2021年6月の記事一覧

6月29日の新着図書から


貸出と予約の開始は6月29日(火曜日)
インターネット予約の開始は7月4日(火曜日)です。
※参考図書は貸出・予約できません。
 
『戦国合戦図屛風の歴史学』
高橋 修/著
勉誠出版
 「戦国合戦図屛風」はなぜ作られたのか? 「川中島合戦図屛風」「関ケ原合戦図屛風」など、主要作品20数点を歴史学の視点から読み解き、図像的特徴や成立背景、写本の普及と合戦像の定着、後世の評価について明らかにする。佐賀県関係では、鍋島報效会が所蔵している蔚山合戦図屏風について紹介されている。  
請求番号:210.47/TA,33
 
    
 
『『名将言行録』に学ぶリーダー哲学』
川崎 享/著
東洋経済新報社
 戦国時代のリーダーは何を語り、如何に振る舞ったのか。日本を代表する名将の言行を収録した逸話集「名将言行録」。そのなかから激変の時代を生きる現代人の学ぶべき逸話を精選し、コンパクトに解説する。佐賀県関係では、龍造寺隆信と鍋島直茂の言葉が紹介されている。
請求番号:281/KA97


 
『医歯薬学系博物館事典』
落合 知子/編
雄山閣
 全国の医学系・歯学系・薬学系の博物館と薬用植物園、212館園を取り上げる。基本情報と沿革、展示の概要と収蔵資料・研究の特色・教育活動などを詳説。医歯薬学系博物館・薬用植物園の意義・課題についての論考も収録。佐賀県関係では、佐賀市の佐野常民記念館、佐賀市徐福長寿館・薬用植物園や鳥栖市の中冨記念くすり博物館などが紹介されている。
請求番号:490.6/I,83 (参考書)
 
    
      
『全国未成線徹底検証 国鉄編』
川島 令三/著
天夢人 山と溪谷社(発売)
 全国には、計画されながらも実現することなく、幻となった路線が数多くある。未成線研究の第一人者が、国鉄の未成線を取り上げ、現地を綿密に取材。さらに鉄道敷設法や弾丸列車構想を検証し、未完に終わった経緯を追う。佐賀県関係では、唐津ー呼子ー伊万里をつなぐ路線や現在の筑肥線や甘木鉄道の路線が紹介されている。    
請求番号:686.2/KA,97



6月22日の新着図書から


       貸出と予約の開始は6月22日(火曜日)
インターネット予約の開始は6月29日(火曜日)です。
 
『世界の中の近代日本と東アジア 対外政策と認識の形成』
大日方 純夫/著
吉川弘文館
 近代日本が台湾・朝鮮を植民地化した過程を、対外政策と認識を中心に解明。自由民権運動・朝鮮支配をエジプトのオラービー運動とイギリスによる支配に重ねながら、東アジアの動向を読み解き、世界の中に日本を位置づける。佐賀県関係では、副島種臣の台湾出兵時の外交などが記されている。
請求番号:319.1/O,14
 
    
 
『大学入試の公平性・公正性』
西郡 大/編
金子書房
 大学入試の公平性・公正性を議論する重要なフレームを提示。英語民間試験活用の問題、主体性の評価の問題、新型コロナウイルスの対応の問題など、受験当事者の納得性を高め、受容される入試の在り方と方法について考察する。編者の西郡大氏は、佐賀大学アドミッションセンター教授。
請求番号:376.8/D,16

 
『海を渡った日本と皇室の文化 英国王室秘蔵の名品でたどる
レイチェル・ピート/責任 編集
 ニコル・クーリッジ・ルマニエール/日本語版監修 藤永 二美/訳 楠井 映子/訳
便利堂
 2022-23年に英国で開催予定の展覧会「Japan:Courts and Culture」の日本語版図録。3世紀にわたる英国と日本との交流の歴史を、英国王室に秘蔵された皇室からの贈呈品等を通して明らかにする。佐賀県関係では、有田焼が紹介されている。
請求番号:L/708.7/U,74
 
    

6月15日の新着図書から


       貸出と予約の開始は6月15日(火曜日)
インターネット予約の開始は6月22日(火曜日)です。
 
『説の外資トップが感動した「葉隠」の箴言』
新 将命/著
致知出版社
 組織の中で自分を活かして働くための「活私奉公」の知恵を記した指南書「葉隠」の原文とその現代語訳、解説文を収録。マネジメントやリーダーシップ、部下育成など、現代ビジネス社会にも通用する古典名著の教えを伝える。
請求番号:159.4/A,94
 
    
 
『JR路線大全 10』
「旅と鉄道」編集部/編
天夢人 山と溪谷社(発売)
 JRの重要幹線と周辺の路線や駅、車両を豊富な写真とともに詳しく解説。10は、鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、九州新幹線などを取り上げる。データ:2021年4月現在。『鉄道ペディア』掲載を書籍化。佐賀県関係では、長崎本線や唐津線、筑肥線などが紹介されている。
請求番号:686.2/J,31/10

 
『なぜ秀吉は
門井 慶喜/著
毎日新聞出版
 朝鮮出兵は歴史的快挙か、天下の愚策か-。わずか6年半だけの主都となった名護屋を舞台に繰り広げられた、天下人・秀吉の最期の仕事と人間ドラマを描く。『サンデー毎日』連載に加筆修正して単行本化。
請求番号:F/KA,14
 
    

6月8日の新着図書から


       参考図書のため館内でご利用ください。
 
『国絵図読解事典』
小野寺 淳/編 平井 松午/編
創元社
 徳川幕府が江戸時代を通して、全国諸大名に何度も作成・提出を命じた、巨大な極秘地図・国絵図。多様な国絵図の編成・作成過程を関連文書を織り交ぜて解説し、表現上の特徴や同時代の古地図・絵図との関連性も論じる。佐賀県関係では、県立図書館所蔵の絵図が数点掲載されている。

291.03/KU,43

    

6月1日の新着図書から



       貸出と予約の開始は6月1日(火曜日)
インターネット予約の開始は6月8日(火曜日)です。
 
『日本の図書館建築 建築からプロジェクトへ』
五十嵐 太郎/編 李 明喜/編
勉誠出版
日本の公共図書館は、「箱モノ」からコミュニケーション等を重視した「有機的なモノ」へと変化を遂げている。このような変化はいつごろから見られるようになってきたのか。建築デザインの視点から戦後日本の公共図書館を辿る。佐賀県関係では、佐賀県立図書館や伊万里市民図書館、武雄市図書館・歴史資料館が紹介されている。
請求番号:012/N,77
 
    
 
『鷹狩の日本史』
福田 千鶴/編 武井 弘一/編
勉誠出版
 5世紀の古墳時代から江戸幕府瓦解の19世紀後半に至るまで、鷹狩は権力と深く結びつきながら連綿と続けられてきた。日本史を貫く重要な要素でありながら、等閑視されてきた鷹狩の歴史を紐解く。佐賀県関係では、鍋島勝茂と鷹狩りについて記載されている。
請求番号:787.6/TA,29

 
『和歌史の中世から近世へ
浅田 徹/編 小川 剛生/編 兼築 信行/編 神作 研一/編
花鳥社
 院政期から近代まで、和歌史研究を軸としつつ、その周辺領域を射程に収めた和歌史論集。国文学者・松野陽一にゆかりのある研究者らによる書き下ろし論考全28編を収録する。執筆者の一人である大谷俊太氏は佐賀県出身。 
請求番号:911.14/W,26