閣/刊、請求記号:675/K,35
   内容:消費者は「良いクチコミ」をどう疑うか? オンライン・クチコミの有効性について、「疑念効果」を中心に検討。クチコミを参照した人々が、どのように態度や期待値、購買意向などを変化させるかを明らかにする。
 著者紹介:青山学院大学経営学部教授。博士(商学)。日本商業学会賞優秀論文賞、奨励賞など受賞。


『和製マジョリカタイル』

 LIXIL出版/刊、請求記号:751.4/W,41
   内容:大正初めから昭和10年代に日本で生産された多彩色タイル「和製マジョリカタイル」。近代イギリスのヴィクトリアンタイルを模倣したタイルが、やがて世界のさまざまな地域で建築を彩り、根づく様子を紹介する。
 

5月28日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月28日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、6月4日(火曜日)からです。
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『歴史家と噺家の城歩き』

 中井 均  ほか/著、高志書院/刊、請求記号:215.1/N,34
 内容:戦国の人たちは、お城のどこを歩いたか。躑躅ケ崎、要害山…。城郭研究の専門家、中井均と齋藤慎一、そして噺家・春風亭昇太が武田氏の故郷を訪ね、縄張り図を手掛かりに、城の形や縄張りの意味、時代、製作者を紐解く。
 著者紹介:1955年大阪府生まれ。滋賀県立大学人間文化学部教授。

『初めて旅するウズベキスタン』

 矢巻 美穂/著、辰巳出版/刊、請求記号:292.96/Y,28
 内容:シルクロードの重要な中継地として栄えたウズベキスタン。タシケント、サマルカンド、ブハラといった都市ごとに、遺跡、レストラン、ショッピング、ホテルなどをガイドする。データ:2019年3月現在。
 著者紹介:国内外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。著書に「台北ナビが教えてくれる本当においしい台湾」「はじめまして、東台湾。」「トレッキングとポップな街歩きネパールへ」など。

『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』

 前田 正子/著、岩波書店/刊、請求記号:384.3/Ma,26
 内容:少子化対策が叫ばれながら、下がり続ける日本の出生率。そのカギは、就職氷河期世代、団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニアの未婚化にあった-。一貫して子育てを研究してきた著者が、少子化対策失敗の歴史と対抗策を記す。
 著者紹介:大阪生まれ。慶應義塾大学商学部で博士号を取得。横浜市副市長などを経て、甲南大学マネジメント創造学部教授。著書に「保育園問題」「子育ては、いま」など。 

『東宝特殊美術部の仕事』

 にに たかし/著、新紀元社/刊、請求記号:778.4/N,81
   内容:往年の東宝特殊美術部スタッフが撮影した作業記録写真を一挙公開。映画・テレビ・CF編は、「ゴジラ」「ウルトラマンA」「ソニービデオ」など、映画・テレビ・コマーシャルフィルムの特撮アイテムや撮影風景を収録する。
 著者紹介:1947年新潟生まれ。東宝美術株式会社特殊美術課勤務。クラフトモデラー、プロデュースデザイナー等を経て、退職。著書に「東宝特殊美術部外伝」がある。

『岸本葉子の「俳句の学び方」』

 岸本 葉子/著、NHK出版/刊、請求記号:911.30/Ki,58
   内容:「NHK俳句」の司会をつとめつつ番組への投稿も続けている岸本葉子が、歴代選者俳人から学んだことを10の格言と57の技、7つの心得に整理して公開する。俳人・岸本尚毅との対談も収録。「NHK俳句」連載を書籍化。
 著者紹介:1961年神奈川県生まれ。会社勤務、中国留学を経て、エッセイスト。『NHK俳句』番組司会者。著書に「人生後半、はじめまして」「俳句、はじめました」など。
 
 

5月21日の新着図書からおすすめの5冊



新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月21日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月28日(火曜日)からです。
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『 前田利家・利長 創られた「加賀百万石」伝説』

 大西 泰正/著、平凡社/刊、請求記号:289.1/M,26
 内容:雄藩のイメージはどのように創られ、維持されるのか。中世から近世への移行期、加賀・能登・越中の三か国に領国を形成した前田利家・利長親子の動静を各種の史料により追い、不透明な事実関係を解明する。
 著者紹介:1982年岡山市生まれ。京都教育大学大学院修了。石川県金沢城調査研究所所員。著書に「宇喜多秀家」「宇喜多秀家と明石掃部」など。

   

『南極ではたらく かあちゃん、調理隊員になる

 渡貫 淳子/著、平凡社/刊、請求記号:297.9/W,46
 内容:平凡な主婦の料理と生き方を変えた1年4カ月の南極暮らし-。一念発起して南極地域観測隊の調理隊員になった著者が、昭和基地での生活について綴る。天かすをリメイクした「悪魔のおにぎり」のレシピも掲載。
 著者紹介:1973年青森県生まれ。エコール辻東京卒業。調理師。伊藤ハム株式会社商品開発部所属。第57次南極地域観測隊に参加。


『東大を出たあの子は幸せになったのか

 樋田 敦子/著、大和書房/刊、請求記号:367.2/H,54
 内容:東大を目指した理由は。親や親族に東大卒がいるか。受験勉強のやり方は。東大女子のメリットとデメリットは。勉強は幸せをつかむ手助けになるか-。東大卒女子30人に現状や思いを聞き、彼女たちがたどった軌跡を追う。
 著者紹介:東京生まれ。明治大学法学部卒業。新聞記者を経てフリーランスに。多くの雑誌やネットメディアで女性や子どもたちの問題をテーマに取材執筆を行うほか、テレビやラジオの番組構成も担当。


『クルマ社会の地域公共交通』

 野村 実/著、晃洋書房/刊、請求記号:681.1/N,95
   内容:クルマ社会におけるモビリティ確保の方策を、地域公共交通の新展開の事例から提示。社会福祉協議会やNPO法人の取り組みを取り上げ、社会学的な視座から分析し、政策的・実践的示唆を導出する。
 著者紹介:1990年兵庫県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期過程終了。博士(社会学)。大谷大学文学部任期制助教。


『志村ふくみ いのちを織る』

 志村 ふくみ/著、東京美術/刊、請求記号:753/Sh,56
   内容:機と出逢い、機とともに生きてきた-。染織家・志村ふくみが世に出た昭和32(1957)年から、紬織着物「源氏物語」シリーズを経て、平成15(2003)年までに発表した作品、約100点を収録。技法・用語解説付き。
 著者紹介:大正13年生まれ。染織家、文筆家。重要無形文化財保持者(人間国宝)。平成27年、文化勲章を受章。語りかける花」で日本エッセイスト・クラブ賞、「一色一生」で大佛次郎賞を受賞。
 
 

5月14日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日5月14日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月21日(火曜日)からです。
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『最後の将軍徳川慶喜の苦悩』

 松原 隆文/著、湘南社/刊、請求記号:210.58/Ma,73
 内容:日本近代化のために孤軍奮闘した徳川慶喜。徳川本家を相続した慶応2年8月前後から、歴史の表舞台から姿を消す慶応3年4月11まで、約1年8ケ月の激動の日々を記す。
   

『自滅へ向かうアジアの星日本』

 中村 功/著、高木書房/刊、請求記号:304/N,37
 内容:国民総意のもとに挑戦するなら今の日本の国力で十分、少子化は克服できる。東日本ハウスを創業した稀代の名経営者・中村功が、少子化をどう克服すべきかを、日本の問題を具体的に取り上げつつ提言する。

『おにぎりの文化史』

 横浜市歴史博物館/監、河出書房新社/刊、請求記号:383.8/O,66
 内容:「おにぎり」はいつから握られたの? 具入りおにぎりは中世に出現? 文献や絵図、考古資料などさまざまなアプローチによって、古代から現代にいたる日本人とコメの密接な歴史に迫る。

『国境の医療者』

 メータオ・クリニック支援の会/編、新泉社/刊、請求記号:498/Ko,43
   内容:タイ・ミャンマー国境の町で、難民・移民に無償診療を提供する「メータオ・クリニック」。そこへ国際ボランティアとして赴任した日本の医療従事者たちが、戸惑い、傷つき、成長し、交流と支援を続けた日々を綴る。


『奪われたクリムト』

 エリザベート・ザントマン/著、梨の木舎/刊、請求記号:707.9Sa,62
   内容:20世紀の美術品をめぐる最大のスキャンダル!ナチスに略奪されたクリムトの「黄金のアデーレ」をめぐり、オーストリア国家を訴え、絵を取り戻したアデーレの姪、マリアの物語。
   著者紹介:出版社エリザベート・ザントマンの経営者。長年、ナチに奪われた美術品の元の所有者への返還問題に関心を抱く。
 
 

4月30日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月30日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、5月7日(火曜日)からです。
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『静寂と沈黙の歴史』

 アラン・コルバン/著、藤原書店/刊、請求記号:230.5/C,88
 内容:現代社会で失われつつある静寂や沈黙。歴史家にとって把握するのが困難な対象だったこれらの近代ヨーロッパにおける布置を、“感性の歴史家”アラン・コルバンが描き出す。「音の風景」と対をなす書。
   著者紹介:1936年フランス生まれ。カーン大学卒業。パリ第1大学名誉教授。著書に「娼婦」「においの歴史」など。

『一番やさしい自治体財政の本』

 小坂 紀一郎/著、学陽書房/刊、請求記号:349/Ko,82
 内容:自治体財政について、その制度から予算の読み方、財政診断、財政の改革まで、市町村の例を中心にわかりやすく解説。もっと詳しく知るための情報案内も収録する。各種数値を更新した第2次改訂版。
   著者紹介:1941年生まれ。東京大学法学部卒業。米国シラキュース大学マクスウェル・スクール行政学修士。自治大学校客員教授、東京ジュニアオーケストラソサエティ理事長。

『「このがん治療でいいのか?」と悩んでいる人のための本』

 佐藤 典宏/著、時事通信出版局/刊、請求記号:454.5/Sa,35
 内容:がん治療は「情報戦」。多くのがん患者が遭遇する、手術、抗がん剤治療、生活習慣、その他の治療についての問題をピックアップし100を超える論文から引用したがん治療に関する信頼性の高いエビデンスを紹介する。
 著者紹介:1968年福岡県生まれ。九州大学大学院へ入学し学位(医学博士)を取得。その後米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部に留学し、がんの分子生物学を研究。産業医科大学第1外科講師、外来医長。

『Tap』

 アニンディヤ・ゴーシュ/著、日経BP社/刊、請求記号:675/G,35
   内容:状況、場所、時間、天気、混雑度、端末×フォーマット…。「9つの力」が購買行動を決定づける! 気鋭の経営学者が、最新研究と膨大なデータをもとに消費者の行動パターンを明らかにし、消費者を動かす法則を解説する。
 著者紹介:ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスのハインツ・リールビジネス学教授。MBAのサイト『ポエッツ・アンド・クアンツ』で世界の40歳以下のトップ教授40人に選出された。

『猫と藤田嗣治』

 内呂 博之/監修、エクスナレッジ/刊、請求記号:723.1/N,62
 内容:お気に入りのモチーフとして猫を描き続けた画家・藤田嗣治。猫が主役を演じているものや脇役をつとめているものなど、様々な表現の藤田による猫の絵を集め、ネコ研究者の視点から作品解説、猫の考察を行う。
 

4月23日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日4月23日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月30日(火曜日)からです。
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『これからを生きる君へ』

 天野 篤/著、毎日新聞出版/刊、請求記号:159.7/A,43
 内容:医学部を目指して3浪、そして天皇陛下の執刀医へ。数々の挫折を乗り越えてきた著者が、これまでの人生を振り返り、失敗を繰り返しながら得た「ブレない軸の作り方」を綴る。『毎日新聞』連載を加筆・改編・改題し書籍化。
   著者紹介:1955年埼玉県生まれ。日本大学医学部卒業。日本大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院院長。2012年天皇陛下の心臓バイパス手術の執刀を行う。「医龍」等の映像作品監修も務める。

『外国人労働者・移民・難民ってだれのこと?』

 内藤 正典/著、集英社/刊、請求記号:334.4/N,29
 内容:世界の動きとは反対に、外国人労働者に門戸を開放した日本政府。外国人労働者、移民、難民はどう違うのか。彼らとどう接したらいいのか。国境線を越えて人が動くことの影響を、わかりやすく解説する。
    著者紹介:1956年生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に「となりのイスラム」など。

『家族終了』

 酒井 順子/著、集英社/刊、請求記号:367.3/Sa,29
 内容:生涯未婚率の上昇、事実婚、シングル親、同性婚、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親…。変遷し多様化する日本の家族状況と家族観を掘り下げる。『学芸・ノンフィクション』『よみタイ』掲載を加筆修正。
 著者紹介:1966年東京都生まれ。立教大学社会学部観光学科卒業。広告会社勤務を経て執筆専業となる。「負け犬の遠吠え」で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。ほかの著書に「百年の女」など。

『これから始める人のための銃猟の教科書』

 東雲 輝之/著、秀和システム/刊、請求記号:659/Sh,67
 内容:狩猟の基礎知識から、ライフル・散弾銃猟の免許、装備、獲物の獲り方、おいしくいただく料理法まで。これから始める人に向けて、銃猟のすべてをわかりやすく図解します。クレー射撃などの射撃競技についても掲載。
 著者紹介:1985年生まれ。福岡県出身。九州工業大学大学院修了。エンジニアリング会社退職後、猟師の道を志す。ブログ『孤独のジビエ』管理人。

『菓子珊珊』

 山下 惠光/著、平凡社/刊、請求記号:791.7/Y,44
 内容:千葉県の初夢漬、岡山県の千本桜、岩手県の明がらす…。郷土の菓子を茶の湯者の目から見直し、どのような器を取り合わせるか吟味する。表千家同門会月刊機関誌『同門』連載を単行本化。
 著者紹介:昭和4~平成27年。香川県生まれ。東京美術学校工芸科卒業。表千家家元元教授。社団法人表千家同門会本部理事など歴任。著書に「初風炉」「茶の工芸」「わが茶の湯」など。

4月9日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、4月9日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月16日(火曜日)からです。
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『「広告の著作権」実用ハンドブック』

 志村 潔 ほか/著、太田出版/刊、請求記号:021.2/Sh,56
 内容:オリンピックというコトバは広告利用できる? 仕事で使ったイラストを個人的に使える? 広告代理店で法務から経営まで担当した元デザイナーが、広告現場で発生する「著作権」問題についてわかりやすく解説する。
 著者紹介:1955年山梨県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒。元廣告社株式会社代表取締役社長。日本広告学会会員。

『恐竜の教科書』

 ダレン・ナイシュ/著、創元社/刊、請求記号:457.8/N,28
 内容:恐竜の起源から、体の構造、生態と行動、多様性、進化、大量絶滅とその後まで。世界で最も活躍しているイギリスの研究者2人が、最新の研究結果だけでなく、その背景や歴史にも触れながら解説する。約200点の図版を収録。 
 著者紹介:サイエンスライター、技術編集者、古生物学者。

『ミズノ先生の仏像のみかた』

 水野 敬三郎/著、講談社/刊、請求記号:718/Mi,96
 内容:仏像の顔は日本人? 目がキラキラ光るのはなぜ? 仏像を横からみると何がわかるの? 仏像の中には何がはいっているの? 仏像研究の第一人者が、仏像の見かたや考えかたを、一般の仏像愛好者にわかるようやさしく語る。
 著者紹介:1932年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科美術史に学ぶ。東京芸術大学名誉教授、新潟県立近代美術館名誉館長、半蔵門ミュージアム館長。著書に「奈良・京都の古寺めぐり」など。

『eスポーツ論』

 筧 誠一郎/著、ゴマブックス/刊、請求記号:798.5/Ka,24
 内容:世界から7年遅れている日本が、eスポーツ先進国になるために、何をするべきか。競技性のあるテレビゲームやPCゲーム「eスポーツ」の歴史や日本での流れ、プロゲーマーの可能性、大会等を、第一人者が解説する。
 著者紹介:1960年東京生まれ。成城大学法学部卒業。電通でエンタテインメント事業に従事。2010年電通を退社。eスポーツコミュニケーションズ合同会社代表。「日本eスポーツリーグ」を主催。

『考える葦』

 平野 啓一郎/著、キノブックス/刊、請求記号:914.6/H,66
 内容:文学とは、芸術とは、社会とは、生きるとは、何か-。作家生活20年を支える、弛みなき平野啓一郎の思考の軌跡。文学、思想、美術、音楽、エンタテインメントから社会問題まで、広範なテーマに亘る67篇を集成。 
 著者紹介:1975年愛知県生まれ。北九州市出身。「日蝕」で芥川賞、「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞、「ドーン」でドゥマゴ文学賞を受賞。

4月2日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、4月2日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月9日(火曜日)からです。
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『千手観音と二十八部衆の謎』

 田中 公明/著、春秋社/刊、請求記号:186.8/Ta,84
 内容:どうしてインドから千手観音の確実な作例が発見されていないのか。大悲呪は本当に千手観音の陀羅尼なのか。二十八部衆の起源は-。多くの謎を、新たに発見あるいは同定された新資料に基づいて解明する。
 著者紹介:1955年福岡県生まれ。文学博士(東京大学)。東方学院非常勤講師、慶應義塾大学非常勤講師、東洋大学大学院非常勤講師。チベット文化研究会副会長。

『孤独』

 榎本 博明/著、クロスメディア・パブリッシング/刊、請求記号:361.4/E,63
 内容:スマートフォン、SNS中毒など、いまの日本に蔓延している「つながり依存」の実態と問題点を指摘し、そこから抜け出すための処方箋として、「ひとりの時間」を持つことを提案。孤独の効用を説く。チェックリスト付き。
 著者紹介:1955年東京生まれ。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。MP人間科学研究所代表。著書に「かかわると面倒くさい人」「「上から目線」の構造」など。

『ヴィクトリア朝の女性たち』

 山村 明子/著、原書房/刊、請求記号:383.1/Y,32
 内容:レジャーの発展とともに女性参加は増え、それにともなって彼女たちのファッションも機能的に変化してゆく-。ヴィクトリア朝の女性たちの生活文化を、ファッションやスポーツへの関心・参加という視点から描いた異色の文化史。 
 著者紹介:日本女子大学大学院家政学研究科被服学専攻修了。博士(学術)。家政学者。東京家政学院大学教授。

『もしも宇宙に行くのなら』

 橳島 次郎/著、岩波書店/刊、請求記号:440.4/N,99
 内容:生命科学・医学、ジェンダー、人工知能やロボットの問題、人類の進化などをテーマに、人類の未来を描く優れたSF作品をヒントにしながら議論する。未来への想像力を取り戻すための思考実験。
 著者紹介:1960年生まれ。生命倫理政策研究会共同代表。専門は生命科学・医学を中心にした科学政策論。著書に「生命の研究はどこまで自由か」「精神を切る手術」など。

『「リンゴの唄」の真実』

 永嶺 重敏/著、青弓社/刊、請求記号:767.8/N,15
 内容:敗戦後の人々を勇気づけたとされる「リンゴの唄」は、どのようにして誕生し、当時のメディアとどのような関係を切り結び、どのように人々に歌われたのか。「リンゴの唄」のリアルな姿を捉え直し、その力を再検討する。
 著者紹介:1955年鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業。出版文化・大衆文化研究者。日本出版学会、日本マス・コミュニケーション学会、メディア史研究会会員。著書に「オッペケペー節と明治」など。

3月26日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月26日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、4月2日(火曜日)からです。
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『外国人記者が見た平成日本』

 ヤン・デンマン/著、ベストセラーズ/刊、請求記号:302.1/D,58
 内容:日本の伝統文化から、社会、教育、政治、マスコミまでを、比較文化論的な公正な視点から、時に辛辣、時にユーモラス、時に激越に綴る。『週刊新潮』の名物連載「東京情報」の中から珠玉のコラム80本を厳選収録。
 著者紹介:S・P・I通信編集局長。

『小学校明日からできる!読書活動アイデア事典』

 塩谷 京子/著、明治図書出版/刊、請求記号:375.8/Sh,78
 内容:読み聞かせ、アニマシオン、リテラチャーサークル、お話動物園…。小学校の授業に読書を取り入れたいと思っている人に向けて、子どもを楽しい読書の世界に誘う50のアイデアを紹介します。読書についての基本的な知識も掲載。
 著者紹介:静岡県生まれ。関西大学大学院総合情報学研究科博士課程修了。博士(情報学)。放送大学客員准教授。著書に「すぐ実践できる情報スキル50」など。

『木の国の歴史』

 中嶋 尚志/著、里文出版/刊、請求記号:521/N,34
 内容:日本固有の木造り文化は、乱伐・災禍を被り続けながらも、日本人の感性とともにきわどく生き残った。古代の仏寺建立から、江戸の町造り、数寄屋趣味という住文化まで、日本の木の文化史を見つめ直す。「木の国の物語」第2弾。
 著者紹介:1944年東京生まれ。もと編集者。著書に「「美しさ」を探求する」など。

『最新LINEビジネス活用講座』

 菅谷 信一/著、主婦の友社/刊、請求記号:675/Su,29
 内容:LINE@は、LINEユーザーに対して効果的にアプローチできるツール。中小企業や個人商店の経営者に向けて、日常のさまざまなビジネスシーンにおいてLINE@をどう使えばよいのか、具体的に紹介する。
 著者紹介:1969年茨城県生まれ。獨協大学外国語学部卒業。株式会社アームズ・エディション代表取締役。ネット戦略コンサルタント。著書に「あなたが先に儲けなさい」など。

『不滅のランナー人見絹枝』

 田中 良子/著、右文書院/刊、請求記号:782.3/Ta,84
 内容:日本女性初のオリンピックメダリスト、人見絹枝。100m、200m、走幅跳の元世界新記録保持者として活躍し、陸上指導者として後継者育成を果たしながら、24歳という若さで早世したアスリートの生涯を綴る。
 著者紹介:1936年東京生まれ。東京教育大学体育学部卒。元国際陸上競技連盟委員。元日本陸上競技連盟委員。元日本学生陸上競技連合女子委員長。日本スポーツとジェンダー学会会員。

3月19日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月19日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月26日(火曜日)からです。
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『もういちど、本屋へようこそ』

 田口 幹人/編著、PHP研究所/刊、請求記号:024.1/Ta,19
 内容:本屋を数多く見つめてきたジャーナリスト、地域で奮闘している書店員、取次会社、司書…。本と読者との出会いの手伝いをし続けている人々とともに、本屋にいるからこそわかる、「本屋」と「本」をめぐる世界の面白さを伝える。 
 著者紹介:1973年岩手県生まれ。さわや書店フェザン統括店長。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校での読書教育や、図書館と書店との協働などを行う。著書に「まちの本屋」がある。

『誰にも負けない努力』

 稲盛 和夫/述、PHP研究所/刊、請求記号:336.3/I,53
 内容:強い思いを持つ、美しい心で着手する、飛び石は打たない…。稲盛和夫の講演講話記録より、リーダーシップに関するものを厳選紹介。生き方・考え方が変わる43の「ど真剣」メッセージを収録する。 
 著者紹介:1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。京都セラミック株式会社(現京セラ)設立、名誉会長。第二電電(現KDDI)設立、最高顧問。日本航空名誉顧問。著書に「生き方」など。

『長距離フェリー50年の航跡』

 SHKライン/編著、ダイヤモンド・ビジネス企画/刊、請求記号:683/C,53
 内容:昭和43年8月10日、まだ、高速道路も整備されていなかった日本で、国内最大の長距離フェリーを就航させた男がいた…。SHKライングループの成り立ち、発展、魅力を、海運の歴史とともに紹介する。

『若冲伝』

 佐藤 康宏/著、河出書房新社/刊、請求記号:721.4/Sa,85
 内容:濃密な花鳥画に代表される数多の名作はどのように生まれたのか。家族、禅、ジェンダー、時代…。最先端の研究家が、多くの図版とともに多角的視点で謎の絵師・若冲の画業と生涯を解き明かす。 
 著者紹介:1955年宮崎県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(美術史学専攻)修了。同大学文学部教授(美術史学)。著書に「絵は語り始めるだろうか」「湯女図」など。

『白川静さんに学ぶこれが日本語』

 小山 鉄郎/著、論創社/刊、請求記号:812/Ko.97
 内容:「ものしり」「もののけ」「ものがたり」のつながりは? 「ひがし」と「にし」の「し」とは何か? 漢字学の第一人者・白川静の研究をもとに、現代語の中に脈々と生き続ける日本語の体系的なつながりを紹介する。 
 著者紹介:1949年群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。日本記者クラブ賞受賞。「白川静会」事務局長。著書に「白川静入門」「文学はおいしい。」など。

3月12日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月19日(火曜日)からです。
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『若い読者のための考古学史』

 ブライアン・フェイガン/著、すばる舎/刊、請求記号:202.5/F,11
 内容:派手な言動で批判を招いた学者、ひたすら真面目に研究に打ちこんだ地味な学者…。各国の遺跡を取りあげ、古今東西の考古学者たちの奮闘ぶりを通して、考古学という学問の歴史と魅力をわかりやすく伝える。 
 著者紹介:ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジで考古学と人類学の博士号取得。考古学者、人類学者、作家。著書に「人類と家畜の世界史」「水と人類の1万年史」「考古学のあゆみ」など。

『SNS公式アカウント運営者のための企業の信頼失墜を防ぐ法的リスク・炎上対策』

 小山 博章/著、第一法規/刊、請求記号:336.1/Ko,97
 内容:炎上を防ぐために、SNS公式アカウントの運営担当者や人事労務担当者が理解しておくべき、SNSの特性、SNSの投稿で問題になる法的権利などの基礎的な部分を、多数の事例を用いてわかりやすく解説。規定例・書式も収録。
 著者紹介:慶應義塾大学大学院法務研究科修了。弁護士。第一東京弁護士会労働法制委員会基礎研究部会副部会長。経営法曹会議会員。日本労働法学会会員。共著に「退職・解雇・雇止め」など。

『最後の頭取』

 河谷 禎昌/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:338.6/Ka,98
 内容:都市銀行の頭取から受刑者へ。バブル経済の生成と崩壊を実体験した生き証人、北海道拓殖銀行元頭取の体験記。拓殖破綻から20年が過ぎた今、後世に伝えるバブルの教訓をすべて綴る。
 著者紹介:1935年神戸市生まれ。北海道大学法学部卒業。北海道拓殖銀行に入行し、94年6月から97年11月の経営破綻まで頭取を務めた。

『炭鉱と「日本の奇跡」』

 中澤 秀雄/著、青弓社/刊、請求記号:567/N,46
 内容:戦後日本を作り出した炭鉱の歴史と現在を、企業・自治・家族・女性・産業遺産などの視点から解説。グローバルに展開する世界の炭鉱とも比較して、否定的イメージをもたれがちな炭鉱の意義を21世紀によみがえらせる。
 著者紹介:1971年東京都生まれ。中央大学法学部教授。専攻は地域社会学。

『築地市場』

 福地 享子 ほか/著、朝日新聞出版/刊、請求記号:675.5/F,74
 内容:新発掘・未公開写真約400枚でたどる、築地市場の完全年代記。2016年刊「築地市場」に2018年までの2年間を加え、日々の取引、歴史、建物など築地市場のさまざまな表情を、オムニバススタイルでまとめる。
 著者紹介:宮崎県生まれ。婦人画報社の編集者を経てフリーランス。築地市場の文化団体「築地魚市場銀鱗会」事務局長。著書に「築地魚河岸寿司ダネ手帖」など。

3月5日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、3月5日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月12日(火曜日)からです。
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『これからの本の話をしよう』

 萩野 正昭/著、晶文社/刊、請求記号:023/H,13
 内容:画期的な出版プロジェクトに取り組む株式会社ボイジャーの創業者である著者が、25年にわたる先駆的な歩みを振り返りつつ、本と出版の未来に向けて語る。本そのものの魅力、役割、可能性を考える一冊。 
 著者紹介:1946年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。ボイジャー・ジャパン取締役として企画開発にかかわる。著書に「電子書籍奮戦記」など。

『国書がむすぶ外交』

 松方 冬子/著、東京大学出版会/刊、請求記号:220/Ko,53
 内容:日本語世界の「外交」とは? 「国書」と通航証を手がかりに、前近代の「外交」のあり方を日本列島周辺の事例から考察。日明関係における皇帝文書、豊臣期南蛮宛て国書、ラタナコーシン朝シャムのプララーチャサーン等を収録。
 著者紹介:1966年生まれ。東京大学准教授。著書に「オランダ風説書と近世日本」など。

『ハトと日本人』

 大田 眞也/著、弦書房/刊、請求記号:488.4/O,84
 内容:ハトは、平和の象徴として崇められ、伝書鳩として人の暮らしに重宝されてきた半面、食害や糞害をもたらしてきた鳥でもある。キジバト、アオバト、ドバトの生態を写真とともに解説し、ハトと人との関係もたどる。
 著者紹介:1941年熊本市生まれ。長年にわたり、さまざまな野鳥の生態観察と文化誌研究を続けている。日本鳥類保護連盟会員、日本自然保護協会会員、日本鳥学会会員。著書に「猛禽探訪記」など。

『9つの脳の不思議な物語』

 ヘレン・トムスン/著、文藝春秋/刊、請求記号:491.3/Th,7
 内容:これまでの人生の全ての日の出来事を記憶している、自宅のトイレからキッチンに行こうとして迷子になる、色盲なのにカラフルなオーラが見える…。脳の「エラー」がもたらす奇妙な人生から、脳科学の最先端を描く。
 著者紹介:ジャーナリスト。大学で神経学、サイエンスコミュニケーションを学ぶ。『ニュー・サイエンティスト』誌で8年間編集者を務め、その後フリーに。BBCや『ガーディアン』紙等で活躍。

『寄席の底ぢから』

 中村 伸/著、三賢社/刊、請求記号:779.1/N,37
 内容:寄席に行ってみよう! 落語を中心にした「定席」と呼ばれる寄席を取り上げ、事件簿から楽しみ方、歴史までを紹介。上野、新宿など、寄席を育んできた街の歴史もたどる。
 著者紹介:1961年東京生まれ。出版社勤務からフリーランスに。編集者、伝記作家。

2月26日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月26日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、3月5日(火曜日)からです。
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『刀の明治維新』

 尾脇 秀和/著、吉川弘文館/刊、請求記号:210.5/O,93
 内容:「帯刀」=武士の特権という今日の“常識”は、正しいのか。江戸~明治初年、武器からファッション・身分標識・旧弊のシンボルへと移り変わる姿と維新で消えゆくまでを追い、「帯刀」の本当の意味に迫る。
 著者紹介:1983年京都府生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。神戸大学経済経営研究所研究員。著書に「近世京都近郊の村と百姓」がある。

『水族館の文化史』

 溝井 裕一/著、勉誠出版/刊、請求記号:480.7/Mi,93
 内容:古代の養魚池文化から、黎明期の水族館のユニークな展示、第二次世界大戦中の苦難、展示のストーリー化、さらにはヴァーチャル・リアリティ技術とのハイブリッド化まで、古今東西の水族館文化を図版とともに概観する。
 著者紹介:関西大学文学部教授。博士(文学)。専門は西洋文化史、ひとと動物の関係史、ドイツ民間伝承研究。著書に「動物園の文化史」など。

『留守の家から犬が降ってきた』

 ローレル・ブライトマン/著、青土社/刊、請求記号:649/B,71
 内容:PTSDに苦しむ軍用犬、ホームシックになったゴリラ、抜毛症のオウム…。世界中のさまざまな動物の、さまざまな症例から、動物たちの心の病に迫り、動物たちと人間がより良い関係を築くための方法を探る。
 著者紹介:マサチューセッツ工科大学科学史博士。デラウェア大学環境学教授。科学史家、人類学者。『ウォール・ストリートジャーナル』などに寄稿。TEDシニアフェロー。

『ロングヒット商品開発』

 梅澤 伸嘉/著、同文舘出版/刊、請求記号:675.2/U,74
 内容:短命の「ヒット商品」ではなく、消費者の潜在ニーズを発掘したMIP(新市場創造型商品)による「ロングヒット商品」の開発手法と理論を、具体例を提示しながら解説する。チェックリストあり。
 著者紹介:1940年生まれ。愛知学院大学大学院経営学研究科修了。商品企画エンジン(株)代表取締役会長、MIP経営塾塾長。著書に「消費者ニーズ・ハンドブック」など。

『作家のおしごと』

 五木 寛之/著、東京堂出版/刊、請求記号:914.6/I,91
 内容:小説、作詞、コラム、インタビュー、対談、紀行文…。五木寛之が半世紀以上にわたる作家としての歩みを振り返り、こだわりのジャンルと作品を紹介しつつ創作活動への思いを語る。1983年に行われた村上春樹との対談も収録。
 著者紹介:1932年福岡県生まれ。早稲田大学露文科中退。作詞家などを経て小説家。「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞、「青春の門」ほかで吉川英治文学賞、「親鸞」で毎日出版文化賞受賞。菊池寛賞受賞。

2月19日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月19日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月26日(火曜日)からです。
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『偉人たちの生と死のカルテ』

 古井 倫士/著、黎明書房/刊、請求記号:280.4/F,93
 内容:作曲家、映画スター、医学者、野球選手、発明家…。各分野の偉人たちは病とどのように向き合い、どのように人生を全うしたのか? 脳外科医である著者が、残された資料や書物をもとに、偉人たちの身体に現代医学で迫る。 
 著者紹介:1948年愛知県生まれ。脳神経外科医。エッセイスト。著書に「ロマンとアンチロマンの医学の歴史」「読めば楽になる女性のための頭痛の話」など。

『できる人は必ずやっているビジネスマナー&整理術大全』

 リベラル社/編集、リベラル社/刊、請求記号:336.4/D,54
 内容:ミスやムダがない人は「マナー」「整理術」を心得ている! 社会人になったら身につけておきたい基本のビジネスマナーと整理術を、イラスト入りでわかりやすく説明する。

『竹』

 内村 悦三 ほか/著、農山漁村文化協会/刊、請求記号:657.9/Ta,58
 内容:植物としてのタケ、工芸利用をふまえた各種のタケの特徴と利用、タケの栽培管理、タケ利用の歴史、竹ひごのつくり方、籠編み・笊編みの方法などを詳述。岐阜和傘、紀州へら竿、造園・建築材としての利用も取り上げる。
 著者紹介:竹資源フォーラム主宰。

『マーケットでまちを変える』

 鈴木 美央/著、学芸出版社/刊、請求記号:673.7/Su,96
 内容:マーケットで起こる出会い・学び・喜びが地域経済を活性化し、まちの魅力を増すことにつながる! 東京&ロンドンの多数の実例を元に、マーケットがまちに生みだす15の効果と、効果を引きだすアクションについて解説する。
 著者紹介:1983年生まれ。慶應義塾大学に博士号(工学)取得O+Architecture主宰。建築設計、行政のアドバイザー、マーケットの企画・運営、公共空間の研究などを行う。

『スポーツ好きは甲子園とオリンピックから始まった』

 佐塚 元章/著、文芸社/刊、請求記号:783.7/Sa,99
 内容:日本人はなぜ、甲子園とオリンピックが好きなのか? 元NHKアナウンサーでスポーツジャーナリストの著者が、自らの体験を振り返りつつ、甲子園とオリンピックの共通項と、そこに秘められた“魔力”を探る。 
 著者紹介:1951年静岡市生まれ。スポーツジャーナリスト。元NHKアナウサー。法政大学スポーツ健康学部講師(非常勤)、内外情勢調査会講師、東京運動記者クラブ会友などを務める。

2月12日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月12日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月19日(火曜日)からです。
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『どの絵本読んだらいいですか?』

 向井 惇子/著、かもがわ出版/刊、請求記号:019.5/D,85
 内容:数千人もの子育てママから慕われつづけた絵本アドバイザー、向井惇子。そのあたたかくて気さくな、同時に芯のとおった講演の記録。講演時に展示した100冊リスト、東山絵本勉強会で配られた読みものリスト付き。
 著者紹介:1931~2017年。東京・渋谷の書店「童話屋」、横浜の「たまプラーザ童話屋」で読書相談員として約20年働く。その後も絵本アドバイザーとして数多くの講演会や勉強会の講師を務める。

『トヨタの話し合い』

 加藤 裕治/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:336.4/Ka,86
 内容:「相互信頼」をベースにした徹底した議論が、終わりなきカイゼンの原動力であった-。現場の生の声を吸い上げてきた著者が、トヨタ生産方式を支える「トヨタの話し合い」の実態とノウハウを解き明かす。
 著者紹介:1951年愛知県生まれ。名城大学法科大学院卒業。トヨタ自動車工業などを経て自動車総連顧問。ラヴィエ法律事務所に所属。著書に「弁護士をめざして56歳からの挑戦」がある。

『不自然な宇宙』

 須藤 靖/著、講談社/刊、請求記号:443.9/Su,84
 内容:なぜ地球はこの場所にあるのか? 我々の宇宙は唯一の存在なのか? 最新物理学の観測事実に基づいた「マルチバース」と「人間原理」を、宇宙論研究者が徹底解説する。2017年に東京大学で行った講義をもとにした書。
 著者紹介:1958年高知県生まれ。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。同大学大学院理学系研究科物理学専攻教授。著書に「一般相対論入門」など。

『大空への夢』

 鈴木 和幸/編、大月書店/刊、請求記号:778.2/Su,96
 内容:少年時代に志した飛行機乗りの夢を胸に抱き、さまざまな試練や挫折を乗り越え、新たな撮影技法を生み出した円谷英二。さらなる高みを求めて飛翔しつづけた「特撮の神様」の歩みをたどり、その実像に迫る。
 著者紹介:1959年福島生まれ。株式会社セルクル代表取締役、NPO法人クリーニング・カスタマーズサポート代表。著書に「翔びつづける紙飛行機」「特撮の神様と呼ばれた男」など。

『まなざしが出会う場所へ』

 渋谷 敦志/著、新泉社/刊、請求記号:916/Sh,23
 内容:どうして見つめ返すのか。困難を生きる人びとの眼を…。紛争や災害の現場を取材し、困難を生きる人びととわかりあえないことに苦悩しつつ、「共にいられる世界」を切実に求めて旅する著者が自らに問うルポルタージュ。 
 著者紹介:1975年大阪府生まれ。英国London College of Printing卒。写真家、フォトジャーナリスト。日本写真家協会展金賞など受賞。著書に「希望のダンス」など。

2月5日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
 毎週火曜日は、新着図書の配架日です。本日は、2月5日(火曜日)の新着図書の中からおすすめの本を紹介します。インターネット予約・貸出は、2月12日(火曜日)からです。
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『吉田松陰190歳』

 一坂 太郎/著、青志社/刊、請求記号:289.1/Y,86
 内容:殉国・愛国教育の“神さま”から、突然、工学教育の祖にされた吉田松陰。いつの時代でも忘れ去られなかった松陰が産声をあげてから約190年の軌跡を辿り、さんざん政治に利用された「松陰ブランド」のタブーに切り込む
 著者紹介:昭和41年兵庫県生まれ。大正大学文学部史学科卒業。国際日本文化研究センター共同研究員。萩博物館特別学芸員。著書に「久坂玄瑞」「語り継がれた西郷どん」「フカサクを観よ」など。

『福岡市を経営する』

 高島 宗一郎/著、ダイヤモンド社/刊、請求記号:318.2/Ta,54
 内容:福岡を「最強都市」にした弱者の戦略とは? アナウンサーから史上最年少・36歳で福岡市長に当選した著者が、選挙のリアル、リーダーシップ、SNSの活かし方、市民一人ひとりの意識改革、自分の命の使い方について綴る。
 著者紹介:1974年大分県生まれ。大学卒業後、アナウンサーを経て福岡市長。

『日本の伝説』

 藤沢 衛彦/著、河出書房新社/刊、請求記号:388.1/F,66
 内容:日本全国に伝わる伝説424話を、都道府県ごとに網羅。貴重な図版や、うんちく豊かな解説も掲載する。<江戸東京>は、「浅草観音由来」「笠森おせん」「番町皿屋敷」「八百屋お七」など全26話を収録。
 著者紹介:1885~1967年。民俗学者、風俗史家。伝説研究の第一人者。日本伝説学会の設立者、日本児童文学者協会会長、元明治大学教授。著書に「日本刑罰風俗史」など。

『クレイジーで行こう!』

 加藤 崇/編、日経BP社/刊、請求記号:518.1/Ka,86
 内容:グーグルにロボットベンチャーを売った男は今、アメリカで「水道管」を戦場に新たな勝負に挑んでいる。老朽化が深刻なインフラ保全は急務で、市場規模は100兆円-。起業家・加藤崇の悪戦苦闘と試行錯誤と情熱の記録。
 著者紹介:1978年生まれ。早稲田大学理工学部(応用物理学科)卒業。Fracta,Inc.CEO。著書に「未来を切り拓くための5ステップ」「無敵の仕事術」がある。

『わが陶器造り』

 富本 憲吉 ほか/著、里文出版/刊、請求記号:751.1/To,54
 内容:第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)の富本憲吉が、陶芸家を目指す学生に向けて残した未完の指南書。作陶から焼成、販売までのノウハウを、当時のガリ版刷りそのままの形で収める。本体は背表紙なし糸綴じ。 
 著者紹介:陶芸家。1955年初代の重要無形文化財保持者に認定。61年文化勲章を受章。

1月29日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『海と陸をつなぐ進化論』

 須藤 斎/著、講談社/刊、請求記号:467.5/Su,14
 内容:「地球」という舞台の上で、複雑につながりあう生物たち。いったい彼らはどのような影響をおよぼしあってきたのか? 気鋭の若手研究者が、地球規模の環境変動から壮大な生命史を読み解く。 
 著者紹介:1976年生まれ。筑波大学大学院地球科学研究科博士課程修了。名古屋大学大学院環境学研究科地球環境科学専攻准教授。「0.1ミリのタイムマシン」で産経児童出版文化賞大賞受賞。

『人類との遭遇』

 イ サンヒ ほか/著、早川書房/刊、請求記号:469.2/I,11
 内容:原始人は人食い人種だった? 農業はヒトにとって害のほうが大きい発明だった? ヒトだけがなぜ長寿になった? ヒトの起源を探求する古人類学を、予備知識のない読者を想定してやさしく解説した入門書。
 著者紹介:カリフォルニア大学リバーサイド校人類学教授、人文学・芸術・社会科学学部副学部長。

『和の菓子』

 高岡 一弥 ほか/著、パイインターナショナル/刊、請求記号:588.3/W,37
 内容:日本には、各季各月どんな和の菓子があるのか。11月から始まる茶の暦に従い、新年・新春にちなんだ菓子、雛菓子や桜にちなんだ華やかな菓子、夏の涼しげな菓子など、美しい写真と解説を添えて紹介する。
 著者紹介:1945年京都府生まれ。アートディレクター。大阪芸術大学教授。「千年」で講談社出版文化賞受賞。

『日本料理はなぜ世界でいちばんなのか』

 渡辺 康博/編、あさ出版/刊、請求記号:673.9/W,46
 内容:師匠と弟子の絶対的な関係、板場の厳しい修業と熱い仲間意識…。全国36店で流れ板を経験し、吉兆で指導者として活躍した著者が、「日本料理」という文化・芸術の奥深さとその凄さを伝える。
 著者紹介:1968年福岡市生まれ。株式会社春義代表取締役社長(兼・統括総料理長)。西日本佐藤調理師会参与。経営者・料理長のかたわら、大学での講演、料理人・料理長向け講座の講師としても活動。

『ジャポニスム』

 宮崎 克己/著、講談社/刊、請求記号:702.3/Mi,88
 内容:19世紀に西洋を熱狂の渦に巻き込んだ日本ブームが、モダンな感性を生み出した。モネやゴッホといった著名な芸術家だけでなく、社会的な広がりの中でジャポニスムを考察。近代の美意識の源流として、日本の存在を位置づける。
 著者紹介:1952年生まれ。東京大学、パリ第4大学大学院などで美術史を学ぶ。ブリヂストン美術館副館長などを経て、昭和音楽大学教授。専門は美術史、文化交流史。著書に「ルノワール」など。

1月22日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『さよなら、仏教』

 高橋 卓志/著、亜紀書房/刊、請求記号:180.4/Ta,33
 内容:42年間、坊さんのふりをしたまま、言い訳を続けてきた-。元神宮寺住職が、形式的ではない言葉で人生を終えた人々を送りたいという想いから、本当の事が云える場所への到達を目指し、再誕の旅に出ようと決意するまでを語る。
 著者紹介:1948年長野県生まれ。龍谷大学文学部卒。元神宮寺住職。NPO法人ライフデザインセンター理事、龍谷大学客員教授。著書に「寺よ、変われ」「チェルノブイリの子どもたち」など。

『犬であるとはどういうことか』

 アレクサンドラ・ホロウィッツ/著、白揚社/刊、請求記号:489.5/H,89
 内容:犬があなたの体に鼻を寄せたとき、いったい何を嗅ぎ、何に気づいているのか? 犬の認知行動の権威である著者が、ユニークな観察をとおして、匂いで世界を知ること=「犬であること」を明らかにする。 
 著者紹介:カリフォルニア大学サンディエゴ校で博士号を取得。コロンビア大学バーナード・カレッジで教鞭をとるかたわら、犬の認知研究室を主宰し研究を行っている。著書に「犬から見た世界」がある。

『隠れたキーマンを探せ!』

 ブレント・アダムソンほか/著、実業之日本社/刊、請求記号:673.3/A,16
 内容:「大企業との、利益率の高い契約」を獲得するためのアプローチを「モビライザー」と「コマーシャルインサイト」というキーワードを中心に解説する。「チャレンジャー・セールス・モデル」続編。 
 著者紹介:CEBのセールス&マーケティング・プラクティスのプリンシパル・エゼクティブ・アドバイザー。

『うつ病とサッカー』

 ロナルド・レング/編、ソル・メディア/刊、請求記号:783.4/R,27
 内容:サッカーの元ドイツ代表GKロベルト・エンケ。模範的なエリートアスリートであり、成功の絶頂にいた彼はなぜ自ら命を絶ったのか? ロベルトの残した日記をもとに、彼の生涯と知られざるうつとの闘いを描く。
 著者紹介:1970年フランクフルト生まれ。スポーツジャーナリスト、作家。エンケと友情を築いたバルセロナに10年間滞在。ドイツ年間最高のルポルタージュに与えられる賞を8度受賞。

『忘れるが勝ち!』

 外山 滋比古/著、春陽堂書店/刊、請求記号:914.6/To,79
 内容:忘れる頭は、いい頭である-。95年、忘れることで生きてきた外山滋比古が、前向きに生きるためのヒントをつづる。頭の中のよけいなゴミをだして、人生を有意義に生きる知恵が満載。 
 著者紹介:1923年愛知県生まれ。東京文理科大学英文学科卒業。英文学者文学博士、評論家、エッセイスト。お茶の水女子大学名誉教授。著書に「思考の整理学」など。

1月15日の新着図書からおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『若い読者のための哲学史』

 ナイジェル・ウォーバートン/著、すばる舎/刊、請求記号:130.2/W,37
 内容:自由と精神を議論した古代から、今の時代を悩ませる、哲学的・倫理的な問いをするピーター・シンガーまで。西洋哲学史における偉大な思想家たちの世界と、最良の生き方についてのアイデアを案内する。
 著者紹介:イギリスの哲学者。哲学に関するポッドキャストを配信、統合的な哲学のウェブサイトも運営。英国立近現代美術館「テート・モダン」で現代の芸術と哲学に関するコースを教える。

『地球一やさしい宇宙の話』

 吉田 直紀/著、小学館/刊、請求記号:440.4/Y,86
 内容:宇宙はビッグバンで生まれたのではない! 月がなくなると地球の一日は8時間に! 気鋭の宇宙物理学者が、月や太陽系から宇宙の起源、ブラックホールに関する話題まで、最先端情報を文系人間にもわかるようにやさしく解説。 
 著者紹介:1973年千葉県生まれ。マックスプランク宇宙物理学研究所博士課程修了。東京大学大学院理学系研究科教授兼カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員。著書に「宇宙137億年解読」など。

『俳画のすすめ』

 豊島 宗七/著、秀作社出版/刊、請求記号:721.7/To,92
 内容:現代俳画家の第一人者、直原玉青、藪本積穂、岩崎巴人の三画伯との交友、薫陶をうける中で研究した俳画の魅力と楽しみを、歴史を辿りながら平易に説く。 
 著者紹介:1934年愛知県生まれ。東京外国語大学中退。秀作社グループ代表。全国水墨画普及協会、全国俳画普及協会を創設、同会長。『俳画歳時記』『水墨画年鑑』主宰。著書に「水墨画のすすめ」など。

『クロースアップ・マジックコレクション』

 カズ・カタヤマ/編、東京堂出版/刊、請求記号:779.3/Ku,77
 内容:現代俳画家の第一人者、直原玉青、藪本積穂、岩崎巴人の三画伯との交友、薫陶をうける中で研究した俳画の魅力と楽しみを、歴史を辿りながら平易に説く。 
 著者紹介:1934年愛知県生まれ。東京外国語大学中退。秀作社グループ代表。全国水墨画普及協会、全国俳画普及協会を創設、同会長。『俳画歳時記』『水墨画年鑑』主宰。著書に「水墨画のすすめ」など。

『「プロレス」という文化』

 岡村 正史/著、ミネルヴァ書房/刊、請求記号:788.2/O,43
 内容:プロレスとはいったい何か。なぜファンは熱狂するのか。スポーツ社会学、ロラン・バルトのテキストなど様々な方法論でプロレスの現状を読み解き、知られざるワンダーランドの深奥に迫る。力道山のプロレスが持つ意味も解明。
 著者紹介:1954年三重県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。プロレス文化研究会代表。「力道山と日本人」で橋本峰雄賞を受賞。

1月8日(火曜日)のおすすめの五冊


新着図書からおすすめの5冊

 
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『最後の読書』

 津野 海太郎/著、新潮社/刊、請求記号:019/Ts,81
 内容:80代になると、本の読み方味わい方は深くなる。筋金入りの読書家が、老いてこそわかった読書の醍醐味を綴る。「蔵書との別れ」「いつしか傘寿の読書日記」など17編を収録。『Webでも考える人』連載を単行本化。
 著者紹介:1938年福岡生まれ。早稲田大学卒業。評論家。「滑稽な巨人」で新田次郎文学賞、「ジェローム・ロビンスが死んだ」で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。他の著書に「花森安治伝」など。

『明治維新の「噓」を見破るブックガイド』

 田中 聡/著、河出書房新社/刊、請求記号:210.61/Ta,84
 内容:明治維新は近代日本の偉業か? テロリストたちのクーデターだったのか? いま、明治維新像が見直されている。古典から最新の名著まで、明治維新の全貌を把握するための必読書を紹介する。
 著者紹介:1962年富山県生まれ。著述業。著書に「健康法と癒しの社会史」「江戸の妖怪事件簿」「電気は誰のものか」など。

『陰陽五行でわかる日本のならわし』

 長田 なお/著、淡交社/刊、請求記号:382.1/O,72
 内容:なぜ神社の狛犬は左右一対なのか。なぜ八十八夜に新茶を摘むのか-。現在の生活の中でも色褪せることなく生き続けている陰陽五行について、身近な例を引きながら、わかりやすくその考え方をひも解く。 
 著者紹介:学生時代から古典籍を研究。学校の講師や企業の企画、テレビや雑誌などを通して日本の伝統文化を伝える活動を展開。著書に「懐紙で包む、まごころを贈る」など。

『牡蠣の歴史』

 キャロライン・ティリー/著、原書房/刊、請求記号:664.7/Ti,4
 内容:有史以前から食べられ、2千年以上前から養殖もされてきた牡蠣の歴史を紹介。古今東西の牡蠣料理、牡蠣の保護、「世界の牡蠣産業の救世主」である日本の牡蠣についてもふれる。レシピ、牡蠣の保存法と殻の開け方も収録。
 著者紹介:食物史家。芸術家。20年間にわたって食品をモチーフにした装飾品や芸術作品を作り続けてきた。全米調理師協会が認定する最高位のマスターシェフの資格も持つ。

『作家と楽しむ古典』

 古川 日出男/著、河出書房新社/刊、請求記号:910.2/F,93
 内容:「平家物語」とそこに連なる中世の名作を、作家たちが読み訳す。池澤夏樹個人編集の「日本文学全集」で新訳を手掛けた作家たちによる古典案内、第4弾。2017年から2018年にかけて開催された連続講義を元に書籍化。
 著者紹介:1966年福島県生まれ。「アラビアの夜の種族」で日本推理作家協会賞等受賞。